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レビュー

今月(7月1日~7月31日)

レビュー数56

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 純愛えろ期

    彩景でりこ

    販売終了しちゃう〜
    ネタバレ
    2026年7月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題です。
    まだ読んだこと無いと思って読み始めてしばらくしたら以前読んでいたことに気付きました。自分の記憶喪失っぷりがヤバイ。
    でも新鮮な気持ちでまた読めるということはお得と言えなくもない・・・かもしれない。
    2026年7月31日で販売終了とのこと。レーベル変更でまた再発売されるのでしょうか。
    まだ読んでいない方はお急ぎください。

    幼馴染4人組DK達を中心とした3CPのお話。
    1組目は幼馴染同士の恒ちゃんと岸。
    こちらはピュアで可愛いオーソドックスなDKカップルです。おつきあいした後も幼馴染達の変わらぬ友情がホッコリする。

    2組目は恒ちゃんに片思いをしながら自分の気持ちは告げず二人の背中を押したみっちゃんと幼馴染sと幼稚園まで一緒だった転校生の太郎のカップル。
    太郎が無茶苦茶で話が通じない男で私は苦手ですが、失恋を引きずって悶々としていたみっちゃんにはこのくらい強引な方が良かったのかも。幼稚園からずっとみっちゃんを思い続けてて、良く言えば一途で情熱的。かな〜りポジティブ変換すればの話ですけどね。
    でもみっちゃんも徐々に絆されて恒ちゃんへの気持ちも薄れてきたのだから結果オーライなのかな。

    3組目はさとちゃんと事故が原因で留年した瑛生のカップル。
    さとちゃんは幼馴染グループの中ではちょっと影が薄いけど、カップルとしてはこの二人が一番好き。
    天然不思議ちゃんな瑛生が可愛いしさとちゃんが素直で穏やかで優しい。
    刷り込み上等!!相手がさとちゃんじゃなければ瑛生さんは刷り込まれなかったのだし世界も広がらなかったのだから自信もってラブラブしてほしい!

    でりこ先生の2012年の作品で今とは絵もだいぶ違うしストーリーも結構時代を感じる。展開の早いエロもファンタジー感満載です。
    でもそこに味がある。
    続編の「相愛えろ期」も併せてどうぞ。
    いいね
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  • 夜明け前にきみを呼ぶ

    嘉内

    さらなるスピンオフ希望
    ネタバレ
    2026年7月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「アウターハロー」のスピンオフ、環の幼馴染・暁のお話です。
    幼馴染(環)に恋人が出来てヤケ酒してつぶれて出会った子がウリ専だったという展開。・・・あれ?暁やっぱり環が好きだったの?って思ったけど恋愛の“好き”というより長く世話を焼いてきた子が親離れして役割がなくなったのが寂しいという感じかしら。

    暁もエマもはじめから気になってるのに、客とキャストの関係から真剣な恋愛に発展させるのは難しいよね。
    暁がホントに面倒見がいいというか他人の幸せを純粋に願える優しさが沁みる。
    ずっと愛されたかったエマが優しい人に愛されて良かった。
    暁もエマも、寒くて寂しい夜明け前に温め合える人がいて良かった。

    美夜先輩が後輩思いですごく良い先輩だしエマが一歩踏み出すためのアドバイスはいいけど・・・真昼と最後まで実践練習する必要なかったよね。エマの仕事柄 客とするのは別に気にならないけど、このシーンはちょっと気になっちゃいました。

    美夜のセ○レとして紹介された真昼だけど、番外編での二人の長くて深い関係がすごく気になる。もっとこの二人を深掘りした作品を見てみたいです。更なるスピンオフ希望!
  • アウターハロー

    嘉内

    別れがあれば出会いがある
    ネタバレ
    2026年7月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ バンド活動してて就活しそびれた宙。大学卒業を機に高校時代から組んでいたバンドが解散するというちょっと辛い始まりです。
    途方に暮れていたところ、友人のライブを見に行ったら中学時代に仲の良かった先輩に再会するという展開。
    別れがあれば出会いがある。
    感動の再会かと思ったら環先輩は宙の事すぐには思い出さず温度感低めのぬるっとした再会で拍子抜けではあったけど、中学時代の多感な頃に似た境遇で同じ時間を過ごして共感したことは心に刻まれてるんだよね。
    宙が誤解したりモダモダしたりするけど、基本的には宙の空回りで邪魔者はなし。みんな相手のことを思って真面目に誠実に向き合ってる。
    2マンライブの環のMCがすごく刺さりました。
    バンドが解散して居場所をなくす心細さや新たな居場所を見つけて打ち込む情熱。広大な宇宙の中で天体がぶつかったり離れたりするように形を変えて落ち着くところに落ち着くんだろうな。
    爽やかで透明感がある作品でした。
  • 恋心開発実況

    野白ぐり

    予想以上の可愛さ
    ネタバレ
    2026年7月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ こだわりが強く臨機応変な対応ができず言葉を額面通りに受け取る律。
    いかにもASDっぽい描写で「発達障害を中途半端な描き方されてたら萎えそうだな〜」と途中まで読んで積読してましたが、読んでみたらすごく良かった。
    もちろん特性は個人差もあるしBLとしてはそこにばかり焦点を当てるのもどうかとは思うけど、嫌な表現は全然なかった。特性を特別視しているわけでもなく軽視しているわけでもなく、それをちゃんと尊重してくれる一護がいてそして控えめな律の性格と相まってめちゃめちゃ萌える。
    言葉をそのまま受け取る律だから、駆け引きや誤魔化しは効かなくて同意を取るのも気持ちを伝えるのも真っ直ぐそのままの言葉なのが見てるこっちも嬉し恥ずかし。特性の感覚過敏もすごく効果的。
    多様性とか特性とか、しっかりと描いているのに暗くも説教臭くもならず自然で可愛い。
    素敵な作品に出会えました。
  • 待宵の鬼【おまけ漫画付きコミックシーモア限定版】

    露久ふみ

    サラッと展開
    ネタバレ
    2026年7月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 幼い頃から妖が視え引き寄せてしまう体質の実。ある日助けた妖が実の血筋に因縁のある鬼だったというお話。

