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1巻配信中

隣人は恋人のはじまり【イラスト付】

月村奎木下けい子

（4.4）投稿数38件

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作品内容

潔癖、偏屈、偏食で意固地な経理部会計主任の堂島蛍がこの世で一番愛するものは、静寂と清潔だ。人に好かれたいと思ったことはないし、恋愛とか結婚とか、わずらわしいことは人生から排除している。だから、今はとても幸せだ。……幸せな状態のはずだ。そのはずなのに、なぜか胸がざわざわして、蝶のつがいにさえいらついてしまう。そんなある夜、酔っぱらった蛍は勢いで恋人代行業の便利屋に電話してしまう。現れたのは、清潔な匂いのするハンサムな男だったけど!?　　【『眠り王子にキスを』の宮村さん＆篤史のショートストーリー『その後の眠り王子』も同時収録★】

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隣人は恋人のはじまり【イラスト付】

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

BL小説

作品タグ

：便利屋 / 王子 / 仲が良い / 受けが可愛い

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：大洋図書

雑誌・レーベル

： SHY NOVELS

シリーズ

：いつも王子様がシリーズ

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2016年4月1日

ファイルサイズ

： 6.9MB

ISBN

：

4813012981

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

隣人は恋人のはじまり【イラスト付】のレビュー

平均評価：4.4 38件のレビューをみる

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高評価レビュー

ＴＪＫさん

(女性/50代) 総レビュー数：1523件

捻くれ者の救済ストーリー（ラブコメ風）

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ三作目。一作目のCPは名前だけ、二作目の篤史も本編では名前だけ、宮村は蛍と同期という事でちょいちょい登場します。そしてラストに二作目の後日談SSがありました。
今回のCPは、メイン（蛍）にしろサブ（小野）にしろ、自己主張＆個性が激しめで際立っているので、好みが分かれるのではないでしょうか。私は、（性格が悪いのとは違う）捻くれ者は嫌いではなくて、寧ろそういう子の救済ストーリーは好きなので、とっても良かったです。しかもコメディタッチなので、多少暗さのある内容も落ち込みすぎず読めました。
人によってはマイナス要素になりかねない蛍の偏屈さも、逆に私はツボってしまい面白かったです。自分の言動が元でいちいち強烈なブーメランをくらう姿が楽しくて、つい構いたくなる小野の気持ちが分かる気がしました。
ここまで明確に誰から見ても…な、破れ鍋に綴じ蓋・デコボココンビも珍しく、蛍がどんな辛辣なことを言っても究極のポジティブさで返してくる小野とのやり取りが、お笑い番組を見ているようで楽しかったです。
SSの宮村と篤史の後日談で、本編では深海くらい深く光の届かない場所に居るようだった篤史が、深いながらも光の届く所まで浮上してきたような様子で、愛される自覚と自信を持てたようで安心しました。

4件

2024年8月3日

haru さん

(女性/40代) 総レビュー数：261件

面白かった！

シリーズ三作目。表題作はこれだけでも全く問題なく読めましたが、前作『眠り王子にキスを』の攻めの宮村がちょいちょい絡んでくるので(蛍の一番仲がいい同期が宮村という設定)、後日談的楽しみが増えるという意味では前作を読んでからのが良いかもです。表題作の後に前作CPのSS(表題作中のSSにあたる宮村×篤史)も収録されていますし。で、表題作の内容ですが、面白かった…！前作の雰囲気を引き継いでいるのかと思いきや、いい意味で違いました。受けである主人公が、その生育環境によって一人で生きていくことを決めて日々過ごしているというスタートは同じなんですけど、生育環境の問題点もそもそもの性格も故に生き方も全然違って、前作はもらい泣き系でしたが、本作はクスっと笑ってしまうところが何ヵ所もありました。蛍は自分のことを性格が悪いと思ってますけど、あんなに自己分析をきちんとできる人もそうはいないよなと感心するし、なんだかんだ根はいい奴。個人的にはダーク蛍も含めてわりと共感できたんで楽しかった。この作者さんは文章とか言葉とか、センスがあって好きです。萌えたとかキュンキュンしたとかよりは、面白しろかったわー、っていう作品でした。

3件

2018年8月25日

lviv さん

(－/－) 総レビュー数：3172件

3作目。1人ツッコミが楽しい（笑）。

（小説、1冊だけで読めます。おまけ小説：前作眠り王子の2人の話付）

スピンオフ連作作品。
話の内容はほとんど被ってないのでどれも各1冊ずつで読めるシリーズ。
＜1いつも王子様が（コミック）→2眠り王子にキスを（小説）→3隣人は恋人のはじまり（小説）＞

2人とも初登場ですが、前作眠り王子の宮村さんがちょこっと登場します。
おまけショートはその登場の後日談。
（前作の2人とはいえ話の内容は本作での話の内容を受けているので、これ1冊だけで読んでもそんなに違和感ないです。）

なかなかキャラがバラエティに富んだシリーズ。
今回はまぁ自己完結型というか、人嫌いで可愛い気のなさすぎるところが、楽しいというか可愛いというか（笑）。
心の内での1人ツッコミが、超ウケル（笑）！
余裕あるイケメンとの凸凹会話が最高に楽しいです。

もっとその先の、主人公のデレデレに甘やかされてる話も読みたかったなぁ！

5件

2017年11月10日

MW さん

(女性/－) 総レビュー数：3281件

コラボシリーズ3作ラスト

BL小説。「いつも王子様が」(原作月村先生、作画木下けい子先生の漫画、月村先生の書き下ろし小説短編収録)→「眠り王子にキスを」(小説、挿し絵木下先生、木下先生の描き下ろし漫画収録)→「隣人は恋人のはじまり」(小説、挿し絵木下先生、眠り王子〜CPの番外編短編小説収録)の順番で読みました。

この作品のCPは受けくんにかなりクセがあって、自他共に認める我が儘で意固地で偏屈な付き合い辛いリーマンくんなんだけど、それを受け流して好きだと言ってくれる隣人の彼、絶対逃しちゃダメよね。前作の王子宮村くんが同僚として登場してけっこう重要な役割するので、前作読んでおくとより楽しめますよ。

9件

2024年4月15日

はりさん

(女性/20代) 総レビュー数：69件

ツン受け好きにはたまりません

デレがほぼないツンデレが好きなので、どこまでも素直になれない攻防がドストライクでした！「恋する暴君/高永ひなこ」のような印象があるので、その作品好きな方は気にあるかもしれません。
受けのビジュアル(サラリーマン、スーツ)や卑屈な性格、羞恥するところまでセットで最高でした！
前作を読んでいないのと好みではないので、後半の別CP小話は特に……という感じですが、メインは前半なので十分楽しめました。

0件

2020年3月4日