学生時代に読んだ栗本薫さんの、終わりのないラブソング。全9巻の単行本が、二冊に纏められています(栗本薫全集の11、12巻)。うん十年前の作品だけあり、スケバンとか女(スケ)とか、文章が古い古い。一冊目はまだ分かるけど、二冊目のグダグダ感、精
神論、同じ問答の繰り返し。ほとんど読み飛ばしました。また、恩のある人を平気で裏切り、ウダウダする主人公にどんなにイライラしたか。小説を読むなら、最近の洗練された作品が多くあります。決して若い方には勧めません。しかし、大昔に読んだこの小説。また読める感動で☆5。
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