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ライトノベル
叛獄の王子外伝 夏の離宮[文庫版]
1巻完結

叛獄の王子外伝 夏の離宮[文庫版]

900pt/990円(税込)

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作品内容

宮殿の庭園をふたりの王が歩いて行く。ここはイオスの「夏の離宮」。デイメンの母が庭園を設計し、19歳のデイメンがかつて狩りに熱狂した思い出の離宮。運命を決したキングスミートでの裁判、カストールとの最後の戦いの後、瀕死の傷を負ったデイメンの傷もようやく癒えてきた。アキエロスの政情はまだ不安定でローレントの即位もこれから。忙しい二人だがここでならゆっくりと自分たちだけの時間を作ることができる。ローレントは戸惑いながらもいつもより素直な表情をデイメンに見せたーー。「叛獄の王子」エピローグの表題作ほか3作を収録した、「叛獄の王子」外伝。
(収録作品)夏の離宮/色子語り/春の青さはうたかたの/布商人チャールズの冒険
※本作は『叛獄の王子(外伝) 夏の離宮』にも一部収録されております。重複購入にご注意ください。

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  • 叛獄の王子外伝 夏の離宮[文庫版]

    900pt/990円(税込)

    宮殿の庭園をふたりの王が歩いて行く。ここはイオスの「夏の離宮」。デイメンの母が庭園を設計し、19歳のデイメンがかつて狩りに熱狂した思い出の離宮。運命を決したキングスミートでの裁判、カストールとの最後の戦いの後、瀕死の傷を負ったデイメンの傷もようやく癒えてきた。アキエロスの政情はまだ不安定でローレントの即位もこれから。忙しい二人だがここでならゆっくりと自分たちだけの時間を作ることができる。ローレントは戸惑いながらもいつもより素直な表情をデイメンに見せたーー。「叛獄の王子」エピローグの表題作ほか3作を収録した、「叛獄の王子」外伝。
    (収録作品)夏の離宮/色子語り/春の青さはうたかたの/布商人チャールズの冒険
    ※本作は『叛獄の王子(外伝) 夏の離宮』にも一部収録されております。重複購入にご注意ください。

