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ライトノベル
天使の定理
1巻配信中

天使の定理

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作品内容

視聴率王子として名を馳せる華やかな俳優・式見槐は、深夜の高架下の公園でチェロを弾く男と出会う。曲の一部分だけを繰り返し奏でる男に話しかけて怒らせた二ヵ月後――式見にある映画のオファーが届く。それは式見に怒りを見せた男・俳優の貞野弦宇からのW主演の指名だった。彼の狂おしい演奏と己へ向けられる妄執に興味をひかれた式見は、弦宇にあるゲームを持ちかけ……? 空の宝箱を抱える男と宝物をなくした男のトゥルーエンド!! オール書き下ろし、「兄弟の定理」スピンオフ。

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レビュー

天使の定理のレビュー

平均評価:4.1 15件のレビューをみる

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高評価レビュー

お互い闇を抉り、そして癒す
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作で要斗を苛んだ式見さん、許せん!ぐぬぬと言ってましたが、要斗は幸せそうでした。出てくるたびにかすれた声させて、本当にえっちな子です。槐さんとも、なんか思ったより良い関係築いていました。要斗が式見さんを許すなら、私も許します(なんなんや)天使はただ綺麗で美しいだけじゃないからね。本当にそれが救いなのか?という提案してくれるのが天使だからね。天使ほど厄介なものはない。式見さん以上に、攻めがぶっ飛んでヤバい人だった。一緒に出ることになる映画の内容も、それに合わせてする同棲も、一緒にいる時間が長くなるごとにお互いを深いところで理解して失えない存在へと変わっていく。攻めはね、もう、自分の悲しみ、苦しみ、後悔にドップリ浸かっちゃってて、生きてるけど、生きてないこの人…状態だった。死ぬように生きてる。いつまでも弓人のためだけに生きてたかったんだね。でも、誰が死んでもこの世界はなんの不都合もなく回っていくんだよね。それなのに、式見槐という人間に出会ってしまって、攻めの世界は変わってしまった。式見さんも、観察者をやめた。エチシーンはたくさんありますけど、ラブいシーンはあんまりなくて、だからこそ、映画の最後になんとか生きながらえてキスするシーンとか、最後に大橋ジャンクションでするキスは素敵だった。監督がカット切っても唇を離さないでいて、そのまま映画に使われたキスシーン見てぇ…天使はもう廃業ですか…この2人、瀬戸やら園井やらたくさんの人に迷惑かけて、やっとなるようになったんだから、絶対幸せにならなきゃダメだよ!案外、式見さんの尻に敷かれて頭の上がらない攻めという図もいいんじゃないですか?2人の生存戦略って感じの本だった。園井と監督の村主さんは怪しくないですか??そんな簡単に誰かを気に入ったりしない監督が、ずっとコンビ組んで映画作ってるって…。しかも、園井さんは今作の攻めにメロメロだし。と、邪推が捗った。受けは弓と弦って、完全完璧なる唯一無二じゃんって、ショック受けてましたけど(?)弦宇と槐だって母音が一緒の名前なんだからええやん。運命やん(??)もう今作は本当に良くてラストシーンとか魂の解放って感じで涙ぐみましたけど、これまだ続くんですよね!?瀬戸編とかどうなってまうん!??瀬戸も子役の時から苦労してそうだから幸せになって、お願いだから生きて…
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0件
2024年8月19日
表紙絵のような式見槐には誰しも嵌る
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 笠井あゆみ先生のイラストが此の小説をかなり後押ししています。沙野風結子先生と笠井あゆみ先生が饗宴した作品は大抵人気を博しています。他の絵師の方が担当したとすると読者が小説から受けるイメージは大分違ってきます。それ程絵師の力は大きいのだと言えます。
今作はドヴォルザークの⁅ユーモレスク⁆が準主人公の⁅貞野弦宇⁆の登場する場面では流れ続ける印象を受けます。其の曲の中盤を繰り返し続けている弦宇の過去と現在が槐の前に顕わになってきます。そして、二人が干渉しあうことで、弦宇の中で繰り返されていた曲は漸く終盤へと向かうことができます。口絵に現わされた二人の路上での貪るようなキスシーンには感極まってもらい泣きをしてしまいました。
ところが、自分勝手な思考に陥ってしまった瀬戸は弦宇を亡き者にして自分も其の責任を取って自分の命で罪を償おうと画策してしまいます。槐の為と言うよりも独りよがりな自分の思考に溺れてしまっているのです。如何にか其れを察した槐によって事なきを得ますが、弦宇自身も瀬戸の企みに乗じて死んでもいいと思ってしまっているのが何とも言えず悲しいのです。折角槐によって綺麗な肉体と精神を取り戻しかけていたのに其れを捨て去ってもいいと思ってしまったのが哀れでした。
燃え落ちる役積みの為の家を見ながら、三人の其々の胸に去来した思いを推し量ると何とも言えず、共に放心してしまいそうでした。
何はともあれ、二人が主演した映画は好評を博し、弦宇は槐と再び一緒に暮らし始めます。そして、槐は念願の⁅ユーモレスク⁆の曲を最後まで聴くことができます。
瀬戸の問題がまだ未消化ですが、次の三部で解決するようなので一先ず安心できます。
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2023年11月4日
宝物を手に入れて
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作、兄弟の定理で要斗の為、身を引いた槐。自分が普通の人と違う事を知っている。とても俯瞰で物事を見てます。自分事すら突き放して。だから、弦宇に興味を持つし、揶揄うように色々と…。ミイラ取りがミイラになるって言う感じかもしれないけれど。タイトルの意味も、ラスト近くになってわかります。2人は似てないようで似ていて。かけがえがないものを手に入れるための困難だったのかなって。沙野先生の作品はいつもラストまで気が抜けません。とても面白い!笠井あゆみ先生のイラストが作品世界を更に広げてくれるのです。
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2023年4月15日
ジャケ買いしましたが、一気に読めました。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 俳優、槐(えんじゅ)とチェロリスト弦宇の愛憎劇がとても新鮮な切り口で描かれていて、読み応えがありました。
狂気なのか?正気なのか❓心の深いところをえぐられるような作品でした。
ありきたりでない展開なのに、ラストはいい意味でありきたりのセリフが沁みました。
弦宇の囚われた過去の相手、弓人の設定がやや平凡な感じがしました。もっと詳しく掘り下げたエピソードが別バージョンで読みたいです。
p.sどんな作品も挿絵でキャラをイメージするので、笠井さんの絵は最高でした。
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1件
2021年4月26日
いやぁ〜凄かった!
シリーズ2作目はかなり濃ゆーーーい内容でした。1巻に出てきた風変わりな怪しい式見が主人公でどんなお話なんだろうかと思ったら、やっぱりめちゃくちゃ濃厚でした(笑)攻めも受けも病んでるし、もしかしてバドエンかとドキドキしてしまいました。でも、終わり方がものすごく良かった!感動しました。
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0件
2022年9月29日

最新のレビュー

面白かったけど
劇中劇の内容がちょっと複雑なのと、登場人物の心理描写が分かりづらかったです。2人が両思いになる過程が?でした。
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1件
2025年2月24日

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