ネタバレ・感想ありフェイスのレビュー

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同時収録作品も良い
ネタバレ
2024年4月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他所購入作品の為参考迄。206P、表題作及び表題作のその後の短編+「愛はない」1〜3+「天国も地獄も」番外編+あとがき。表題作も面白かったが同時収録の「愛はない」がとても良かった。母親を亡くしひとりぼっちになった少年が親戚の小説家にひと時引き取られ過ごす。気持ちに正直なストレートの愛情ではない、そのせいですぐに少年は飛び出してしまうのだけれど。このストレートではない愛情表現が良いか悪いかは別にして行動の裏にある感情の交差する部分がとても良かった。「天国も地獄も」の番外編も読めて良かった。
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全て最高だった!
2023年8月9日
作家買い。総206ページで表題作ともう1本『愛はない』が半分ずつ位、最後に他作品『天国と地獄』の番外編が6ページ収録。
毎回どうしてこんなにも惹きつけられる物語を思いつくのですか……?といつも打ちのめされる。
表題作は2人の大人の男同士の駆け引きが最高にイカしてたし(あだ名のセンスピカイチ)、2本目はもう何か言葉にできない……2人の表情、シリアスとギャグの緩急が絶妙でラスト泣き笑いした。
番外編は他作品『天国と地獄』を読んだ人は絶対マスト買いでしょ!大好きな2人にまた会えて嬉しかった。
結論、全話ほんと面白いし泣けるし最高にクールな作品です。いつも通り買って良かったです!
ガンホルスター付けた堅物SPの色気よ
ネタバレ
2023年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ チャラ〜い顎ひげ王子にビビッときて購入したら、相手役の堅物SPもめちゃくちゃ好みでした。チャラ男×堅物は何冊読んでもいいね!チャラくセクハラ受けてるうちに堅物SPがあれよあれよと。24時間警護してこんなに心を占めて、でもお前はいずれ国に帰っちゃうんだろ…とか、こんな話もう素敵でしかない。エチシーンの会話が良くてゲラゲラ笑った。上手いなぁ…。

後半は別のお話「愛はない」。中学生が逞しく成長して、忘れられない憎い相手のとこに現れる展開が、かっこよくて期待感にゾクゾクしました。年上男の狡さや優しさと、それに翻弄される年下男の直情さがせめぎ合う心理描写が絶妙。男×男の色気に溢れてて、物語に独特の美学がある作家さんだなぁと思います。

エチシーンそのものは、さくさくしててさほどエロさはない。エチシーンどうこうより、距離感とかやりとりの中にあるエロさにドキッとします。
隠し事の隠し事の真実
2023年1月25日
表題作他2作。フェイスは、とある国の影武者王子ナーナ×日本のSP桜田(チェリーちゃん)のお話。
仕事柄、互いに隠し事が多く、騙し騙され。だけど、互いに好きなのは真実。ナーナは軍隊を辞めて桜田の傍にいようとして…仕事に忠実な桜田だが、思いを留めておくことはできず。最後はハピエンだからいいのかな。
もうひとつは、作家と親戚の子との10年攻防。答えは、最初からわかっていたはず…中学生でおじさんにキスされ、忘れることができなかった。「こちら側」に来ないように演技して遠ざけようとしたが、無理でした(笑)
西田先生の物語には、だいたい仕掛けがあって、ハッとさせられます(笑)
一筋縄にはいかない大人の恋×2と番外編
ネタバレ
2022年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ SPの桜田は、来日中のノーラ王子の身辺警護を担当することになります。ノーラ王子は資料通りに派手好きの遊び好きなのですが、桜田は違和感を覚えるのでした。もしかすると別人ではないかと桜田は疑い、確かめようとします。セクハラまがいの揶揄い方をしてくるノーラ王子と真面目な桜田との駆け引きが展開されてゆきます。どちらも立場上、易々と真実を明かす訳にはいかないのですが、お互いに隠し持つ恋心はバレバレなのでした。『それは秘密にしておきたい』で晴れて2人は結ばれます。『愛はない』大学生の木村陽斗が10年前の母親の葬儀を回想するシーンから始まります。母一人子一人の中学生の陽斗は引き取り手がなく、葬儀の日に初めて会った母の従兄•小説家の友部に言われるまま友部の家へ行きます。けれどもゲイの友部が相手を連れ込んでいたり、母親の遺した貯金を渡してくれなかったり、挙句にキスまでしてきた友部をブッ飛ばして陽斗は出て行ったのでした。大人なりに、子供なりに、拗らせたお互いの感情が10年後に奔出します。『天国も地獄も•番外編』ではハワイを発った後の城田×姫野の姿を垣間見れます。
苦味
2021年7月6日
「やさしいあなた…」以来、ドハマリしている作家さん。自分でも「なんでこんなに好きなの?」って思うくらい、ここ最近片っ端から先生の本を読み漁ってる。
この本の中に収録されている「天国も地獄も 番外編」は不思議なテイストで、妙に印象に残ったので元の作品「天国も地獄も」も読んでみた。
そのあとでもう一度この番外編を読むと……全身の血がざわっとなった。
そういう意味だったのか……えぇ、えええーーっ!!
西田作品に含まれている、「苦味」が凝縮されたような作品。
胸にずしんとくるけど、この短いセリフたちの中に本1冊分の物語が凝縮されていて、本当に見事。やっぱりこの作者様、好きだなぁ
面白かったぁ。
ネタバレ
2021年6月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読まずにはいられない西田作品。決してイケメンとは言い難く、古い作品なので、身体のバランスがおかしい事もしばしば…だけど男臭さやその色気は絶品で、不思議に引き寄せられてしまうんです。近頃、可愛いく綺麗で似通った絵柄が多く、女の子のように可愛い受けが残念ですが、西田作品は『男』が魅力です。

