実は定価で購入すると高額なこの本が古書店で安価で手に入ったので読んでみました。
ところが、前の持ち主の保管の仕方の所為かとんでもなく不快な臭いが本に染み付いていて、落ち着いて読むことができませんでした。
出だしは面白いと思って読み始めた
のに、青砥エリヤが自分のことを「俺」と言った途端に醒めてしまいました。何故、作家は男の人に「俺」と言わせるのでしょう?日本語では、「僕」、「俺」、「私」があります。「俺」という言葉は品位を感じません。安易に使うのを止めて、人物設定にあった言葉遣いをさせてほしいと思います。
また、表紙は素的でしたが、中のイラストはクオリティが表紙とは全然違うもので、別人を描いているのかと思ってしまいました。
此の本とは縁がなかったのだと諦めました。残念です。
もっとみる▼