    妖力が弱った鬼の姿が犬の体に蛇の尻尾と一本角とは斬新です。普段のまるは角もなくて所謂一般的な鬼感はありません。
    まるの真名を奪った尼僧のエピソードはこの作品の一番の肝だと思うけど、あまりよくわからないままにサラッと展開。言いたいことはなんとなくわかるけど、色々“弱い”感じがしてしまう。
    座敷童子ちゃんやちびっ子妖達は可愛いし、ところどころに挟まれるコミカルなシーンは好き。
    作者様買いでしたが物語の背景や周辺の設定は少し活かしきれていないのかなと思いました。
    星4.4
  • 初恋エスケイプ

    平喜多ゆや

    やっぱりホッコリほのぼの
    ネタバレ
    2026年7月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2作品収録されています。
    前半は幼馴染を好きになってしまったDKの切なくて初々しい恋愛のお話。
    男癖の悪い母親の影響で恋愛観を拗らせている廉。失うくらいなら初めから諦めようと幼馴染の裕翔と距離をおこうとするのが切ない。
    廉に避けられて自分の気持ちを自覚した裕翔の動揺っぷりがいい。暴走気味ではあるけれど真っ直ぐで勢いがある。若さが眩しい!!
    最後はやっぱり平喜多先生らしいほのぼのした可愛い結末。
    柴犬のおはぎも含めて周囲のキャラもいい味だしてました。

    後半は表題作にも出てきた廉の母親の元カレ露木のお話。
    廉と裕翔に影響されて魔が差しちゃったよね〜(笑)
    露木の流されやすくてお人好しで絶妙なヘタレ具合が最高でした。
    廉のことも気にかけてくれてたし良い人だと思うのよ。でもこのちょっとダメな感じがすごく好き。
    どちらの作品もすごく良かったです。
  • 俺が伏見にときめいてるわけがない

    雪川海音

    甘酸っぱ〜い
    ネタバレ
    2026年7月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 中高一貫男子校での友人、桃山と伏見。
    思春期なのに6年間男しかいませんから、そりゃあ悶々したりわちゃわちゃしたりですわ。
    伏見の駆け引きが絶妙!軽く牽制して様子を見たりスッと引いてみたり。
    素直な桃山が翻弄されてまんまと意識しちゃってます。
    伏見はずっと片想いしながら機会を窺ってたんだろうな。策士!
    でも策士ではあるけど腹黒では無い。そしてピュア。
    あぁ〜甘酸っぱい!
    1巻でこんなに満足感高いのにまだ続きがあるんですか。ありがとうございます!!
  • 世界が始まる朝に海を見た

    泡山わわ

    タイトルが素敵
    ネタバレ
    2026年7月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 積読から。
    購入したときはもっと評価高かったと思うのに久しぶりに見たら評価が下がってる〜。試し読みで期待して購入したけど期待ほどじゃないってことなのかしらと不安になりながら読み始めたら・・・すっごく良かった!

    海が見える駅のホームで出会った碧と湊。
    高校生の碧と弁当屋で働く湊は全然違う境遇だけど二人とも人に言えない辛さを抱えていて徐々に距離が縮まっていくという展開です。
    子供にとって親は自分の世界の大部分で、どんなに辛くても囚われてどこにも行けない何もできないと思ってしまう。
    そんな中で自分とは全く違うタイプの人と出会って、今とは違う世界もある・自由になれる・前に進めると思えた。そんな人生を変える出会いだったんだろうな。
    二人とももちろん相手によって心を救われたのだろうけど自分の力ででちゃんと前に進んでるし、二人が救われる過程でどちらかが闇落ちしたり辛い目に遭ったりしない。切ない展開もあるけど、二人の関係にはキラキラした水面みたいな青春の輝きが感じられます。
    綺麗な情景が目に浮かぶような描写で映像化しても素敵だろうな〜と思いました。
  • 俺のやさしくない先輩【描き下ろしおまけ付き特装版】

    さきしたせんむ

    需要と供給の一致
    ネタバレ
    2026年7月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 顔が怖いと周りから敬遠されてるけど実は臆病で泣き虫な八ツ橋と声フェチの八ツ橋の好みにドンピシャな先輩夏目のお話。
    いつもフォローしてくれる優しい夏目先輩の本性はドSな泣き顔フェチというギャップ展開です。
    互いのフェチの需要と供給の一致、利害の一致。
    そんなエロと勢いで読ませる作品かと思ったかけど、夏目の闇がなかなか深そう。偶然そういう関係になった訳じゃなくてずっと前から囲い込んで狙ってたわけね。
    さすがさきしたせんむ先生、エチも大迫力です。
    まだ1巻。これから波乱の展開がありそう。続きが気になる。
    星4.4
  • ブルーモーメント

    一穂ミチ/ymz

    忘れちゃいけない
    ネタバレ
    2026年7月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ コロナ禍真っ只中な世界でのバーを営む響とその周りのお話。

    パンデミックが起きて今までとは違う毎日で非現実的な日常だった。
    飲食店は特に大変だったと思う。
    そんな中でみんな心に余裕がなくなるし、余裕がなくなると合わないところが明確になるし今まで誤魔化してきたことが誤魔化せなくなる。
    穏やかに日常を切り取っているのに、ある意味極限状態で自分が本当に大切にしたいものはなんなのかを考えさせられます。

    ほんの数年前の出来事なのにあの大変さを忘れてきている自分が怖い。
    作品の中ではかなりマイルドに描かれてはいるけど、コロナ禍でみんながどうしていたか何を考えていたかを思い出させられます。
    あの頃はいつ終わるともしれない不安の中にいたんだよね。そうだよね、家族のいる有り難さを感じたし健康でいられることに感謝したよね。
    忘れないようにしたい。
  • 逆転恋色ラブコール

    よなきオイスター

    初恋の幼馴染との再会
    ネタバレ
    2026年7月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初恋の幼馴染との再会。
    十数年ぶりに会ったら小さくて泣き虫だった子がデカい男に成長しているという王道展開だけど、翠は大きくなっててもワンコみたいに懐いてきて感情豊かで可愛い。
    泉も背は低いけど筋肉質だし、キャピキャピしてる翠が受けって可能性もあるかな〜って思ったけど・・・やっぱりそうだよね、タイトルに「逆転」ってついてるもんね。
    予想を裏切らない展開でエロくて可愛かったです。
  • 明日の放課後もここで【合冊版】

    小坂つん

    もう少し先まで見せて欲しい!
    ネタバレ
    2026年7月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 中学からの同級生の友人を好きになってしまったDKの悩みと拗らせ。
    好きになったことへの罪悪感や気持ちを知られる事への怖れから離れようとするけど離れられない。
    嫌われたくないけど言い訳して相手の単純さにつけ込んだりもする。