表題作は、要人を護衛するSPと異国の王子様。ですが、王子様がどうにもこうにも王子らしくない風貌。どこかの雑誌の編集長、みたいな(笑)私が違和感覚えるくらいなので、当然SP桜田も違和感があるはず…
所詮は他国の人。任務が終われば夢は覚める…
近づいた心は、泡と消え…なかったナーナの本気が素敵でした。
同時収録『愛はない』めちゃくちゃ良かったです。
母親を亡くし孤独になった中学生のハルト。頼れる身寄りは遠縁の友部。友部の悪態ぶりが、ハルトの神経を逆撫でして…
孤独な少年が生きるために必要なもの。それは希望や夢かもしれないけれど、怒りや憎しみの方がもっと生きるための原動力になるのかもしれない。悔しさをバネに立ち上がる方が強い気がします。
友部の態度や行動は、計算されたものだったのか。
心に棲みついた憎しみの相手が、いつしか違う感情となり…愛はちゃんとあった。しびれる良作です。

『天国も地獄も』の番外編は、まだ未読なのでわかりませんでした。いつか読みたいです。
中毒性がありますね
2021年2月18日
まだ買ってませんでした、ギリギリセール中に間に合って購入。教えていただき、本当にありがとうございます!!
他国の要人と日本のSP、母親を亡くした少年と叔父、そして「天国も地獄も」の番外編の3つのお話。どれもよかったけど、「天国も地獄も」のその後が見れたのが一番よかったです。この先何があろうと二人がずっと一緒だということが確認できて、感慨深いです。

この作者さんの作品を何冊か読んで、ちょっと嵌まる感じがなんとなく分かってきました。突拍子もない話だったり、ギャグもあるんですけど、でもホロッとさせる要素を織り混ぜてくるんですよね。それも絶妙な加減で。これは、未読の作品もいってみるべきだと思いました。
他の方のレビュータイトルにもあがっていたけど、作中にホテルホタテ貝というのを見つけて、私もめちゃツボりました!
変人キャラ達の変形愛2CP◎
ネタバレ
2021年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ カラフルな表紙にドキッ(笑)こちらが西田東さん名義ラストになるのかな〜。2CP+『天国も地獄も』番外編。

1:表題作。ノーラ王子×警視庁SP桜田。騙し合いの様なテンポの良い掛け合いに緊張感あって、その中にジリジリと意識し合うドキドキ感◎キスシーンの立ち姿素敵。堅物のデキるSPも恋しい気持ちは止められない感じが良かった。チェリーちゃんカッコいいわ。内容的にはフェイスより仮面っぽい話かな。

