上巻180、下巻165ページ。
下巻に短編1話収録の他は全て表題作。
よく見たら完結表示は、無い。上下巻だけど続刊あるのかな??
あるなら納得の展開。
う〜ん、評価が難しい。
好き嫌いが別れるというより、受け幅狭い。
幸せラ
ブじゃなく、さらに謎が残ったままのエンド?で満足感が低い、それでも面白いと思えるかって、好む読者の底辺がまず狭い。
それでも★5つけたくなる。。から不思議。
好きな人は好きだけど、好む人が少なさそうな作品です。
レビュー読んで、それでもイケそうな方はトライする価値あるお話です。
メイン2人のキャラが際立ってます。
悪どいのに魅力的で目が離せない。
主人公の、三木だけに見せる冷徹な表情と態度。
秘密の多い変態三木の薄笑い、美人なだけにその妖艶さに迫力があります。
そんな2人が、互いに執着、依存しはじめ、思いやりや柔らかい表情を見せるのが良かった。
良い子の坊ちゃんの変化にビックリしたけど、彼の弱さを思うと意外でもなかった。
3人とも病んでるだけに、哀しい後半!
謎のままのエンドで読者に不満が残るけど、謎に思っているのは主人公本人。何も解らないまま失い、今はただ待つしかない。切ないです!
後半、三木の謎の一面が解るけど、いろんな布石を残したまま終わります。
これが第一部完なら、十分有りな展開なんだけどな。
この先役者が揃ったとこで次なるストーリーが待っているから。
これだけ拗れた展開は終着も難しいでしょう。
仕切り直して、謎の部分、残されたキャラ達のその後のお話、改めてで良いので描いてくれたら、面白いと思う人は絶対に増える!と思う。
作者さんの他の作品はかなり好きなので、ぜひ!続刊を期待したい!
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