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特集は「アドベンチャー・ツーリズム~自然と共生し、地域を幸福にする旅~」。
2022年5月、日本は「観光地としての魅力度ランキング」
世界一になりました(世界経済フォーラムが発表)。
しかし、地球環境の保護は観光においても重要な目標であり、
かつての薄利多売のマスツーリズムからの転換が求められています。
そこで今 、大 きく注目されているのが、旅での体験を通して
地域の自然や文化を深く知る「アドベンチャーツーリズム(AT)」。
ATは地域の自然と環境を保護し、地域経済にも貢献する旅です。
日本でいち早くATに取り組んできた北海道を中心とする地域と人に取材しました。
新しい旅のスタイル「アドベンチャーツーリズム」の決定版。
目次
序文
自然を守り、地域を幸せにするためのアドベンチャーツーリズム
岩浅有記
PART 1 阿寒摩周国立公園
火山と三つのカルデラ湖から誕生した自然と文化
道東の3つの国立公園をつなぐロングトレイル
笹渕紘平(環境省 釧路自然環境事務所 阿寒摩周国立公園事務所所長)
阿寒でアドベンチャーツーリズムをいち早く始めた鶴雅グループ
高田 茂(鶴雅リゾート株式会社取締役 アドベンチャー事業部部長)
PART 2 大雪山国立公園
高大な高山地帯ならではの景観と守られるべき自然
大雪山国立公園のツアーと移住者が多い東川町の魅力
荒井一洋(NPO法人 大雪山自然学校代表理事、HATA(北海道アドベンチャートラベル協議会)会長)
PART 3 北海道のアドベンチャートラベル
宝の島・北海道各地の「観光地域づくり」を旅行業を通して推進
鈴木宏一郎(株式会社北海道宝島旅行社 代表取締役社長)
ATの理念は観光客、観光業者、地域に環境も加えた「四方よし」
水口 猛(国土交通省 北海道運輸局観光部 部長)
PART 4 これからの日本の観光
座談会 エコツーリズム サステナブルツーリズム アドベンチャーツーリズム
蔵持京治(日本政府観光局(JNTO)理事)
高山 傑(アジアエコツーリズムネットワーク理事長、一般社団法人 JARTA代表理事)
國谷裕紀(ATTA Business Manager, Asia)
岩浅有記(大正大学地域構想研究所准教授)
司会 渡邊直樹(本誌編集長、大正大学客員教授)
2023年、北海道開催が決定 アドベンチャートラベル・ワールドサミット
國谷裕紀 ATTA Business Manager, Asia
このほか、
養老孟司、北川正恭、小峰隆夫、森まゆみ、河合雅司、二宮清純、吉村喜彦などの豪華連載も連載