よくある再会愛モノだと思っていましたが、ヒロインのキャラがちょっと新鮮に映りました。
深窓の姫君ではなく、辺境の地で暮らすたくましい女性。普段は家事、畑作業をこなし、戦時には負傷兵の手当もいとわない。働く手がコンプレックスでも、手を抜くとか
やめる気はない。
侵略してきた敵国の負傷兵にも、助けの手を差し伸べる。ほれてまうやろー! とばかりに、惚れてしまった単純なヒーロー。侵略を繰り返す、実の父王を排斥し、改革の王として、国を治め、敗戦国との和平に、ヒロインを娶りました。形だけの王妃、とかいいながら、初夜に我慢できずにしちゃった。ワガママじゃん。結局、坊っちゃんじゃん。
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