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ライトノベル
罪の名前
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罪の名前

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作品内容

深夜、整形外科医・棚田のもとに松雪颯太という青年が運び込まれた。

階段で、誰かに後ろから突き落とされたという。

身寄りもなく、謙虚で穏やかな青年と打ち解けていった棚田は、松雪が病院内で心配なく過ごせるように勤しむ。

だがある日、看護師から信じがたい話を聞き――。


『箱の中』『嫌な奴』の著者がおくる、人間の心の深いところをえぐるような、傑作短編集。

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レビュー

罪の名前のレビュー

平均評価: 4.4 15件のレビューをみる

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高評価レビュー

虫食いがお気に入り
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原音瀬先生の一般文芸誌です。
・罪と罰
何年も一緒に働いてるのに自分の証言したこと信じてもらえなくて、軽んじられるのは普通に拗ねる通り越して失望すらしてしまうかもしれない。しかも、宇都宮さんのこと棚田先生は結構異性として良いなって思っていたのにだよ!?自分が好きな人の言ったことだから頭から信用して何もかも真実と断定するのも間違いかもしれないけど、そういうところが好きな人と結ばれなかった要因では?と本筋から離れた感想
・消える
先生へ宛てた手紙。手紙調の文章読みやすくてスイスイ読み進めちゃうんだけど書いてあるけど結構エグい。この弟は最後まで兄に愛されていることなんて知らないまま時が過ぎていくんだろうな。あの手紙がゴミ箱に捨てられまでは色んな可能性が残されていましたが…兄はもう少し器用に生きられたらよかったね。弟だって兄と仲良くしたいからドライブに誘ったわけだし、怪我した後だって良好な関係に戻る分岐点いくつも残されていたと思うのに…兄のこと嫌わないでほしいと思ってしまうのは、私が他人だからなんでしょうね…
・ミーナ
こういう女はいるよ!!!女子ばかりの学校で育った私にとってあまりにもリアル感が強くて、文章なのにミーナの顔とか仕草まで浮かんできてゾッとしました。
・虫食い
1番の大物。この4話の中で1番すき。正直カエルもぐもぐはヒエッッてなったので、苦手な人はいそうなんだけど、BL好きな人はそこ乗り越えるとまだその先があるから耐えてくれ〜
中学の時いじめられていた隼人。運動神経が悪くてゲームも得意じゃないとなると、子どもの頃は馬鹿にされたり、一緒に居てもおもんない奴話合わない扱いされて居場所がないんだよね。日向が攻めとして私はこのお話を読んでいます。
子猫見つけた時の反応がちょっと見せてくれよ〜で、隼人は優しくて少し鈍臭いだけの可愛い子なんだなと思った。でも、そこでまたショッキング文章が……
日向がゲテモン食べてもうへぇ〜とは思いつつ、受け入れてきた隼人ですが、子猫にはトラウマがあって日向から激しく引き離します。
お前優しいのになんでこうなんだよ、に含まれる様々な感情。いじめられていた自分を助けてくれた日向。隣のクラスなのにいつもお弁当一緒に食べてくれる。多分お弁当も飽きたから自分にくれるわけじゃないってわかってる。なんか、いつか日向はガチで隼人のこと食いそうなんだよな
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0件
2026年6月3日
性癖(パラフィリア)を深く掘り下げた作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ シーモアではレビューされてる方に共感することも多いんですが、今回は数が少なかった為か、他の方のとは少し違った意見になりました。個人的には非常にお勧めの作品です。1話目は匂わせBLですが、そこについては全く気にならないレベルだと思います。ただ性的サディズム障害を患っていると思われる描写が出てきますのでグロ注意。2話目は近親相◯。手紙形式で過去を独白していくことでかなりリアルに感じます。3話目は女性であれば大抵の人が体験したであろう女子特有の世界観の話。運悪く引き当てた友達がこの手のタイプだったらと思うとゾッとしました。4話目でシトフィリア、ソフトカニバリズムです。2話目とラストの話は読む方をかなり厳選するものですが、究極の愛と性癖を垣間見ることができます。個人的には特に4話目がおすすめ。地雷な方も多いかと思いますが、秘密を共有し、宥恕してくれ、執着する様は完璧なエ◯スでした。「何故僕に食べているところを見せるんだろう」と理解に苦しみながらも受け入れていく様には並々ならぬ情を感じます。ソフトSMのような感覚もあり、秀逸なラストでした。四作とも人には理解され難い人間が主人公でしたが、その葛藤や関わり方がリアルで魅力的です。
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7件
2022年5月1日
見えない心
木原作品は心に一つのシ染みを落とすような読み応えがあります。短編集。どの作品も、ある一点で踏みとどまっているのか、ある一点を超えてしまったのか。そんな物語です。日常生活では見えない人の気持ち。そういったものを読んでいく。誰もが信じたいものがあるから、それを投影して人をみている。そこから逸脱している面。それは本質かもしれないし、見たくなかった部分かもしれないし。胸がざわつく。それを読む醍醐味。先へ進めるのがやめられない。
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0件
2023年2月25日
4作全て100点
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編作品4作全てとても好きでしたが、特にお気に入りは『罪と罰』と『虫食い』です。猟奇的なキャラクターにはどうしても魅かれてしまいますね笑。どの作品も、わかりやすいオチがない終わり方が、物語をよりリアルにさせていてよかったと思います。それから、木原先生の書く文章がやっぱり好みです。詩的で抽象的な表現よりも、ビビッドで直接的な表現で書かれている文章がわざとらしくなく、自然で非常に良いです。
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2件
2025年6月10日
ゾワゾワ
どれもがゾワゾワと心の深いところを揺さぶる、質の高い短編集でした。
三話目の、女子世界は学生時代を思い出してしまいました。ここまで強烈な人はなかなかいませんが、主人公の悩みみたいなところはわかるなぁ…と。
四話目は気持ち悪さが強いんですが、読ませる文章ですね〜1番その後もみたくなりました。
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0件
2025年7月22日

最新のレビュー

ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編集です。罪っていう罪かなと思うようなのもありましたが 自分が罪と思えばそれは罪なのかもしれないですね
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0件
2026年7月21日

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