『遥かなるヒマラヤ』
ノンフィクションドキュメンタリー風。
今現在も、こんな女の子達が、
搾取されてるのかと思うと、
遣り切れない。
『闇に咲く花園』
ほとんど知られてない、ナチスの(美人専用収容所)
エロ漫画ネタ?と笑い
そうになるが、
実際絵にされると、その異様さに戦慄。
数々の【実験】が実際に有った事だとは。
『オルガン』
ただ、ささやかな幸せを望んで、男を信じた娼婦。
歴史上は英雄の男たちが、み〜んなクズで、
復讐するヒロインが哀れ。
『妊婦喰いし鬼』
ほとんどホラーミステリー(バイオハザード?)
【今昔物語】を基にした、フィクションだと思うが、
とにかくリョナ(残酷)描写がエグい!
上記『闇に咲く花園』と同じ世界だといっても、
まったく違和感が無い。
4話の最後に、この作品。
読み終わって、
(伝説)と(実話)に差は無い。
と気付くと、ゾワッと恐ろしさが襲う。
リョナ描写に定評のある作者だけど、
『残酷な支配者と、抗う弱者』
というのが、この作家の、
一貫したテーマなのだろう。
読み応えがありました!
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