(小説、2冊で1つの話)
愛の巣(虫)シリーズ6組目の話。
<1愛の巣へ落ちろ→2蜜に酔え→3裁きを受けろ→4罠にはまれ→5本能に従え→6在り処を探せ&在り処に誓え→?>
1冊ごとに1組の話で、タイトルごとにスピンオフになるシ
リーズ。
登場人物は脇役で出てはくるけど、どれもそんなに話に絡んでこないのでバラバラでも読めます。
本作では1冊目巣へ落ちろの10年後のすみやとつばさが友人家族として登場してます。
今まで1冊だけだったのでラストが足りなく、どれも後日談&続刊が欲しくなりましたが、今回は2冊あるからその後の話もたっぷり、数年後の未来の話もあり(2冊目誓えに収録)大満足の読み応えでした!
いやー、もうー大好きですよ、このシリーズ!!!
オメガとはまた違うけど虫の起源種をもとに強者弱者が歴然としたヒエラルキーのある独特の世界観。
その中で超ハイスペックと弱い虐げられた健気の組み合わせが多く、読んでて切なく泣ける話が多い。
本作も性モザイク(雌雄ミックス)という特殊な生まれのせいで人から愛されず短命な主人公が寂しすぎる!
ソラが超かわいい!
子をなすことが義務の愛を知らないシモンのとまどいや変化に、じんわりきました。
本作は2冊組みにはなるけど、1冊でもキリの良いエンドになっているので、ここで読了も可能。
ですが、それからの2人や困難、未来の話が続きの愛の在り処に誓えにあるので、ぜひ続刊と合わせて読んでほしい!
もう、未来の話がすごく良いです!
(*本作番外編の短編2冊について)
以前売られてたけど現在は販売中止。
2冊目在り処に誓えに収録されてるようです。
もっとみる▼