シリーズ2巻目。登場人物達の過去が徐々に明らかになってきています。
親子間の根深い確執や医療モラルの問題なども絡んでかなり重い展開になっていますが、青臭くも一生懸命な坂下が愛おしく思いきり肩入れしながら読んでしまいました。私が当事者となっ
たら、医術に長けた心無い医者と、技術は多少拙くても心に寄り添ってくれる医者、どちらに主治医になって欲しいと思うのかな・・・?なんて考えてしまった。まだ班目兄弟の確執や、医者を辞めるに至った契機も不明だし、双葉の過去も相当深そう。次も目が離せない。
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