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作品内容

出来事には意味がある。その一挙手一投足。授業中でもヘルメットをかぶり続けることにも。超人的怪力の持ち主・伊賀こもろは時節を問わずにヘルメットをかぶっていた。転校生の葉野は、伊賀の隣の席となるが、明らかに尋常ではない伊賀について誰からも説明も無く、新しい日常生活になじんでいくのであった。ワケあり彼女とひとクセあるクラスメイトの普通じゃないのが普通の日常コメディ。(このマンガは優しさ100%で出来ています。)

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作品ラインナップ  全4巻完結

  • スペシャル (1)

    778pt/855円(税込)

    出来事には意味がある。その一挙手一投足。授業中でもヘルメットをかぶり続けることにも。超人的怪力の持ち主・伊賀こもろは時節を問わずにヘルメットをかぶっていた。転校生の葉野は、伊賀の隣の席となるが、明らかに尋常ではない伊賀について誰からも説明も無く、新しい日常生活になじんでいくのであった。ワケあり彼女とひとクセあるクラスメイトの普通じゃないのが普通の日常コメディ。(このマンガは優しさ100%で出来ています。)
  • スペシャル (2)

    680pt/748円(税込)

    いつなんどきもヘルメットをかぶり続けている女子高生・伊賀は怪力の持ち主で語彙に乏しい。そんな彼女がすごす高校生活、怪力すぎるがゆえの悩みを抱えたり、スルーしたり、恋をしたり…平方イコルスン高校で巻き起こる青春群像劇、独特なセリフ回しで絶賛開校中!
  • スペシャル (3)

    700pt/770円(税込)

    「今もこんな漫画があることに幸福を覚える」阿部共実、称賛。平方イコルスンが初めて長編で紡ぎだした世界。そこに生み落とされた青い瑞々しさの正体は、短編で発揮されていた言葉、空気、描写などの鋭い表現能力の更にその奥にある平方イコルスンという人間そのものが濃く現れたのではないかと勝手に感じ、この愛おしい世界に感動している。地方の田舎の高校生たちの日常。転校生・葉野さよは少し歪な世界と少し歪な同級生たちに囲まれ、この小さな世界に少し近づいては離れ、少し離れては近づくを繰り返し淡々と日々を重ねていく。こうして静かに描かれるこの生活には、誰もが送ったあの頃の青春が確かにひそんでいる。知りたい良くしたい、でも聞けない話せない上手くいかない、派手ではないドラマティックではない、誰も知らない小さな痛みと小さな喜びの日々の、自分たちだけの青春が。スペシャルとは何か。そう問いかけられる日常がここにある。―――阿部共実(『潮が舞い子が舞い』『月曜日の友達』)コミュニケーションの連続が《世界》になる。そんな当たり前なことに気づかされるスクールライフ・コメディ。
  • スペシャル 4巻

    900pt/990円(税込)

    ヘルメットを被った怪力女子高生と一風変わったクラスメイトたちの、普通じゃないけど普通のスクールライフ。

    だったはずなのに…

    喜劇の“外側”に巧妙に隠蔽されてきた黙示録的世界は、誰も気付かぬほどゆるやかに日々を侵食していく。

    槍、放場(はなちば)、大人たちの“仕事”。
    巨大すぎる力をめぐる穏やかな悪意の正体は…

    連載8年に渡る一大叙事詩、あまりに衝撃的な最終巻!

レビュー

スペシャルのレビュー

平均評価:5.0 2件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 少し変な日常コメディ……だけじゃなかった
    ミツバチさん 投稿日:2023/8/11
    【このレビューはネタバレを含みます】 転校生の葉野さんと、いつもヘルメットをかぶっている怪力少女の伊賀さん。私達の住む世界とは少し異なる世界が垣間見える中、珍妙な脇役達もまじえて繰り広げられる日常コメディー。そしてたいへんにまっとうな、少しずつ近付いて積み重ねていく友情もの。 設定は、どこまでが彼等にとって「普通」なんだろうな、と探りながら読んでいく感じで、かつ読者に向けた明確な説明はありません。変わった世界で変わったキャラクター達がいたって当たり前に日常を過ごしていくこの感じ、私は大好きです。女子同士の会話、男子同士の会話も、言ってることややってることは「変」な気もするけど、自分達もこんな感じだったよな、っていう、大切なくだらなさがありました。ガソリン大好き藤村さんがお気に入り。 あと、大西さんと谷くんが、幼馴染の身分差恋愛で、ものすごく良いです。エモエモ。 ……で。3巻までで少しずつ開示されていた不穏要素が、4巻で炸裂してめちゃハード展開。 そしてラスト。ちょっ……ちょおぉーーーい!ちょっと待ってええぇ〜〜〜!!と叫ばざるを得ない……。けれどもこの作品が「葉野さんと伊賀さんが一緒にいた間の出来事」として描かれたのなら、あそこで終わるのが妥当で、かつあそこで「終わってしまう」のがもう切なくってしょうがない。 私達の知らない作品世界の常識はわからないまま、大人達の思惑もよくわからないまま、怒涛の中に投げ込まれた子供達の必死な感情に揺さぶられました。 この作品世界はあくまでフィクションではありますが、私達自身の世界だって大した差はありません。自分の体験できる狭い狭い範囲の中で、その外側にあるぼんやりとした知識を「常識」として、時に暴力的な大きな外部の思惑に翻弄されて、それでも自分に手の届く精一杯の努力をするしかない。 ゆるく別世界を楽しんでいたはずが、シビアな現実を突き付けられる。なかなかにしんどい読後感でした。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 様子がおかしい
    かすわかさん 投稿日:2019/1/12
    様子がおかしいのは表紙のヘルメット少女伊賀さんだけかと思いきやどうやら皆がちょっとずつおかしい。 噛み合ってないようで噛み合ってる会話の妙を面白く感じたとき、既にイコルスンワールドにハマってます。オススメ。

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