幼い頃、突然異世界に落下したリンは、役立たずのレッテルを貼られ奴隷に落とされる。虐げられ絶望していたリンを買ったのが、侯爵家当主で鬼人のロイだった。食べられるか蹂躙されるのだと思いきや、リンの役目は「ロイの過剰な魔力を流し込む器になること」で――? 抱き枕役は嫌だけど、鬼なりの愛情でやせっぽちなリンの体調や食事に気を配り、ペットように可愛がるロイに、次第にリンは心を開いていく。鬼族の使用人たちからもこれまでになく大切にされ、リンのボロボロの心は少しずつ癒されていくが――ある時、奴隷時代のトラウマを思い出させる人物と再会し…!? 分冊版第4弾。
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