2:遠縁大学生×脚本家。これ良かった好き◎母の自 殺で独りぼっちになった中学生とちゃらんぽらんな叔父さん。数年後叔父さんの苦悩や取り繕いやズルさに愛があって。叔父さんを嫌う事をバネに真っ直ぐ生きて来れたハルトが甘えられるといいな。

3:『天国も地獄も』番外編いい◎〈一緒にゼロ〉であの幸せそうな表情◎喜ぶべきか不穏の心配をすべきか悩む(笑)
愛憎と駆け引き
2019年8月20日
西田さんの作品はどれもクオリティが高く、好みでなくてもストーリー展開やギャグの面白さに星5をつけたくなる作家さんです。
個人的にこの一冊は何度も読むほどハマらなかったのですが、それでも滅茶苦茶面白かったです。
西田さんにしてはあっさりめに感じてしまったのかもしれません。
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絵はコミカルな感じですが
2019年4月18日
楽しく読みつつジーンと胸に来るシーン、エピソードが必ず入ってる作家さんです。読みやすいので是非多くの方に読んでいただきたい作家さんです。面白くも萌え切なさありで大好きです
初心者向け
2017年10月2日
西田さんの作品の中では、絵もストーリーも洗練されていて、人物たちもかっこいいし、読みやすいかなと思います。
くっついた後のイチャラブとか、エッチ後半の甘エロはありません。けど「うわ」ってお腹がざわっとくるエロさが。
それがまさにハイライト。そこがあるなら、そこまでしか描かない。粋だと思います。
ホテル ホタテ貝←変なホテル名シリーズ笑
2017年1月8日
こんな面白い作品を半額でありがとうございます。気持ちとしては分割36回払いにして利息もお支払いしたい位です。西田作品を読んだ後は西田作品以外なんもいらねーって思います、マジで。
表題作ももう一編も登場人物が皆好きです。最近の作品は益々人物が軽やかになって(勿論良い意味で)、とても読みやすいです。それなのに内容が濃いってすごいな、ホント。

まだ未読も多いですが、個人的に西田作品のベスト3に入りました!