    思春期に同性の友人に片想いする場合の王道展開と言えるかもしれないけど、そういう気持ちの矛盾とか葛藤がとても繊細に描かれています。
    洋介が鈍感だけど単純で真っ直ぐ。公博みたいにグルグル悩んだりしないで自分の気持ちに気づいたら一直線なところが微笑ましいし、読んでいるこちらもスッキリ安心して読めます。拗らせてない素直なワンコ系DK大好き。
    最後までは夏休みまでお預けってところで・・・え!完結ですか!?
    そうですか、夏休みは描かれませんか。そこは想像で補えという事ですか。
    もちろん想像しますけど、番外編での答え合わせも欲しいところです。
  • キッスインブルーヘブン

    雁須磨子

    フワッとしてキラキラ
    ネタバレ
    2026年7月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ フリーター兼サーファーの欽之介。
    ある日海岸沿いにピカピカの黒塗り高級車が現れいかにもな執事が降りてきてお坊っちゃまとのランチにご招待・・・って怪しいというか最早何かのパロディみたいで可笑しい(笑)
    好奇心でついていった先には丘の上の白亜の別荘があり、出てきたのは病弱なお坊っちゃまイケオジ。お坊っちゃまは至って真面目なんだろうけどあまりにも住んでる世界、価値観が違い過ぎてそのズレが面白い。
    ほんのりとラブの予感かと思ったら・・・え、攻受そっちかい!?
    でもさ〜江上さんは素性もよくわからないし、ある夏突然高級別荘地に現れてその別荘は取り壊される噂があるってなったら当然「一夏の恋」なんだなって思っちゃうよね。きんちゃんの感覚は普通だと思う。きんちゃんの回想の中の昔行ったホテルの部屋名が「アバンチュール」「ラヴィアンローズ」「ケセラセラ」って刹那的で暗示的。
    フリーター兼サーファーと不労所得で生活するお金持ち。あまりに違いすぎるからきんちゃんのそこはかとない不安もわかる。でも「ケセラセラ」で「アバンチュール」はこれからも続く!
    ツッコミどころはあるけれど、深く考えずにキラキラの夏の雰囲気をふんわり楽しみたい。
  • ひよこと夜と遊園地

    ymz

    ウザさが愛おしい
    ネタバレ
    2026年7月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「ヒゲと鈴としゃぼん玉」のスピンオフ。三太の元彼キヨシとキヨシの今彼トウヤのお話。
    スピン元に少し出てきただけでもクセの強さが際立っていたキヨシ。しかし、今作では想像以上にナルシストなトンデモ男(笑)
    トウヤはなんでこんな様子のおかしい男と付き合ってんだって思ったけど、純粋で感情の起伏が激しくて見てて飽きない人ではある。
    全てが過剰なキヨシだけどそのウザさがだんだん愛おしく思えてくる。トウヤにはキヨシの自信過剰なところも弱いところも柔らかく包み込む包容力があるよね。
    今作は他の登場人物たちもクセが強い!でもみんな良いこと言うし二人の背中を押してくれる。
    すごく素敵な作品です。
  • ヒゲと鈴としゃぼん玉

    ymz

    読むと幸せになれる!
    ネタバレ
    2026年7月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 家事能力は皆無で構ってもらいたがりの鈴太郎と穏やかで面倒見のいい三太のカップル。
    いつも賑やかでコミカルでクスッと笑える二人の日常BLです。
    甘えん坊な鈴太郎は少し面倒臭いやつではあるけれど素直で謎にポジティブで、いつもグルグル悩んでしまう三太にはきっと救いになるんだろうね。いい組み合わせだ。
    読むと幸せな気持ちになる作品。大好きです!

    三太の元彼キヨシはクセが強いけどなんだかんだ良い人で、そしてキヨシの今彼トウヤがあり得ないくらい良い人〜。
    この二人のスピンオフ「ひよこと夜と遊園地」に続きます。
  • 「マザーズ スピリット」番外編集【電子限定版】

    エンゾウ

    番外編たっぷり
    2026年7月23日
    2015年〜2020年に発行された特典や小冊子などをまとめた番外編集です。
    まだ文明に慣れていない頃からイチャラブまで。
    育ってきた環境が違いすぎるから前途多難そうではあるけど、カルタカの一途さがあれば無問題。
    幸せそうでなにより。
    星4.4
  • 赤松とクロ

    鮎川ハル

    飄々とした雰囲気が大好き
    ネタバレ
    2026年7月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 鮎川先生の作品の雰囲気大好き。
    表題作はゲイのクロとノンケの赤松の大学生カップルのお話。緩い会話と可愛い絵の相乗効果でほのぼのした雰囲気が心地良い日常系BLです。
    まぁでも、ほのぼの系とは言ってもそこはノンケを好きになったゲイの悩みがある訳で。相手がどこまで男を受け入れられるのか計りかねて臆病になったり不安になったり。普段はクールで辛口なクロも内面は繊細で傷つきやすくて色々考えちゃうのよね。
    一方、赤松は能天気というかおおらかというか。人の目も気にしない周囲の噂にも動じない、あっけらかんとした強さがある。頑なに広島弁なのも味わい深くて良い〜。
    描き下ろしでは、赤松の実家にクロを連れていくなんてもう紹介済みなのかしら!って思ったけどそうでもないのかな。距離を縮めて徐々に外堀埋めていく作戦?赤松だからそこまで考えてないか。でも家族も和気藹々とした雰囲気でクロも安心したよね、きっと。
    クロのゲイ仲間先輩の短編も収録されています。
  • 兎太と烏堂

    tacocasi

    中華風ファンタジーBL
    ネタバレ
    2026年7月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。ようやく単行本出ましたね!

