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スモールワールズ

1,420pt/1,562円(税込)

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【重要】販売終了のお知らせ

本作品は諸般の事情により「2023年10月12日23時59分」をもちまして販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

作品内容

【2022年 本屋大賞ノミネート】
【第165回直木賞候補作】
【第9回静岡書店大賞受賞】
【キノベス!2022 第4位】
最終話に仕掛けられた一話目への伏線。
気付いた瞬間、心を揺さぶる、鳥肌モノの衝撃が襲う!!
読売新聞、日経新聞、本の雑誌……各紙書評で絶賛の声続々!
「驚きの完成度!」――瀧井朝世さん(『スモールワールズ』公式HP書評より) 
「BL界の鬼才恐るべし」――北上次郎さん(日本経済新聞 5月6日書評より)
夫婦円満を装う主婦と、家庭に恵まれない少年。「秘密」を抱えて出戻ってきた姉とふたたび暮らす高校生の弟。初孫の誕生に喜ぶ祖母と娘家族。人知れず手紙を交わしつづける男と女。向き合うことができなかった父と子。大切なことを言えないまま別れてしまった先輩と後輩。誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。

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作品ラインナップ 

  • スモールワールズ

    スモールワールズ

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    【第165回直木賞候補作】
    【第9回静岡書店大賞受賞】
    【キノベス!2022 第4位】
    最終話に仕掛けられた一話目への伏線。
    気付いた瞬間、心を揺さぶる、鳥肌モノの衝撃が襲う!!
    読売新聞、日経新聞、本の雑誌……各紙書評で絶賛の声続々!
    「驚きの完成度!」――瀧井朝世さん(『スモールワールズ』公式HP書評より) 
    「BL界の鬼才恐るべし」――北上次郎さん(日本経済新聞 5月6日書評より)
    夫婦円満を装う主婦と、家庭に恵まれない少年。「秘密」を抱えて出戻ってきた姉とふたたび暮らす高校生の弟。初孫の誕生に喜ぶ祖母と娘家族。人知れず手紙を交わしつづける男と女。向き合うことができなかった父と子。大切なことを言えないまま別れてしまった先輩と後輩。誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。

レビュー

スモールワールズのレビュー

平均評価:4.5 11件のレビューをみる

高評価レビュー

さすがの完成度!
2022年本屋大賞3位、おめでとうございます!!
「イエスかノーか半分か」の一穂ミチ先生のノンBL、ノンラノベで、色々な有名な賞の候補にあがり、賞を獲得された文芸書です。
同じ世界で生きている様々な家族と秘密のお話、6つの短編集です。
各お話はほんの微かに繋がっていています。
さすがの読みやすさ、面白さでページを繰る手が止まらず一気読みでした。
お話の形式もミステリー、書簡小説、ラノベ調と飽きさせず、先生の多彩さを改めて実感しました。
これが二足の草鞋での創作活動とはとうてい思えない完成度です!
どのお話もどの家族も歪んでいて心穏やかには読めないのですが、中でも「ピクニック」は秀逸です。
紡がれる内容もさることながら、全体に漂う謂れのない不気味さは何なのか?
それがラストでストンと納得され、身体中鳥肌が立ちました。
ネタバレ厳禁案件です。
さらにさすがのBL作家さまと申しましょうか、LGBTQIA+についてのお考えの深さと言ったら!
泣けて泣けて、ちょっと辛かったです。

先生が「祝福と呪いの根源」と仰る家族の、綺麗事では済まない部分がぎゅうっと詰まった作品です。
けれど誰もが多少なりとも抱える家族の問題を、解ってくれる、と思わせる優しさがあると思います。

ラストの「式日」の中で言及されている向田邦子の作品は「字のない葉書」の事でしょう。
教科書的に美談とされるこの話を、歪んだ家族の対極として出した事。
「花うた」での作中作品『どろぼうの男の子』の存在感。
どんな家族であれ、どんな繋がりであれ、何もかも取っ払った最後に残る純粋な心が希求するモノとは?
面白い!だけではなく身につまされ、考え、糧となる作品だと思います。
………
「魔王の帰還」は某青年誌にてコミカライズされているので目にした方もいらっしゃるかも?
………
「スモールワールズ」刊行記念の特別ショートストーリー「回転晩餐会」が無料で出されています。
シーモアでも読めますので興味のある方はぜひ!
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15件
2022年4月7日
6つの家族の物語
本屋大賞3位受賞の作品で前から気になっていました。6編から成る短編集ですが、どれも家族をテーマに描かれており読後ずーんと心に残るものばかりでした。「式日」の中に"一軒一軒の窓の明かりは自分のものじゃない明かりほど美しく見える"という一文がありますが、共感です。家庭という小さな世界に必ず存在する歪み。6作品の家族にも決して外からは見えない秘密や歪みがたくさんあって、その"歪さ"を愛し受け入れながら生きる彼らにどこか物悲しさを感じました。淡々としたイメージのお話ばかりですが、各話が次の作品へとうっすら重なり合う部分があり、それを探しながら読むのも楽しかったです。一人ひとりの小さな世界が知らない間に知らない誰かの世界と重なり繋がっていく、だから「ワールズ」なのかなと思いました。
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1件
2023年1月10日
凄すぎて言葉が出ません
深く、深く心に刺さる短編集。まさか先生がプリズンサークルをご覧になっていたとは。最初の物語を読んだ後に「これはいやミスを集めた短編集なのかな?」と思い読み進めていく内に全く違う事に気づき、鋭い先生の視点、登場人物たちのセリフに冷や汗が出ました。いち当事者として、自分ではなかなか言語化しづらい「傷つき」を言葉にし、そっと温かく寄り添ってくれるような物語としてこの世に紡ぎ出してくださる先生には感謝してもしきれません。いろんなものが浄化される気がしました。最初の作品からずっとファンでしたが、これからも益々先生のご活躍を楽しみにしています。
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5件
2021年4月26日
直木賞候補おめでとうございます!
初めてのレビューは一穂作品にしたかった。
一穂ミチさんの作品は2年弱で全て読みました。どれもこれも圧巻のストーリーで、甲乙付け難いです。
今作は短編集ですが一気読みは出来ませんでした。一つ一つの余韻が強く長く、何も手につかなくなりました。一日一つずつ、終わりが来るのを惜しみながら読み終えました。
『meet again』の不穏さ、『イエスかノーか半分か』のようなコメディチックなやり取り、『ふったら~』のような胸が潰れそうな切なさ。一穂ミチさんの魅力がこれでもか!と詰め合わせになった一冊です。迷ったら購入すべし!
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5件
2021年6月11日
面白い
先生のかかれる文章が大好きです。夢中で読んでしまいました。
いつものに比べ、後味に苦いものが残るものが多かったのですが、それでも素敵な作品でした。
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0件
2022年12月18日

最新のレビュー

ワールドではなく、「ワールズ」な作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ なぜ「複数形」なのか、それは人ぞれぞれの人生が描かれている作品だからだというのがすぐに解る作品です。
一穂先生のお話はすべて好きなのですが、短編でありながらも最初から最後へと帰結し、そして切なくなる本でした。
人によっては涙する理由は違うと思います。ある人は作品中の人物に思いを馳せ涙することでしょう。また人によっては自分自身や、家族を思い出すことによって涙すると思います。私自身は少なくとも登場人物のお話と、自分の家庭両方を思い出して泣きました。「楽しい」という感情とはまた別ですが、心に深く刺さるお話ばかりです。
いいね
0件
2023年7月24日

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