「従わせるには骨の折れる奴を、雄の誇り高い奴を、責め抜いて、じっくり仕込んで俺のオンナにするのが好きなんだ」
十二月の遅い日の出を迎えても、ダグラスはパトリックの尻を執拗に突き、ベッドを軋ませていた。力強いダグラスの体臭に、身も心もとろかされて、パトリックとの関係が甘やかなものになってしまったことが、ダグラスは気に入らない。
「今晩は趣向を変えるぞ」ハンサムで上質なカウボーイを縛り上げ、目隠しするや、ダグラスは、「立派に勃起した肉棒は、しょんべんをしたくてもう我慢できねえはずだ」と、嫌がるパトリックに、ベッドの上での粗相を強制し!?
最高にいやらしい行為を目の当たりにし、ダグラスのでかい玉袋は、期待に弾むように、揺れる。
★塔栄のりこがお薦めするゲイ小説とは……謎の同人作家の秘密に迫る、≪禁断インタビューその二≫付。