久しぶりに本作を思い出してレビューします。
もっとたくさんの人に知ってほしいです。
今までの中で一番好きな小説で、何度も読み込んだ小説でもあります。
全巻通して、自分自身も心がすり減っていきますが、それが主人公のキーリの心でもあり
ます。
キーリ自身もこの世の中が好きになれない中、出会ったかけがえのない人(ヒト)たちと共にし、辛いながらも楽しいときを過ごします。
世界観とメインキャラの立ち位置的に、悲しい物語にはなるものの、それでも、希望を持って進んでいく姿に涙がこぼれていきます。
暗い闇の中でも、どこかに光があると感じさせるような作品です。
世界観を少しだけ見てみたいという場合はコミカライズ版があるのでそちらもおすすめです。原作をそのまま漫画にしたといっても過言ではないぐらいとても分かりやすく、とても綺麗に描かれています。
小説の一巻部分の話になり、漫画から先、彼女彼らの物語を読みたいと思った場合はぜひ原作の小説を読んでみてください。
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