実際にあった事件を漫画にされています。昭和生まれなので思い当たる事件ばかりでした。風化させない為にも読み継がれてもらいたいと思いました。
事件を深く知るには当時の社会情勢なども考慮する必要があると思います。これを読んだだけで全貌を知れ
る訳ではないとも思います。が、知って考える事に意義があるのではないかとも思うのです。やるせない気持ち、後味の悪さも残りますが、知って考える事で被害に遭われた方々の想いが無駄にならずに済むようにも思うのです。
私の記憶が確かであれば、最初の作品の御遺族はお母様が事件の10年程後に病死、最後に残されたお父様も逝去されています。ご兄弟はいらっしゃらなかった筈です。痛ましい記憶だったとしても過去の惨劇として忘れ去られるだけでは無念過ぎます。
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