表題作+スピンオフ収録。どちらも面白かった!ちらっと出ていた少女漫画誌の編集・青井も気になるー。
「漫画家に原稿を描かせる方法」
真面目な編集者・貴也×人気漫画家・三月(PNは美月)。高校時代、自分の性癖を認められず疎遠になった初恋の相
手・三月と仕事で再会。担当になり、ストレス発散にHの相手をせがまれて幻滅するも嫌いになれず…。すれ違いまくりの両片想いもの。噛み合わないにも程があるけど、それも仕方ないと思わせる自然な流れで面白かったです。貴也が編集者としての立場を崩さず接していたのが好印象。切ない展開なのに気持ちが通じた時の二人のやりとりがなんだか可愛くて(チビ絵も可愛い)ほっこりしました。あのバー楽しそう。
「恋とか、そーゆー年じゃねえし」
イケメン営業・姉川×表題作でいい働きをしてくれた先輩編集者・伊勢谷のスピンオフ。40過ぎて恋も性欲も遠去かってる伊勢谷の前に現れた残念なイケメン・姉川。あまり読まないおっさん受けですが気にならず、可愛くて楽しい二人でした。短いけど本能で生きてる姉川が面白くて満足。
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