天皇制の起源に遡り、神道・道教・修験・天台・真言・後醍醐など、天皇を軸として習合・展開されてきた日本的霊性の原型を根源的に探求。
【目次】
翁の変容
翁の発生
国栖
小角
修験
空海
天台
一遍
後醍醐
後記 後醍醐から現在へ
古典作品からの引用および謝辞
人名索引
【著者プロフィール】
安藤礼二(あんどう・れいじ)
1967 年、東京生まれ。文芸評論家。多摩美術大学教授。同芸術人類学研究所所員。
早稲田大学第一文学部考古学専修を卒業。出版社編集者を経て、2002 年「神々の闘争──折口信夫論」で群像新人文学賞評論部門優秀作を受賞。元出版社勤務(雑誌・書籍編集)。元早稲田大学大学院非常勤講師。2006 年『神々の闘争 折口信夫論』(講談社)で芸術選奨文部科学大臣賞新人賞を受賞。2009 年『光の曼陀羅 日本文学論』(同)で大江健三郎賞と伊藤整文学賞を受賞。2015 年『折口信夫』(同)でサントリー学芸賞と角川財団学芸賞を受賞。他に『近代論 危機の時代のアルシーヴ』『場所と産霊 近代日本思想史』『祝祭の書物 表現のゼロをめぐって』などがある。