「左遷ですか? 私、国家錬金術師ですけど」
国家錬金術師のセラは、大好きなポーション研究の第一線で、日々職務に励んでいた。
しかし人付き合いに無頓着だったことが災いし、セラの地位の失墜を狙っていた人々の策略に嵌められ、気が付けば僻地へ左遷の身に。
左遷先でも冷遇され、セラの心はボロボロに──なる訳がなかった。
「……これで毎日好きなだけ研究ができますね」
大好きな研究ができる環境にほくほくなセラだが、左遷された裏には『内偵』という任務が課せられている事情もあった。
セラの磨き上げられたその実力は伊達ではなく、左遷先で巻き起こる様々なトラブルを次々と解決していく。
セラは次第にその名を轟かせていくのであった──