記憶を失った僕を待っていたのは、過剰な愛を注ぐ「偽りの夫」でした。
目を覚ましたルカは、自分の名前以外のすべての記憶を失っていた。
混乱する彼を優しく抱きしめたのは、「俺は君の夫だ」と名乗る美貌のα・アンリ。
外界から隔絶された森の屋敷で、アンリの献身的な愛に包まれながら暮らしはじめるルカ。
しかし、卓越した魔法や堅固な結界、そして「まだ正式な番ではない」という言葉に、少しずつ違和感を覚えはじめる。
やがてルカが知ることになる、隠された真実とは……?
すべてを捨ててまで自分を偽り、囲い込もうとするアンリの凄絶な執着。
そして、記憶を失う前のルカが遺した「離れよう」という言葉に隠された、あまりにも残酷な秘密。
すべてを失っても、愛する人だけは手放せない――。
執着αと記憶喪失Ωが過去を超えて結ばれる、オメガバースラブストーリー。