    中華風の世界観。嵌められて失脚した文官・烏堂と変わり者の第四皇子・宇斗、宇斗の護衛・兎太のお話。
    仙人に弟子入りするという宇斗様のお供で辺境の霊峰に行くのだけれど、宇斗様も兎太も自由で社会性なくてなかなか多難な珍道中です。
    それぞれのキャラが立っていて掛け合いも面白い。
    計算高くて裏表のある烏堂が徐々に打ち解けて本性を曝け出してくるのが可愛いし、無表情で何考えてるかわからないような兎太が無自覚に烏堂に執着してるのも良き。
    サクサク展開し過ぎてテンポが速いし説明不足な感じもありましたが、その説明し過ぎない感じやファンタジー感がかえってすごく御伽噺のような印象でした。
    BL要素は少なめ。お互いにはっきり気持ちを言葉にする訳じゃないけど、関係に名前をつけなくてもずっと一緒にいるという感じなのかしら。「好き」とは言わないけど忠誠は誓っちゃう独特な関係だよね〜。
    のちに偉大な仙人になった宇斗様も見てみたいし、兎太と烏堂のその後やこの国の行く末も見てみたいけど、御伽噺としてはこのくらいのフワッとしたラストの方がいいのかな。
    兎太が烏堂より9歳年下っていうのが良い。やっぱりワンコは年下じゃなくっちゃね。烏堂の急なかわいがりも良い〜。
    描き下ろしと電子特典必須です!
  • 「主人公にはなれないけど」番外編【電子限定版】

    桃子すいか

    はぁ〜良かった♡
    ネタバレ
    2026年7月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本編ハピエンの4ヶ月後のお話。
    元ヤリ○ン海斗が文哉のこと好きすぎてぎこちなくなってるし、文哉も不安でなかなか本音が言えない。
    そんな二人の背中を押してくれるのはやっぱり一花ちゃんなんだよね〜。
    ちゃんと本音を言えて前に進めて良かった。二人が幸せそうで可愛い。
    諒くんも有島さんもまた見られて嬉しいです。
  • 「放蕩息子と恋の穴」番外編集【電子限定版】

    九號

    色んなものが有り余ってる
    ネタバレ
    2026年7月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本編ラストでくっ付いた従兄弟同士かつ高校の教師と生徒な穣と蒼佑のその後のお話。
    Hは高校卒業まで待たないんかい!!って思ってたけど、案の定蒼佑は愛やら嫉妬やら性欲やら色んなものがダダ漏れです。
    放課後の校内でイチャイチャしてるのを見られちゃったけど、見られたのが家族ぐるみの付き合いの穣の親友・哲朗(本編では朗だけど番外編では郎の字になってる)の弟・紘太だったから一応セーフかな。ウブな紘太を悩ませたのはかわいそうだけどね。
    臆病で悩みがちな穣には蒼佑みたいな強引なのが合ってると思う。・・・が、せめて在学中は暴走せずに大人しくしとけよ〜って思いました(笑)
    星4.5
  • カドのまるいさんかく

    村上キャンプ

    たしかに角は立ってはいないけども・・・
    ネタバレ
    2026年7月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大学の同級生で親友の佐久間と藤井。
    いつもつるんでいた藤井がバイト先の酒屋の跡取り息子・加地と付き合いはじめる。最初は戸惑っていた佐久間だが徐々に男同士の関係を受け入れるようになり自分も藤井を意識するようになっていく・・という展開。

    加地さんが本当に良い人。
    藤井が不安を感じた時もきちんと将来のことを考えて話し合おうとしていたのに、藤井は自己完結して一方的に別れを切り出して自分勝手だな〜と思ってしまった。まぁ恋の始まりの浮かれた頃を過ぎて冷静になったら先のことが怖くなったのかもしれないけど、ホントその理由は「最初から分かってたことじゃん!」としか言えない。
    なのに加地さんは藤井のこと全然悪く言わずに自分を責めるなんて歳も1歳しか違わないのに大人で人間が出来てるわ〜。

    藤井が加地さんと付き合わなければ佐久間は藤井のことが気になりつつも男同士で付き合うという選択肢があることに気づかないままだったかもしれないよね。
    佐久間に自分の気持ちに気付かせ二人をくっつけるために登場したような、まさに”当て馬”な加地さん。でも単なる当て馬にするには良い人すぎるのよ。
    確かに角は立たず丸く収まった形の三角関係だけども、この円満な結末は加地さんの人間性あってこそ。
    その後加地さんも幸せになったようだけど、そのエピソードがあまりにもアッサリ描かれ過ぎでそこに至るまでの加地さんの覚悟や苦悩や葛藤などの色々を蔑ろにされたようでモヤモヤしました。当て馬が良い人すぎると肩入れしちゃうから考えものだな〜。
    星4.5
  • 「リセット」番外編集【電子限定版】

    いちかわ壱

    苦しさなし
    ネタバレ
    2026年7月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻は高校時代付き合っている頃のイチャイチャがメイン。別れた後の話もあるけど部活のみんなでわちゃわちゃしていてホッコリします。本編のような読んでて苦しいエピソードはありません。
    2巻は高校時代のイチャイチャとリブートした後の幸せな二人。
    番外編は短い分読んでて幸せになるのがいいよね。
  • リブート

    いちかわ壱

    長い長い拗らせ・・・
    ネタバレ
    2026年7月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「リセット」の続編。
    付き合っているのにすれ違っていた苦しい恋愛を終わらせて関係をリセットした前作。
    その後、お互いに成長して新たな関係を作り直すんだろうなと思ったら・・・別れて1年半、卒業して1年、「声を聴くことも顔をあわせるのも全部ガマンした」・・・って極端すぎない!?再会したら再会したでよそよそしいし。
    蒼は性格拗らせすぎてて思考が読めないな〜。
    以前とは違う大人になった自分を演出しようと思ったんだろうけど、中身は全く変わらず いや離れていた分かえって執着が増してる気がする・・・。
    爽やかイケメンな外面と違って子供っぽくて面倒くさい性格の蒼。彼氏としてはどうなの!?って私は思いますが、冬真にとってはどんな蒼でも大好きなんだろうな。
    槙はちょっと距離感近すぎだけど良い子だし、水無瀬さんもクセ強だけどなかなか含蓄のあるお言葉。二人がいなきゃリブート出来なかったよね。
    一大決心で「リセット」した割にはなかなか素直になれず前にも進めなかった蒼と冬真。上下巻にわたっての拗らせは長かった・・・。
    星4.4
  • リセット

    いちかわ壱

    リブートとセットで
    ネタバレ
    2026年7月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 積読本の山から。
    以前途中まで読んだのだけど苦しくて読むのをやめてました。今回、リブートまで一気読み。

    幼馴染の蒼と冬真。付き合っているのに気持ちが伝わらなくてすれ違って苦しくなる。
    最初に拗らせたのは蒼の方だし激重ド執着で性格も拗らせてるけど、一応気持ちを言葉にしてはいるのにね。伝えても伝わらない、信じてもらえない。それって辛いな。
    蒼も自分の汚いところを冬真に知られたくなくて素直になりきれないところが冬真を不安にさせたのかな。
    お互いに好きなのに、付き合っているのに、片想いみたいな二人。
    きちんとやり直すために、スタートラインに立つためにリセットしたのよね。
    これ1冊では完結しません。必ずリブートとセットで読んでほしい。
    星4.3
  • 先生、二度目の恋は…

