も〜たまりません!白玉の可愛いこと可愛いこと
大人になってしまった座敷童子、極上の精気を持つ尚臣と出会い、大好物にちなんで白玉と名前をもらい、尚臣の飼い猫あんこと共に一緒に暮らすこととなってのあれやこれやのお話ですが、仮の姿であるチビ
白玉がもうもう、抱きしめて頬ずりしたいくらい可愛い!
本当の姿も美しく、健気で、こんな子いたら例え妖怪でも愛しちゃうよなぁ。
白玉は人の精気をもらって糧とするので、方法は直接精気を吸う方法と、◯液からも受け取ることが出来るので、Hも襲い受けになることもしばしば。これがまたチビ白玉と真逆の妖艶さ。たまらん!
でも途中、その精気を吸うという性質から尚臣に誤解されてしまってからの白玉は、見ていて涙が出てしまったほど切なかった。泣いた。わかるけど、尚臣のバカっ!と思った。
いや、本当に可愛く切なくほわほわしたお話でした。
この作家さんの「小さな島のやさしい恋」がとてもよかったので本作も読みましたが、こちらはまた一層良かったです。2人、ずっと幸せに暮らしてほしいです。欲を言えば、白玉や猫のあんこがめちゃ魅力的なのに比べ、尚臣のキャラとしての魅力が今一つ足りない気がしました。この作者さんは、ユニセッ◯ス(しかし、セッ◯スと付くと意味が違ってもはじかれるってどうなんだろう…)なキャラが得意なんでしょうね。でもそれを補うくらい白玉が魅力的だった。これに尽きます。健気で一途な座敷童子の白玉、幸せなその後も読みたいです。
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