美しい装丁で、ずっと前から気になっていたシリーズ。
前作の「ひだまりが聴こえる」のレビューを見ると、辛辣な評価をされてる人が結構いたので覚悟して読んだのですが…全然よかったです読んでよかったですフォローしてるレビュアーさんの評価を信じてよ
かったですありがとうございます。
ストーリー展開もテンポよく、読んでいて退屈に思ったことは一度もなかった。
たしかに恋愛ものとしては前作だけでは物足りなくて、「幸福論」まで読んで満足した感じ。幸福論とセットでひとつの話として読むほうがいいんじゃないかな。
私は職場に難聴者のかたがいて、その人の大変さを間近で見ていると…難聴って音が聞こえにくくなるよりも、人とのコミュニケーションを分断されるのが一番きついと思う。
みんながみんな難聴者に理解があるわけじゃない。その不自由さをみんなで受け入れて助け合うっていうのは、実際のところ本当に難しい。
航平が太一と出会えてよかった。
そこにいるだけで温かくて落ち着ける場所…ひだまりを見つけられてよかった。
幸福論の次にリミット3巻、そのあと春夏秋冬…とまだまだ続くみたいですが、ゆっくり二人の行く末を見届けようと思います
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