    さがのひを

    こういう経緯でしたか〜
    ネタバレ
    2026年7月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「きみのにおい」のスピンオフ。シェアハウスの先住カップル、松田と三国の馴れ初め編です。
    高校教師の三国と旅行会社員の松田。
    厳格な家庭には負い目を感じ、家庭教師との失恋を引きずっている三国とゲイバーで出会った松田。
    ゲイバー等で出会った相手と仕事で再会するのは王道展開だけど、明るいワンコ系の松田が感じが良い。
    やさぐれ気味の三国をデートに連れ出して誠実に向き合って甘やかす。素直で真っ直ぐな態度が心に染みるよね。
    心の声がダダ漏れてる松田も可愛い。
    自分を肯定されて救われた三国が自由に生きるために選んだ場所がシェアハウスの松田の隣だったということか。
    スピン元ではシェアハウス内で成立したカップルなのかなとか、カップルならシェアハウスを出て二人で同棲すれば良いのに、って思っていたけど付き合い始め当初の三国にとってはこれが精一杯の勇気だったのかもな。
    シェアハウス内でのイチャイチャはやっぱりツッコミどころではあるけれど、みんなが幸せならそれでヨシ!
    星4.6
  • きみのにおい

    さがのひを

    運命の再会
    ネタバレ
    2026年7月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 中高の同級生で好きだった相手と7年ぶりにシェアハウスで再会すると言うお話。

    聖の匂いに反応してしまう糸。
    体臭が好きな相手とは遺伝子的に相性がいいと言うから、この二人も相性が良いんだろうね。
    お互いに好きだったのに、男同士だということで罪悪感や恥ずかしさで避けてしまい嫌われたと誤解してそのまま疎遠になってしまった二人。
    運命的な再会といえばそうなんだけど、半分くらいは聖の執念が引き寄せてるのかな。
    先住者の松田と三国はカップルでシェアハウスに住んでイチャイチャするのはちょっと非常識じゃない〜!?って思うけど、この二人がいなかったら聖と糸は相変わらず拗らせたままだったかもしれないからナイスアシストということにしておこう。
    ツッコミどころはあるけれどさがの先生の絵が可愛くてストーリーもほんわかしてます。
    星4.4
  • 愛しのアイツを飼いならせ 飼育書付き特装版

    ぴい

    幸せな関係
    ネタバレ
    2026年7月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「気ままなアイツを飼いならせ」の続編。
    前作から5年経ってだいぶ絵の雰囲気が変わり、線がハッキリすっきりして読みやすく可愛くなってる。
    東雲はオカン度が増してるし相変わらず環に振り回されてるし自信無くして変なのにつけ込まれたりしてるけど、二人とも相手を「好き」という気持ちが揺らがない、その点は成長してると思いました。
    東雲も環も、今まで外見で評価されてきたけどお互いに中身を好きになったのだし、相手を信じて素の自分を曝け出せる関係になれたのかな。
    あんなに刹那的だった環が未来まで考えられるように穏やかになれてよかった。
  • 気ままなアイツを飼いならせ

    ぴい

    飼い慣らされたのはどっちなのか・・
    ネタバレ
    2026年7月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ すんごい久しぶりに読み返しました。

    ウリをしている環と環に一目惚れした天邪鬼で拗らせてるハイスペリーマン・東雲。
    東雲が口うるさくてめんどくさいヤツなのでハイスペイケメンという事を忘れます(笑)
    小悪魔な環に振り回されて巻き込まれていつの間にかどっぷりハマっちゃってる東雲チョロい。
    お互い相手に気持ちを言わせようと意地の張り合いだけど、駆け引きというより不安なんだろうね。自分から本気の恋をしたことのない人達なのかも。
    でも、環にとって東雲は初めて体じゃなくて心を欲しがってくれた人なんだよね。
    東雲はカッコつけてるより環の尻に敷かれて振り回されてちょっと情けない姿の方が似合うと思う(笑)

    この作品は2017年発行だからそんなに古くないけど、東雲のプライドの高さとか高慢さとかがちょっと時代を感じました。
  • VTuber夜星てのは、かわいくなりたい

    沢マチコ

    可愛かった!
    ネタバレ
    2026年7月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 配信系は普段馴染みがないから作品としてもあんまり共感できないことが多いんだけど、この作品は可愛かった。

    コンプレックスがあって自己肯定感低めなVTuberと不動産屋さんの営業マンのお話。
    Vのキャラクターのように小さくて可愛くなりたい天野くんが縮こまってるのが小動物みたいで可愛い。
    天野くん自身が職業”VTuber”って言っちゃったから仕方ないけど、顔出ししてないのに霜山さんが特定しようと探すのはなんかルール違反みたいでモヤモヤしました。まぁ配信系などに詳しくない故なのかもしれないし、その辺りに疎いからこそ先入観なく接することが出来たのかもしれないけどね。
    天野くんは小さくかわいくなりたいと思ってるのかもしれないけど恥ずかしがってふわふわしてる様子はもう既に十分可愛いけどね〜。
    星4.6
  • 実童と志葉

    村崎もよ

    ずっとニマニマ
    ネタバレ
    2026年7月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大学生カップルの日常とイチャラブ。
    友人達も理解ある良い人たちで嫌な事も起こらず、当て馬などの波乱もなく、ひたすら可愛いカップルを眺めてニマニマできます。
    でも単調な感じはなくて二人のほのぼのした日常とイチャイチャで幸せな気持ちになります。
    堂々としたおつき合いっぷりに周囲に腐女子が大量生産されまくってる(笑)
    星4.6
  • もう恋は結構です

    なつだ大正解

    もう恋なんてしないなんて言わない・・!?
    ネタバレ
    2026年7月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。纏るの待ってました!

