726ページ。挿絵無し。昼メロのような、怒涛の展開ですが、ちょっと珍しいのは、ヒロインだけでなくヒーローにもそれが容赦なくおそいかかってくるところでしょうか。
まあ、次から次へといろいろなことが起きますが、ドアマットヒロインって感じになら
ないのは、ヒーローの方が不憫になってくるからです。あと、一言があれば!ってシーンも、ヒーローの生い立ちを考えれば出てこないのは仕方ないな、って、イライラせずに読めました。ボリュームたっぷりで、感情の揺さぶりが大きいので、読後に疲労感があるほどです。
ヒーローの従兄弟たちの変化が地味に好きです。
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