BLの異世界トリップものとしては、王道中の王道です。現代では不憫な受けが、本の世界に入ってしまい、神子として皇子と番うとドラゴンを救うことになるという・・。番うことありきで展開する系です。トリップした瞬間に番う儀式から始まるので心はついてい
かず・・スタートは王道で悪くないんですが、やはり中盤に出てくる「保護龍カフェをやりたいんです」が唐突な印象でした。攻めも受けもキャラがはっきりしているのですが、最後まで「悪くない」という印象のまま終了した感じです。王道ってつまりどの作家さんも書いている道筋ということで、なにか突出した魅力がなければ「おもしろかった」にならないんだなーと思いました。本当に悪くないんですが、再読もないかな。
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