    付き合っていた相手が突然結婚したというバームクーヘンエンドから始まるお話。
    BLにおいてそれはもう酷い裏切りだけど、複雑な家庭環境だった主人公・祥にとっては単なる失恋じゃなくてやっと見つけた安心できる相手からの裏切り。そりゃあ心の傷も深いってもんです。
    そんな中で現れた会社の後輩・湯川。飄々としてて今時ではあるけど結構包容力もあるし強引に行くところは行ける、スパダリ要素を秘めていて今後の成長に期待できる。
    ホント最低な元彼なんかとっとと忘れて早く湯川とくっついてほしいけど、これだけ傷つけられたらそう簡単にはいかないよね。
    なつだ先生の作品は「高杉先生」も「完璧彼氏」も様子がおかしくて面白いラブコメだけど、今作はちょっと異色。今後、しっかり救済されてたっぷり愛される展開を期待しています!!
  • JOY Second

    絵津鼓

    可愛いけど切なくもあり・・・
    ネタバレ
    2026年7月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「JOY」の続編。
    お付き合いを始めた勇亮と豪。ラブラブかと思いきや不安になったり言いたいこと言えなくてギクシャクしたり・・・。まぁはじめはうまくいかない事もあるし徐々にしょうもないところも素の自分も見せられるようになっていけばいいよね。
    それはそうとして・・・今回は響くんが切ない。本命に自分がゲイであることも気持ちも伝えていないのだから仕方ないけど、響の気持ちに全く気づく事もなく意識もしてない悪気のない様子が本当に辛い・・・。
    豪くんの「僕たちのことに特別な理由見つけなくていい」「好きなだけ」って言葉がすごく響きます。確かに自分もBL読んでてもノンケが同性を好きになる展開に特別な理由を求めてしまっちゃてるかもしれない。本当の意味での理解はできないにしてもそれも含めてあるがままを受け入れると言うことなのかもな。
    響くんの失恋は辛いし悲しいけど、その後の豪くんとのわちゃわちゃが可愛い。すっかり気が合って女子会してるのも楽しそう。
    今までずっと辛い片思いをしてきたから溺愛されるのに慣れないかもしれないけど、一緒にいて楽な相手が一番だと思うし響くんにも愛される喜びを知ってほしい!『JOY Second」を読んだ後は商業番外同人誌集の3巻「Love Somebody」で響と片山のその後を見届けよう!!
  • JOY

    絵津鼓

    大好きな作品
    ネタバレ
    2026年7月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 何度も読み返しているのにまだレビューしてなかった!

    少女漫画家の豪と同じく漫画家で豪のアシスタントもしている勇亮のお話。
    開始早々、勇亮がゲイであることが判明してちょっと意識しちゃったり、勇亮のセ/フレが登場して豪にわかりやすく意地悪してきたり、BL描くのに擬似片思いしてたら本当に好きになったり・・。
    会話のテンポもいいしわちゃわちゃしてるのが可愛いけど、天然能天気に見えた豪くんが予想外にネガティブでびっくり。はっきりしたトラウマみたいなのがある訳じゃないみたいだから感性が繊細なんだろうな。
    子供の頃のままの素直な感性を持ち続けてる豪くんと元保育士で面倒見の良い勇亮の相性がピッタリなんだよね〜。ほんと小動物みたいで感情豊かな豪くん可愛い!
    響くんはイジワルな時もあるけど豪くんの背中も押してくれるし二人がくっついたあとはサバサバしてて気持ちいい。
    登場人物みんなに個性があるし意味がある。すごく大好きな作品です。
  • 同級生棲活

    木下けい子

    力技が過ぎる(笑)
    ネタバレ
    2026年7月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 中学の同級生の水野と三田園。
    高校から別々なのに見えない糸に繋がっているかのように縁が切れない腐れ縁・・・って全然偶然なんかじゃないじゃん!!
    水野に片想いしている三田園が繋がりが切れないように頑張ってたって言うね。
    それにしても一緒に住む口実に捨て猫拾ってきて水野に世話をしてもらうって力技がすぎる。
    中二の夏から水野で童貞捨てると決めていた三田園。恋の気配すら全然なかった頃から執念深く思い続けてちゃんと恋人になれるのすごい。でも三田園が自分に気があるのを知りながら構っていた水野もちょっとずるいよね。
    堅物でちょっとズレてる三田園にフフフッと笑わされます。
  • リスタートはただいまのあとで

    ココミ

    沁みる・・・
    ネタバレ
    2026年7月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 実写映画公開の頃に購入したのに読まずに積読してました。
    もっと早く読めば良かった。すっごく良かった。めちゃめちゃ沁みる〜。

    田舎を舞台にした穏やかな時間が流れる展開だけど、ホッコリしたり少し切なかったり。
    高校から実家を出て上京して10年ぶりに戻ってきた光臣と、施設育ちで高校の時に養子としてこの町にきた同い年の大和。
    いままですれ違ってきた二人の人生がここで初めて交わります。
    口が悪くて周囲と摩擦が起こりがちな光臣と人当たりの良い大和。10年間地元を離れていた光臣と10年間ここにいた大和。
    一見、大和の方が地元に馴染んでいそうだけど、周囲の人全員が事情を知っていていつまで経っても大和をよそ者扱いする田舎特有の排他性が辛い。
    それでも、お互いに影響しあって徐々に変われたし二人とも前に進むことができたのだと思う。少しずつ変化していく二人の心情や関係性が繊細に描かれていて良かったです。
    「おなかをすかせて」の方では恋人同士になった二人が一緒にいる心地よさを感じつつも周囲に噂される田舎特有の居心地の悪さも感じてる。でもちゃんと二人のことを理解してくれる人もいてそこまで辛い状況にはなりません。
    結局、問題は親の愛情を知らずに育った大和が人を愛すること・家族になることを自分の中でどうか消化するかという事だったんだよね。
    大和が自分の過去に向き合ってそこにもちゃんと愛があったことを知ることが出来て、将来のことを考えられるようになって光臣に改めて向き合えるようになったんだろうな。
    しわくちゃになるまで寄り添っていたいと思える相手に出会えて、見守ってくれる温かい家族や友人達がいる。
    穏やかですごく素敵な結末でした。何度もウルウルさせられました。
    すごく良かったです。
  • 君に恋するはずがない─スイート篇─

    須坂紫那

    同棲開始してる〜♡
    ネタバレ
    2026年7月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 3作目のロマンス編の後スピンオフ「水野忍」をはさんで本編4作目。このシリーズ大好き!

