「皇帝と宦官」〜「帝國の宦官」〜「傾国の宦官」と続く「皇帝と宦官」シリーズ第1弾。
時系列的には「帝国の宦官」〜「偽りの宦官」(番外編1)〜「皇帝と宦官」〜「傾国の宦官」かと。※個人的印象。(2018.9記載)
しかしながら、それぞれ単
体読みも問題ないと思われます。
★
「皇帝と宦官」全7話
中国の宮廷を舞台に前半が皇帝・泰藍と宦官・海燕のお話、後半が皇帝の息子・文昌と宦官・麗琳のお話と2CPのお話になっています。皇帝と海燕のお話はシンデレラストーリーで、こちらのCPのお話のほうが好みでした。作中には海燕と麗琳の絡みもあり、宦官という特殊な立場の悲哀も描かれていますが、海燕のちょっとおバカな明るい雰囲気がシリアスな部分を和らげてくれます。麗琳の海燕への想いが不器用さ故に思わぬ展開になりましたが、こちらもハッピーエンドでホッとしました。今作は最初の1ページ目が衝撃的で迷いましたが、内容はぎっしりで途中に入る解説も興味深く、とても楽しめました。
「宦官小噺-春の徒然夢うつつ-」描き下ろし23ページ
今すごく流行っているモノが手に入った海燕と麗琳。
「あとがき」1ページ
「電子限定描き下ろし」海燕と麗琳カラーイラスト1 ページ
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