伏線が練り込まれていく最初の方はスロースタートでしたが、中盤からぐんぐんと面白くなりました。点と点が見え、この人が絶対に犯人だと思える人物が出てきても薄い色の点でしか無く、どのように線が繋がるのかが全く判らなかったです。登場人物それぞれの人
間関係も絡み合い複雑に入り組んだ感情もとても良かったです。人はそんなに単純では無く、色々な面を一度に持てる生き物なのでしょう。全ての始まりは10年前。それから数々の事件が起こり結び付きますが、その一番最初が問題であり、それはこのお話しのメインとなった事件も同じです。練は元々ああいう人だったのか、それともそうなってしまったのか、答えは後者です。大きな闇がまだ謎のまま残ってます。続編で真相が解明されるのでしょうか?
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