    冒頭の北大路×有馬CPと目黒×水野CPのコラボカフェダブルデートが最高。
    みんな一緒なら少女漫画コラボカフェも堂々と行けるのね。楽しそう!
    天然さんな北大路、水野と人見知りで神経質な有馬、距離感近くてノンデリ気味の目黒のキャラクターの対比が面白い。
    この4人ずっと見ていられるな〜。

    とうとう同棲を開始した北大路・有馬CP。
    北大路がスパダリ過ぎて悩んだり(笑)ノロケたりなラブラブな二人の家に北大路の母親が家出してくるという波乱の幕開け。
    ・・・だけど、最終的にはご両親も北大路・有馬CPも危機的状況にはならずホッコリな着地。
    北大路のご両親も素敵な人たちで、こうやって今の北大路が形成されてきたんだな〜というのがよくわかる。
    ラブラブだしホッコリ可愛いし読むと幸せになります。
    もっともっと続きが読みたいな〜。
  • 便利屋エンのひみつごと【電子限定描き下ろし付き】

    三島ピタリ

    どうして評価低めなの〜!?
    ネタバレ
    2026年7月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 以前から気になっていた作品だけど、ちょっと評価が低めなので躊躇してました。でもすごく面白かった。どうして評価低めなの!?

    便利屋(というよりほぼ探偵業)を営む円と雨の日に路頭に迷って円に拾われた大学生の友のお話。
    友が居候しながら便利屋の仕事を手伝ういわゆるバディものです。便利屋のそれぞれの依頼も内容がしっかりしていて面白い。
    円が元刑事であるのは1話目で早々に匂わされていて刑事を辞めた理由等は想像通りで王道と言えなくもないけど、ストーリー展開が自然でスムーズに読めます。そして何より絵がキレイ。
    1巻完結なので物足りなさは少しあるけど低評価つける理由はなさそうだけどな〜。
    公私共にバディとなった二人がいろんな依頼を解決していく探偵物語としてこの先も続いていくともっと面白くなりそう。
    続編お願いします!
  • 雛鳥は汐風にまどろむ【SS付き電子限定版】

    南月ゆう

    苦しくて優しくてウルッとする
    ネタバレ
    2026年7月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに再読。
    内容をあんまり覚えていなかったから印象薄い作品だったのかなと期待せずに読み始めたけど良かった。

    両親と姉を交通事故で亡くし姉の息子・歩を引き取って異動と共に海のある町に引っ越してきた勇一。そこで元ホストのお惣菜屋さん・陵と出会うというお話。
    大切な人を失ったばかりなのにお互い遠慮があって素直に悲しめないし気持ちも伝えられない勇一と歩が見ていて苦しくなる。「この人まで失いたくない」と思うからこそ我儘になれないのだし、親戚といえども今までずっと一緒にいた訳じゃないのだから簡単にはさらけ出せないのもわかる。
    その点、陵は他人だからこそかえって本音が言えたんじゃないかな。
    歩と少し境遇が似ている陵、でも陵が欲しくても手に入れられなかったものを持っている歩。今までは他人のものを欲しがりながらも矛盾を抱えていた陵だけど、勇一と歩と出会って奪うんじゃなくて共に生きていく、そう思えたことで救われたんじゃないかな。
    出会えたことでお互いが救われた、そんな素敵な関係性だと思いました。
    一緒にいるうちに取り繕わなくなって、歩と兄弟というかライバルみたいな子供っぽい陵が可愛い。
  • アンチラバーズ・マインドバトル【特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き】

    淀川ゆお

    どんどん可愛くなっていく〜
    ネタバレ
    2026年7月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「エンサークルメントラブ」のスピンオフ、忠弘のブラコン兄・忠晴のお話。スピン元の3巻と繋がっています。
    スピン元ではちょっと嫌な感じだった赤瀬川。酔っているのにつけ込んでハル兄を襲っちゃったのかと思って好きになれなかったけど、あれ?意外に良い奴?
    仕事はできるし頼りになるしけっこう誠実だし、そして今までずっと“頼れるお兄ちゃん”してきたハル兄を可愛いって言ってヨシヨシしてくれる。ハル兄が肩肘張らずに自然体でいられる相手に出会えたんじゃないかな。
    ハル兄どんどん可愛くなってます。
    星4.6
  • 朧夜ナイトレイド

    藤峰式

    オメガバース+アクション
    ネタバレ
    2026年7月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 忍の末裔達が所属する政府諜報機関の隠密部隊”朧”
    最初の数ページで既にケンカップルの匂いがプンプンしてくる〜。
    αとΩでバディ組んでるなんてそういうことでしょ、藤峰式先生作品だしエチがいっぱいでしょ!って思って読み進めると・・・あれ?なかなかくっつかない!?Hしない・・・?
    藤峰式先生なのに1巻最後までエロなしのオメガバースなんて!・・・そういう点でもある意味 新境地(笑)
    2巻ではちゃんとこの二人くっつくかな〜。
    灯火の兄マツリも本当は生きていて極秘任務についてるとかならないかな〜。
    続きが気になりすぎるので早めに続編をお願いしたい!
  • 「目黒と秋野は気づかない」番外編集【電子限定版】

    ゆくえ萌葱

    気づいた二人
    ネタバレ
    2026年7月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大学卒業後に同棲している二人の番外編。
    合わないことがあったり、すれ違ったり、空回ったり。今まで別々に生きてきたんだから一緒に住んだらそりゃ違いも出てくるよね。
    「ほんのささいなことで喧嘩して、ほんのささいなことで許してしまう」好きなんだなぁ・・・・ってわかるわかる〜。
    違いがあっても一緒にいたい相手なら、お互い妥協したり合わせたりそんな擦り合わせをしながらなんとなく落ち着くとこに落ち着くんだよね。
    本編2巻の後の「気づいてる」二人の番外編が2本と、気づいていない頃の二人を描いた特典3つ収録されています。
  • 目黒と秋野は気づかない

    ゆくえ萌葱

    本人達だけが気づいていない
    ネタバレ
    2026年7月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ゲイの目黒とノンケで女たらしな友人・秋野のお話。
    どうみても両思い。周りの全員が二人の気持ちに気づいているのに本人達だけが気付かない。
    いや、本当はわかってるけど認めたくないだけだよね、これは。
    なんだかんだ言い訳してモダモダ・・・・。
    1巻ラストは両思いになったのかと思ったらこの後に及んでまだ素直に認めないなんて往生際の悪いこと。
    2巻では上手くいってそうなのにやたら秋野が”ノンケ”であることにこだわり一歩引いてる目黒。
    過去に何かあったんだろうなとは思ったけど、それを知った後の秋野の行動が早くて潔くて男らしくて良かった〜。ちゃんと目黒のことを思いやれてるし自分の過去も顧みて反省できてるし行動できてる。いい男だ!!
    相性も良くてお互いを大事にできてオープンにお付き合いできる、こんな相手二度と出会えないよね。もう実質結婚でしょ。
  • 花金ラブアクシデント!【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】

