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女性マンガ
とつくにの少女 1巻
11巻完結

とつくにの少女 1巻

550pt/605円(税込)

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作品内容

新たな人外×少女の物語、始まる――。分かたれる世界でも、繋がり合う心。 昔々、遠く遥けき地に二つの国ありて――。触れると呪われるという異形の者棲まう『外』と、人間が住まう『内』で分かたれた世界。本来であれば、交わらぬはずのふたりが出会った時、小さな物語が密やかに動き出す。これは朝と夜――その深い断絶の宵に佇む、ふたりの御伽話……。

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レビュー

とつくにの少女のレビュー

平均評価:4.5 40件のレビューをみる

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高評価レビュー

神話のような宗教のような哲学のような
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ その人の持つ引き出しに合わせて、いろんな解釈が出来る作品だと思います。いろんな解釈が出来るが故に、割り切れなくてむつかしいところも…。

魂なき器(黒の子)は、欠けた魂(心)を求める。
心を持たぬ彼らは、常に飄々として悩みもなく苦しみもない。
心を持つせんせはシーヴァと出会うことで、歓びと愛しさを感じると同時に、苦しみ絶望する。時に他者をも巻き込んで、残酷な結末を迎えたりもする。
それら様々な出来事を経て、全てを受け止め、受け入れた果てに訪れる平安。その完全さ。

かつて内と外は一つだったと物語は言う。
黒の子は、全き一つの源である「母」から生まれ落ち、母から欠け落ちた魂を求めてさまよう。彼らが探す魂は、母の物=源を同一とする彼ら自身のものでもあるのだろう。
欠けた何かを求めてさまよう姿は、この世に生まれ落ちる我々自身の姿に重なっているのかもしれない。
シーヴァ(器)とせんせ(器)は、同じ魂を二つに分け合うとこで、奇しくも黒の子達が求める境地にたどり着いたのか。

最後、真っ白な光の中で、「アルベルト」と名を呼んだのはシーヴァのようでもアリ、せんせ自身のようにも見える。
もはや彼我の差はなく、相手は自分であり、自分も相手である…そんな状態なのかな。
安らぎと穏やかな調和。
でも少し、ほろ苦い。
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4件
2021年6月7日
アマプラの配信見て原作買いたくなった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 映像で先に見ました。福山潤さんのせんせ、いつものじゅんじゅんより声低めで出会ったばかりの頃は話し方も硬いです。それが2人の交流によって少しずつ温かいものになってゆくのだけれど、漫画原作思ったよりせんせの人生ハードモードでした。そして、シーヴァは思ったよりお転婆でワガママなところもある子で、想像以上にたくましい強い女の子。前半のほのぼの2人暮らしみたいなんが続くのかと思っていたら、後半はビックリするぐらい重くて救いのない展開が続きます。でも、最後にはまた2人で最終巻の表紙みたいに、お花畑に寝転んで2人の「「時」」を選ぶことが出来たんだと信じてる。魂とか器とかじっくり考えて読むと胸の中が重たくなります。村上春樹作品とか好きな人は相性が良さそうと思ってる。
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1件
2023年5月11日
作り込まれた独特の世界観に圧倒される
漫画というよりはおしゃれなヨーロッパの絵本のような表紙のデザインに惹かれて無料の1巻をとりあえず読んでみました。

いや〜、なんでしょうね・・・。結構ダークな 内容なのですが、すごく作り込まれた独特の世界観に圧倒されるというか、少女と先生の行く末を見届けなければという気持ちにさせられるような人を惹きつけ読ませるパワーを持った作品だと思いました。

触れると呪われるという異形の者と純真無垢な人間の少女がともに幸せになれる未来などが存在するのかはわかりませんが、どうかそうであってくれと願わずにはいられない、心で繋がる素敵な二人が織りなす切なくも美しい物語です。
いいね
1件
2024年2月15日
きれいな世界
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 「魔法使いの嫁」からこちらの作品を知りました。同じ雑誌に連載されている?というだけあって、人外と少女が一緒に暮らすという設定や人外のデザインとか似ているところもありますが、全くの別物です。最初、読んだときは欧米の絵本か児童文学の日本語バージョンかなと思いました。可愛い輸入雑貨とか大好きな女子にはバカ受けすること請け合いの、おしゃれな雰囲気がストーリーからも絵柄からも滲み出しています。大体の漫画には必ずある、変なギャグとか時代を感じさせるセリフとかが一切なく、王道のおとぎ話といった感じです。今後の展開に期待しています。
いいね
4件
2016年4月27日
独特の世界観
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 落ち着いた独特の世界観とタッチで進んでいきますがストーリーには強弱があり、登場人物も好感が持てます。淡々としてそうですが先生がとにかく少女を大事にしてます。少女も懐いており、その2人の日常風景はとても微笑ましく絵のタッチも相まって美しい一コマにさえなりそうです。少女の存在が物語を大きく動かしていく訳ですが、そこへ先生がどう向き合っていくのかがとても気になります。どうか2人が幸せでありますように。
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1件
2017年8月22日

最新のレビュー

せんせと少女が愛おしい
異形で、人間に触れると異形にしてしまう謎のせんせと少女のお話。
最初はなんとなく、人間が本当は生きられない異世界に迷いこんだ少女と異形のせんせのほんわかファンタジーのように思ってました。が。
二人をとりまく世界はとんでも残酷で、容赦なく二人に迫ってくる。
先生の正体。少女の正体。
てっきり、と思ってたらえーという感じで。
なかなか、読めない展開でした。
あと異形達がけっこう怖い。
でもすごい綺麗でもありセンスが溢れてます。
難解なお話でもあり、自分も全部わかった、などとはとても言えないですが、そういう話もあっていいかなあ、と思います。
昔昔の本てすっごく読みづらいの多かったんでなんか感覚で読んでもいいかなあと思います。
確か作者さん、こちらの原稿凄い特殊な描き方してたような。
墨ペンだけで描いてるとかそんなような。
画力が凄いなと思います。
いいね
0件
2025年2月17日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

内と外
営業:カレー王子(シーモアスタッフ)
触れると呪われる外のものが住む世界と、人間が暮らす内の世界。そんな中誰に会うこともなく、先生と二人きりで暮らす少女・シーヴァ。おばさんがいつか迎えに来てくれることを信じて待つのだが…。マンガよりも絵本に近い空気感と、随所にちりばめられた謎にぐいぐい引き込まれていきます。

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