ライトノベル

1巻完結

恋情の雨音

水原とほるヤマダサクラコ

（4.5）投稿数2件

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作品内容

田舎でひっそり暮らす貴文は、普段は秘密にしている特殊な能力で東京の刑事・大瀧の捜査に協力していた。いつも突然現れ、翌日には東京に戻っていく大瀧。いつしか体の関係を持つようになった二人だが、恋人になったわけではなく微妙な距離感を保ったままで――。でも、大瀧が帰る日には貴文の気持ちを映したかのように必ず雨が降っていて……。【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

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恋情の雨音

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

BL小説

出版社

：幻冬舎コミックス

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2015年6月5日

ファイルサイズ

： 0.9MB

ISBN

：

9784344833760

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

恋情の雨音のレビュー

平均評価：4.5 2件のレビューをみる

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高評価レビュー

黒鯉さん

(－/50代) 総レビュー数：730件

しっとりしてます

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 作品紹介にある通り、特殊能力を持つ貴文は未解決事件の手助けをする際に刑事の大瀧と身体の関係を持つということを何年も続けています。貴文はこの関係にどう折り合いをつけたらいいのか計りかねているのですが、大瀧が東京に帰るたびに降る雨は雄弁でしたね。まるで「帰したくない」「帰りたくない」という2人の気持ちが表われてるかのようで。そんな遣らずの雨が切なさを際立たせているしっとりした作品でした。
不器用でそれぞれ異なった影を持つ2人の男性が、自身の気持ちに気付きお互いを求めていく様子は丁寧に描かれていて良かったです。ただ、後半の貴文に降りかかる魔物の存在がちょっとやり過ぎ感があったので星減らしちゃいました。すみません。