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ライトノベル
物言わずとも愛語る【電子特別版】
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物言わずとも愛語る【電子特別版】

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作品内容

孤独な青年・莉央は、自身と瓜二つの異世界の王子と人生を入れ替えられ、獅子王・アルヴァロの花嫁となる。言葉の通じない獣人たちの国で、虎の執事や兎の侍従たちに囲まれ、別人だと発覚するのを恐れた莉央は、王宮から逃走しようとする。傲慢だと噂の王子がわざと騒ぎを起こしたと思い込んだアルヴァロは、怒りのままに莉央と対面するが、怯えて泣くばかりの莉央を思わず抱き締めてしまう。莉央もまた恐ろしい見た目に反して優しいアルヴァロに惹かれていき…?

【電子特別版】伊達きよ先生の書き下ろしショートストーリーを電子限定で収録!

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    孤独な青年・莉央は、自身と瓜二つの異世界の王子と人生を入れ替えられ、獅子王・アルヴァロの花嫁となる。言葉の通じない獣人たちの国で、虎の執事や兎の侍従たちに囲まれ、別人だと発覚するのを恐れた莉央は、王宮から逃走しようとする。傲慢だと噂の王子がわざと騒ぎを起こしたと思い込んだアルヴァロは、怒りのままに莉央と対面するが、怯えて泣くばかりの莉央を思わず抱き締めてしまう。莉央もまた恐ろしい見た目に反して優しいアルヴァロに惹かれていき…?

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レビュー

物言わずとも愛語るのレビュー

平均評価:4.5 64件のレビューをみる

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高評価レビュー

タイトルに間違いなし!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 獅子獣人のアルヴァロと異世界でのリォルもとい莉央。莉央は言葉に関して辛い過去があり、言葉が怖くて嫌なものになっていて…とりあえず営業の彼がこの話の中で2番目に嫌なやつでしたね。そんな莉央がリォルの魔法で中身の入れ替えをされるのですが、そこは人間と獣人が共存する世界。言葉が分からないって恐ろしいだろうなと読みながら強く感じました。莉央の戸惑いや恐怖がリアルに想像できて幸せを求め読み進めるペースが上がりました。色々あって少しずつ心を通わせて、まずはアルヴァロが言葉の壁を越えて良くやった!と思ったのにまた悲劇が…そしてリォルが自己中心的とはいえなかなか憎めない王子なんですよね。リォルと莉央は異世界の自分とのことなのでリォルの中にも莉央と通ずる部分があるのでしょう。莉央として生きるリォルの職業が魔術師としてのスキルを役立てていてなるほどなと思ったのと、どういう生活をしていたのかなと気になる部分ではあります。何はともあれ言葉って時には武器にもなるけど凶器にもなり、言葉なんて無くても気持ちは伝わることもあれば何よりも言葉で表す事が大事なこともある。とてもとても深いテーマだなって思っています。莉央の弱気ながらも一生懸命さに心動かされました。これからもアルヴァロの事を無意識にどんどん掌の上で転がしていくことでしょう。
いいね
0件
2022年7月23日
都合主義にせず要点を死守したのが効いてる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界もので、転生ではなくて入れ替わりの設定です。主人公のりおからしたら、見た目だけそっくりな異世界の王子に無断で、かつ強制的に入れ替えられてしまうので、突然の異世界では言葉が通じない→喋らない→物言わず…となるわけですね。始めの方は、特有のライト感とありがちな設定に勝手にパターン化して「ありきたりな王道コース」と決めてかかっていました。まぁラストは王道かもしれませんが、「ありきたり」ではなかったです。他の方も仰っていますが、「異世界の言葉が喋れるように…は、ならない」のがミソだと思います。この1点を死守する事は大きくて、ご都合主義な展開に引いてしまう事がなかったですし、タイトルが効いてくるのだと思います。温かい気持ちになる素敵なお話でした。
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1件
2023年7月13日
タイトルがとても秀逸
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界ものや、タイムスリップものは多々あり、どれも言葉の壁にぶつかることがなくすんなりコミュニケーションがとれる作品がほとんどだと思います。
こちらの作品は物語の中盤まで全くお互いの言葉が分からないまま進みます。
その中で噛み合わないもどかしさもありながら、少しずつ信頼関係を結んでいきお互いを知っていく。
丁寧に描かれる変化がとても美しかったです。
物言わずとも愛は通じるんです。
涙が出ました。
最後にはリオのひたむきな努力と周りの協力でやっと言葉でも通じ合えるようになります。
ファンタジーなんだけど、都合良く進みすぎない展開がとても良かったです
いいね
2件
2024年9月30日
感動しました(^^)
すっっごく良かった!!
異世界転移のお話だったんですね!
言葉が通じても気持ちが通うのって難しいのに、言葉が通じない中でも根気よく優しく接してくれるウサギ君達や獅子王がとても素敵だな、と思いました。獅子王は、強がったり狼狽えたりして、リオにアタフタする姿は可愛くて微笑ましいです(*^^*)
リオも無自覚に色々やっちゃうから、面白い(^^)d 少しずつ相手を知って距離が近くなり恋に変化していく過程がお見事です!作品名の通り、物言わずとも愛をたくさん語ってくれました!
王子の自己中で身勝手な行動に思うところはあるものの、最終みんな幸せだから良かったね(^^;
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0件
2023年12月8日
ラノベですから、
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ やっぱり事件は起きますよね(´・ω・`)
そう、幸せの絶頂の時に(´;ω;`)

異世界で言葉が通じない的なお話は何作か読みましたが、普通に考えてすっごい辛い状況だと思います。この作品はその辛さを理解し支えてくれる人達が居てくれて本当に良かったなと思います。

獅子に花輪を掛けるシーンや、花をさしてあげるシーンは読んでいる私も幸せになりました。

なのに!!アイツめ!!って感じですヽ(`Д´)ノプンプン
出てきた時から怪しかったけど、ホントに嫌な奴でしたヽ(`Д´)ノプンプン

獅子のリオを信じる気持ちに拍手!!ありがとうと言いたい!!
いいね
4件
2020年12月7日

最新のレビュー

話しの流れがゆっくり
世界観やもふもふを楽しく読ませていただきました。受けの性格が内向的なのですが、幼すぎて幼児並みです。言葉が伝わらないのに、内気でコミュニケーションを取る努力がなく、周りからの配慮により事態を好転させていくというストーリーでした。
いいね
0件
2025年4月30日

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