※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
【ケン月影】花魁炎上 全巻合本版552ページ
この一冊ですべて読める。
完全描きおろし!
わちきの人生枯れ花でありとなっていたんした ・ ・ ・
でも ・ ・ ・踏まれようが、焼かれようが
最後にひと花咲かせましょう
時は天保―――
全国的に農村では大凶作が続き飢饉となっていた
年貢、借財に喘ぎ口減らしや身売りが
相次ぎ困窮化していった
■目次
・第一話 劇画界の巨匠が描く「女たちの地獄」
・第二話
おっ母ちゃん、帰りたい ・ ・ ・
地獄に落とされた幼い娘の過酷な日々が幕を開ける!
・第三話
花魁をはじめて見たあの日、
幼かったわっちの中の女が目を覚ましたのでありんした
・第四話
地獄の中で、あのとき初めて
わっちの心に光が射したのでありんした ・ ・ ・
・第五話
たとえこの身をやかれようが、
わっちはわっちでありんす
・第六話
花女郎の恋など
実るはずもありません
・第七話
苦界に沈む第一歩
地獄への道に入りんした ・ ・ ・
・第八話
涙も涸れ果て、とうとう女になる
日がやって来んした
・第九話
わっちの中の鬼が、
泣いているでありんす
・第十話
地獄の中で、
わっちは夜叉にもなりんす
・第十一話
運命の出会い ・ ・ ・など
生まれて初めてでありんす
・第十二話
あのお方とのまぐわいを待ちわび、
わっちの肉壺が疼きんす ・ ・ ・
・第十三話
駆け落ちを誓った日から
また地獄に堕ちんした
・第十四話
待てど暮らせど来ぬお方
わっちから会いに行きんす
・第十五話
真に好いたあのお方は、
鬼でありんした
・第十六話
愛に裏切られたわっちは、
もう誰も信じませぬ
・第十七話
死にたいならば、
死ねばいいのでありんす
・第十八話
恨みは自分に
返ってくるのでありんす
・第三十三話 最終章。
■画 ケン月影