作者様の作るシチュエーションに最後は良い作品だったな、とほろりとして、作者様のギャグには毎回 笑ってしまいます。
表題作は日本のSPが、任務の際に謝ってがん射され、傷の確認が出来ました。とそのまま見上げた顔に相手が落ちてしまって、堪
らずキスをしてしまう。お互い初恋の相手の様な恋が始まり、姿を確認したら嬉しすぎて後ろから抱きしめてしまう…。会えて嬉し過ぎて主人公の官舎になだれ込んで、言葉責めが始まったように見せて、職質している主人公。半裸だったので、読んでいる最中は気づかなかったのですが、事が終わり、ひきのコマになった時に、主人公がまだ靴を脱いでいない、というオチ。
そんな作者様のこのてんこ盛りには毎回感服です。
「愛はない」もおちゃらける主人公の本当の優しさや愛になかなか気づかない、少年だった陽斗。いつまで2人はすれ違うんだろ、と読み手はハラハラするのですが、まさか、そっち!のオチにほろりとしてしまい、最後は笑わせる。(すごいなぁ…。)
1番嬉しかったのは、「天国も地獄も」の続きが読めた事です。2人が元気そうで良かった。
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