ヒロインに対する好意を、学術的に述べ始めたときは鈍臭いヒーローだなぁと感じましたが、普段はスマートで眉目秀麗なエリート。料理も上手で女性に対する理解もある素敵な男性でした。ヒロインの方は、この作者さんでは初めてお目にかかるタイプで、飲み歩き
が好きで少々ガサツ。でも、可愛らしい女性でした。契約結婚から始まるお話に良くありがちですが、前半は両者の恋愛感情がはっきりしないので、萌えの要素もきゅんの要素もありません。ただ、トラブルの伏線が張られていくので、徐々に盛り上がっていきました。最後は、トラブルも全て解決してよかった。
しかし、この作者さんの作品に出てくる悪役の女性は一癖ある人が多いですね。今回も、なかなか凄かったです。
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