殺し屋がレジにいる(榎田ユウリ )の注意事項

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殺し屋がレジにいる
1巻配信中

殺し屋がレジにいる

2,130pt/2,343円(税込)

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639pt/702円(税込)

作品内容

★★★★★
「すみません」の大安売りはもうやめた!
72歳の殺し屋が、「モラハラ」「カスハラ」「介護は娘」……全部まとめてぶっとばす!
★★★★★

口を開けば「すみません」、理不尽には「しょうがない」。 
更年期に悩む52歳・榊冴子はパート先で舐められ、実家では介護要員にされかけ、冴えない日々を過ごしていた。

ある日、レジで迷惑客を撃退するド派手なジャージの老女に遭遇。山田グロリアという名の彼女の正体は、齢72にして凄腕の殺し屋だった! 

「私、今からでも変われますか?」 
束縛夫に軟禁された親友を救うため、冴子はグロリアに弟子入りを志願する――。

読後のスカッと絶対保証!
怒ることを諦めてきたあなたに読んでほしい、自分自身を取り戻すリベンジ・アクション!

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レビュー

殺し屋がレジにいるのレビュー

平均評価: 5.0 1件のレビューをみる

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最新のレビュー

中年女性に刺さる、勇気をもらえる作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公とは名前も年齢も近いものがあって、小説を読んででは未だかつてないくらいに共感できました。年齢はほぼ同じ、名前も「冴えてないのに冴子」つまり名は体を表さない点が似ていると思います。

主人公のように、見ず知らずの人からあんなあからさまな侮辱や害意を向けられた経験はないけど、夫に対する気持ちとか親に対する蟠りとかには、感情移入し過ぎてまるで自分がその場にいるかのような臨場感をもって読みました。

そんな感じで自分が主人公になったと錯覚するように一体化して読んでいて、最早自分が主人公で…タイトルにあるような「殺し屋」が実在するなんて想像できない世界の住人ですから、希望的観測でもって「本物の殺し屋じゃなく、それに近い仕事をする人って話では?」と、途中まで思っていました。実際、想像や希望はどうあれ、タイトルに相応しい緊張感はなかったんですよね。

そんな風にまったり読んでいたのが、P135辺りで一気に本格的&現実的になっていって、ストーリーへの引き込み方が上手いなと思いました。

物語の大筋としての起承転結とサイドストーリー的な起承転結もあり、それぞれの割合も意外性も適切で、構成としても素晴らしいと思いました。サイドストーリーでは、特に最後の最後・グロリアの真実には度肝を抜かれました。終盤の映画のようなアクションシーンよりも何よりも衝撃の事実で…小説なんだけど「事実は小説より奇なり」の諺が浮かびました。

主人公は冴子ですけど、同時にグロリアも影の主役であったような作りで、それ故にラストはグロリアの回想だったのではないでしょうか。

ラストのグロリアパートは哀愁漂うもので、いわゆるメリバのようでした。どうしたって割り切れる結果になるはずもないけれど、どんな結果であれ生涯の約束を果たした…悲しくもやり遂げた感はあった気がします。

人間、どんな生き方をしたにせよ長く生きたら生きただけ、綺麗事では終われない、例え納得尽くの結果で後悔はなくても、昇華しきれない思いは残るのだと感じました。
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2026年6月11日

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