天国も地獄もの2人は旅を続けてるんですね、また読みたくなってきたな(^^)
受け攻め関係なし。
2017年1月3日
初めて読んだ作家さんでしたが、こんなに自分の好みにハマるのは久しぶりでした。収録作品の中でメインじゃないほうの作品「愛はない」が最高に面白かったです。性格の曲がった男が不器用で愛おしい。
メインのお話は初見よりも2・3度読んでからテンポの良さに爽快感を感じて好きになりました。
全体的にこの作家さんの描く男性は、女からみて「男ってバカよね」と思わせるような、いい大人の男なのに少年らしさがあると思いました。
あまりに面白かったのでほかの作品も大人買いしてしまいました。受け攻めが決まってなかったりリバが好きな私には神がかったストーリー展開で大満足です。
もはや
2016年12月28日
西田中毒者ですね……何故かこの方の作品は買ってしまう。当たりであろうが、外れであろうが、決して後悔はしない。何故だろう(笑)ストーリーというか、キャラの緩さがきっと好きなんだろうな……今回も楽しめました。
私はツボです
2016年12月27日
大人の男の人、普通に働いている男の人の恋したり戸惑ったりの可愛さが大好物なので、とても面白く読みました。ちょっとした視線のやり取りとか、会話の合間に雰囲気があって、私はそれがとても心地よく感じました。絵の緻密なきれいさとかより、作品やキャラクターややり取りの雰囲気を楽しむ作品だと思います。ハマるハマらないがあるかもしれません。私はハマりました!大人の男性の静かで一生懸命だから可愛いがたまらん人にはオススメです。
やっぱり面白い
2016年12月26日
いやー、やっぱり西田さんの作品は面白いです。
先の読めない展開をこれでもかと見せてくれて、読んでてワクワクが止まりません。
某国の王子と警視庁SPという設定も見事に活かし、BL以外の要素でも楽しませてくれます。
優れた脚本の映画を観ているよう。
それでもって登場人物が人間味溢れててたまりません。
両方とも完璧に男くさいのに、お互いががっつく時のエロさといったら、エロシーンよりエロいです。
表題作のほうが好きですが、もう一つの遠い親戚(イトコチガイ)同士のお話も人間ドラマで読ませてくれます。
「天国も地獄も」の番外編もたった6ページなのに、ぐいっと心を引き込む内容でよかった!
総206ページ。
顔がマジメだけにキュンとしました!
2022年8月5日
”天国も地獄も”の二人に 再度 会えて、元気そうに どこかの国を旅していて 嬉しかったです。それから 表題作、ハードボイルドな匂いがしながら、SPの桜田さん、割と可愛いところがあって、キュンとしました。彼が敬語する王子?は もう ほんと 口が達者で 礼儀も出来なてない男なのだけれど、後編の行き違いでは 桜田さんが 待て、出来ない状態になって 悶絶してしまいました。良い! あんな風に ムラムラされると こっちは 悶えてしまいますね。もう一つのお話は 母親を亡くしたマジメな甥っ子とチャランポランに生きてきた叔父のお金のバトルなんだけれど、トムとジェリーのように 仲良くケンカしな、状態なのがよかったです。でも、血が繋がっているところは、ねぇ。。。
作者買いですが。
2018年5月5日
大好きな作家さんなんですが、これは最近の他の作品の質が良過ぎて、星が1つ少ないです。
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面白い!
2017年3月17日
表題作ともう一作品どちらも面白く読めました。叔父さんと甥っ子の話は、ちょっと切なさもあって、良かったです。少年の後ろ姿の絵を見つめるところがぐっときました。
いい意味で
2017年2月28日
淡々と読み進められる、ゆったりとしたお話でした。西田先生の作品はどれも独特の空気感がありますね。セリフも特別凄いことを言っている訳でもないのに心に残るというか…。絵は青年誌のようでちょっと残念ですが読むうちに愛着が湧きます。
ほ~っ
2017年2月12日
絵は好みでなかったですけど、ストーリーは良かったです。じわっとじ~んとくる作品でした。
テンポがいい
2017年1月24日
一回読んだだけでは内容が把握できませんが、何度か読み返すうちに。
お互いの駆け引きがテンポよく繰り返され、素直に受け止められない大人の恋愛って感じですね。
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確かに
2016年12月31日
可愛い男の子は皆無ですが、話が面白かったです。読み進める内に引き込まれて、あっという間に読んじゃいました。
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作家買い向き
2016年12月27日
表題作は、王子とSP。SPが王子に違和感を感じる事から、
面白い展開になっていきます。

西田作品らしい、漢×漢なので、普通?のーBLが好きな方には向かないかも。
そもそも、ボーイズ達がほとんど出てきませんから(苦笑)
おっさんや、雄臭い青年とか…まぁ好みが分かれそうな人物ばかり。
しかも、イケメン描ける作家さんではないし、描きわけも怪しい。


それでも、中毒になるくらいストーリーが素敵なんですよ。
人物像がリアルで、感情描写も秀逸。
短いストーリーの中に、グッと感情移入できる部分があったり…

女々しい行動をする事あるけど、乙女じゃない!
そこが重要。

BL初心者より、読み慣れた人向けです。
表題作はまあまあ
ネタバレ
2023年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作はまあまあストーリーは面白く読ませていただきました。エロ部分は男らしい男達の絡みなのですがイマイチ萌えず。男らしい男達なのにエロをあまり感じない。私にはどうも合わないようです。
うーん
2017年8月1日
初作家さん。ストーリー重視ですね。普通にリバるし内容も大人向けという感じ。
決してつまらないわけではないのですが、絵やキャラクターが好みとかけ離れ過ぎていて全然萌えられず…(^_^;)
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うーん、
2016年12月31日
私の読解力が足りないせいかもしれませんが、イマイチ展開についていけなかった。
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面白い。
2016年12月26日
2作品と別話の番外編でした。
2作品とも面白い。
せっかくだからもっとじっくり描いて欲しかったような気がします。
少し物足りないかな?
大人な男
2017年10月25日
大人な男の恋愛! 初がベッドでなく、敷き布団なのがなんとも! セール買い
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話は個性的で面白いけどキャラが苦手
2016年12月26日
男おとこしててもどこか美しさはあってほしい(ワガママでごめんなさい)ので、ちょっと苦手でした。正直BLにスネ毛はいらない派なので。
好き嫌いわかれそう。半額じゃなかったら買わなかったです。
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