レビュー

叛獄の王子外伝 夏の離宮[文庫版]のレビュー

平均評価:4.8 15件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) その後
    RoxyKittyさん 投稿日:2024/3/10
    彼らのその後が読めたのが何より良かったです。野心的な色子、そして自身の立場を残酷な程に理解している貴族の子息のそれぞれの小さな恋の物語も本編のお話しにより深みを加えてくれました。布商人チャールズはこの時には少々重い物語にコミカルで心温まる場 面を提供してくれる貴重な存在で楽しかったです。 もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) 王子達の未来と鈍感チャールズが微笑ましい
    TJKさん 投稿日:2024/2/29
    本編が良かったからこちらも…と思った方は、本編読後なるべく早めがいいと思います。私の場合、本編から今作まで半年ちょっとの間が空いていて、人名を思い出すまで暫くかかり、地名(首都や砦以外の小さな街など)に至っては思い出せないまま読み終えました 。 作りとしては、表題作と番外編みたいなのが三作あります。ただ、時間軸が違っていますので混乱するかもしれません。最初と最後の二作は本編後の話で、真ん中の二作は本編その当時の時間軸の話になっています。 真ん中の二作は、「あの時メインストーリー以外の所ではそんな出来事もあったんだな」と懐かしく思いました。サブキャラから見た大舞台・主役という感じで、一風変わった雰囲気が楽しめました。 表題作は、なんて事はない長閑な風景と穏やかに流れる二人の時間が、とんでもなく価値あるものに感じる優しい話でした。戦い過ぎて…両国に攻め跡は残ろうとも、二人の間にわだかまりやしこりがないのならば、未来は明るいと感じられました。 私が一番面白いと思ったのは、最後のチャールズの章です。チャールズの場合、他キャラと決定的に違うのは「ある程度真実を知っている」事です。でも、それが「中途半端」なので、そこがこの章の面白さでもあります。真実を全く知らずに取る言動や行動も、中途半端に知っている者が取るものも、どちらも何かしらズレていて面白いです。 今回も行く先々で悪意を持って呼び込まれたトラブルに巻き込まれるチャールズだけど、持って生まれた性根の良さから得たものは、正に無欲の勝利がもたらしたものだと思いました。ラストのちょっとマヌケなセリフが最高でした。 もっとみる▼
  • (5.0) 短編集
    マリネコさん 投稿日:2020/4/14
    短編4話収載。 夏の離宮 色子語り 春の青さはうたかたの 布商人チャールズの冒険 夏の離宮は単話で売られてる物と同じ内容なので、重複購入に注意。 戦いが終わりようやく訪れた二人の蜜月。約束の地でのお互いの最後のわだかまりを洗い流す。本編 を読んだ後は、穏やかな二人の様子に涙が出そうになります。 色子語り ヴェーレの貴族の色子アンケルの話。本編1巻で登場した色子です。これを読むと、アンケルはただの野心家の色子などではなく、賢く努力家で情の深い男なのだと分かります。デイメンが認めていた訳です。 春の青さはうたかたの ローレントの近衛隊長ジョードの話。 過去のローレントとの絆、アキエロスへの旅路でのジョードの葛藤、アイメリックとの淡い恋。確かに二人の間には愛情はあったのだ、と思いアイメリックの選択に悲しくなります。 布商人チャールズの冒険 まさか、短編でこんなハラハラドキドキした旅を読ませてもらえるとは! チャールズ視点で書かれてるので、彼らしく鷹揚で落ち着いた語り口ながら、旅路でおこる様々なトラブルへの動揺が見られる。チャールズの人の良さを存分に感じながらも、相変わらずのローレントの知恵者ぶりに胸を空く思いを感じられます。 こんな話をもっと読みたい! もっとみる▼
  • (5.0) 素敵な番外編
    枝豆さん 投稿日:2024/1/3
    【このレビューはネタバレを含みます】 本編から続けて一気読み!!本編ではずっと張り詰めていたローレントが伸びやかに過ごしていて本当によかったね…という気持ちになります。デイメンは本編も番外編もずっといい男だ。二人が離宮で過ごす短編以外の、第三者の目線で垣間見る二人が無性に良かった。端役の色子と主人の話も読み応えがあって良かった!末路を知っているので切なくなるお話もありつつ、この作品の世界が深堀りされて読んで良かったです。英語版を見ると短編がいくつか配信されてるので、こちらも読んでみたいなー。(※よく見たら全部この短編集に入ってました…すみません)同じ作者さんの他の本も読んでみたいので邦訳を期待! 続きを読む▼
  • (5.0) 読める幸せ♪
    michiさん 投稿日:2024/3/8
    その後が読めて本当に良かった〜♪ 王子達の話だけではないけど、あの人達があの時こうだったのか、と何だか感慨深かった。 布商人さん、とっても素晴らしい人柄が伝わってきて、何か胸がホカホカじわ〜っとなりました(*^^*)この人大好きです(^^) d どの話もとても良かった!けど、話の終わり方が突然なので、あと数行〜!ってつい思ってしまいましたが、余韻と未来を楽しむにはこれでいいのかも…とも思いました(^^) もっとみる▼
  • (5.0) 本編のあとで。
    wtreeさん 投稿日:2021/8/25
    主役二人のハネムーン続編(甘い)、色子アンケルの番外編(面白い)、ジョードとアイメリックの番外編(切ない)、布商人チャールズ視点の続編(楽しい)の4本立て。 二人が新しい形の王国を創り上げていく様子が垣間見える、チャールズのお話が好きです 。アンケルのお話も良かったです。 この作者さん、まだまだ引き出しに眠らせてるキャラ設定あると思います。二人がどんな王様でいるのか、続編も読みたいなぁ〜 もっとみる▼

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