「ピュア可愛いショタ攻め×攻めを溺愛するエロエロ筋肉美お兄さん受け」っていう設定自体がもう美味しいんですが、この話のスゴイところはバランス感覚が非常にいいこと!
年の差らしく基本的には受けのお兄さんが精神的にリードしてる感じがするのですが
、エッチの時や「ここは譲れない!」っていう時には攻めが全力で攻めていって(?)、受けが恍惚としながら喜んで屈服してるのが、もう、もう…っ!たまらなくいい!!
あと、ストーリーパートとエロパートの配分のバランスもとってもよく痒いところに手が届く感じです。
受けお兄さんが己の欲望と攻めショタの生存ルートの為に若干倫理観をかなぐり捨てていて、それを攻めショタがワタワタしながら押しとどめてる…と見せかけて、実は、攻めショタの方が「受けお兄さん以外がどうなろうと実際どうでもいい」と心の底から思っているのもいい!
倫理観が一切ないように見えて実は譲れないものがハッキリしているだけの任侠受けお兄さんと、情に厚くて優しそうに見せかけて実は受けお兄さん以外はどうなろうと心が痛まないThe魔王様思考の攻めショタ。こんな感じで表層と深層があり、そしてこれらが見え隠れするその塩梅もたまりません。これがギャップ萌えというやつですか?ご馳走様です。
作者様の手のひらの上でコロコロされて毎度毎度、律儀に心臓を鷲掴みにされて悶えてます。
攻めショタと受けお兄さんの体格差がかなりあるので、普段マッチョ受けを読まない方は最初、躊躇されるかもしれませんが、心配ご無用です。
わかりやすいようにマッチョ受けという単語を使いましたが、冒頭で書いたように「筋肉美」という単語の方が個人的には的確かと思ってます。
無駄の無い筋肉というか…。体格はいいはずなのに何故かお兄さんにはムンムンとした色気があるのです。ムチムチの胸板・8つに割れた腹筋の上半身と、キュッと細い腰・体格からすると小さいお尻の下半身の、この絶妙なバランスが為せる技なのかも知れません。
どこをとってもバランスがスゴく良く取れているので、好きジャンルドンピシャの方はもちろん、普段の好きジャンルとは合わない方でも楽しめる作品だと思います!
是非、単話で3話くらいまで見てみてください!絶対ハマります笑
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