    星かっぺ

    不器用というかなんというか・・・
    ネタバレ
    2026年7月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ バイトしていた男の娘カフェの太客が入社した会社の上司だったというBLあるある。

    初めは知らんぷりで上司として塩対応していた梓だけど辛抱たまらずプライベートコンカフェごっこを提案。
    自宅でのコンカフェごっこがまぁ本格的。衣装もメニューも用意してオプションも完備!
    梓が薫を気になったきっかけを話して相手は誰でも良かった訳じゃないってわかったらあとはラブラブ展開になるしかないよね〜って思ったけど、二人とも不器用というか鈍感というか・・・。
    梓は嬢と客として出会ったから客としての一線を超えちゃいけないって遠慮だったのかもしれない。でもこんなドライなやり方そりゃ薫は傷つくわ!薫が素直に言葉にしてくれたからなんとか丸く治ったけど言わなきゃ徹底的に拗れてたよね〜。
    やっぱり素直が一番。
    アリスっぽいウサ耳コスの薫くんも可愛いです。
  • キャントバック

    七瀬

    好きの種類
    ネタバレ
    2026年7月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ノンケに失恋したばかりで傷ついているゲイの明。
    なのに人当たりのいいノンケの古着屋店員・北条に一目惚れって・・・また次も難儀な恋愛になるのかなと思ったら、めちゃめちゃ溺愛、救済系でした。

    北条くんが「ほんとにノンケ?」って疑うくらい最初から男同士に抵抗ないしグイグイ来るやん。あるがままを受け入れて全く特別じゃない普通の恋愛として振る舞うのがすごく良い。外デートも普通にするし家族にもあっさり話すし、同性だということを全く気にかけてない。
    そして明の元彼との対比がすごい。元彼は自分から告白しといてキスも無理ってどういうこと!?それって本当に恋愛だったの?って思う。まぁ実際男同士は無理だと思ったとしても明への伝え方はもう少しどうにか出来たよね。
    結局、人間力の差、愛情の差ってことだったのかな〜。
    ストーリー展開自体は淡々と進みますが、それがかえってリアルな感じです。
    ガタイのいい三白眼の居酒屋店員を「かわいいかわいい」って溺愛するの最高。今度はいい相手に出会えて良かった。
  • おしどり縁結び商会へようこそ

    阿部あかね

    面白くてちょっぴりウルっとする
    ネタバレ
    2026年7月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ マッチング率120%のゲイ専門恋活相談所「おしどり縁結び商会」の豪と宇楽カップルを中心とした周囲の人間模様が描かれています。
    以前分冊を途中まで読んでいたのだけど、単行本上下巻購入して積読してました。読むの忘れてたな〜。

    あかね先生らしいテンポのいい会話はユーモアがあって面白いけど、登場人物達の背景はちょと苦しかったりままならなかったり。
    でも出会うべき相手と出会って人生が好転していく。これがご縁なんだろうな。
    よく考えたら「縁結び商会」のお仕事として紹介したのは1組だけだけど、宇楽がなんだかんだ諦めなかったり見捨てなかったり世話焼いたりして人の縁を結んでいく。その強さとしなやかさがカッコいい。
    最後はほっこりじんわり心温まります。
  • ロングピリオド【単行本版】

    古矢渚

    納得のいく良いモダモダ
    ネタバレ
    2026年7月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 幼稚園からの幼馴染のDKのお話。
    樹は器用でなんでもできるけど何にも興味が持てない。佑征は塩対応なわりになんだかんだ樹と一緒にいる。
    樹への気持ちを自覚しながらそれを否定して隠そうとする佑征と佑征の気持ちに気付きながら自分から言ってくれるのをずっと待っている樹。
    なんでも出来すぎて周囲から妬まれやすい樹だけど全く妬むことなく樹をきちんと評価してそばに居てくれる佑征は樹の支えだっただろうし、樹が完璧なモテ男だからこそ“樹には自分とではなくもっと理想的な相手との未来があるはず”と思って好きな気持ちを忘れようとする佑征の気持ちも理解できる。
    お互いに相手を思うが故の不器用なすれ違いだけど二人の心情がすごくよくわかるからとても自然で納得できる。
    樹の兄も同級生の女の子達も含めて、すれ違いはあるけれどそれほど嫌な人は出てこないので気持ちよく読めます。
    今後、佑征は小説を書いて樹もやりたいことが見つかって一緒に頑張っていく未来があるのかな。今後の二人も見てみたいです。
  • 偽りΩは狂犬αに愛される【電子限定描き下ろし付き】

    赤色マッシュ

    絵が綺麗で色気たっぷり
    ネタバレ
    2026年7月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Ωながら成績優秀でαと偽り警察キャリアとしてマル暴に配属された愛川が元マフィアで特別捜査官のα・漣とバディを組むという展開。
    ハッキリそうとは書かれていないけど、抑制剤を飲んでいても反応してしまう二人は運命の番だったりするのかな。
    愛川が公安にいた時に周囲にいた偏見や差別意識の強いエリートα達に比べて、アウトローで常識にとらわれない漣。相性も良かったのだと思うけど、Ωのままで自分の能力を認めてくれる漣に惹かれたのかもな。
    二人のエチも絵が綺麗で体も美しい。
    でも、展開が早くて最後は少し駆け足な感じがありました。
    漣が責任かぶって消えただけで愛川の警察内での立場が守られるのかな?そして漣の「アンタにふさわしいαになって帰ってくるから」ってセリフ、その後に何か一発逆転するようなことがあるのかなと思っていたら・・・・。いや、まぁそれも裏社会から足を洗って真っ当に生きるという「ふさわしいα」の生き方かもしれないけどちょっぴり拍子抜けではあったかな。
    星4.5
  • とろけるくちびる raise 【電子限定特典付き】

    高崎ぼすこ

    お久しぶり!
    ネタバレ
    2026年7月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 約5年半ぶり、お久しぶりの続編でした。

    前作ラストで、関係がバレても文句言われないぐらいの立場になろうと腹を括った二人。
    今作では忙しくてなかなか会えなかったり頑張りすぎて体調崩したり。でもずっと一緒にいる未来に向かって努力する姿がカッコいいです。
    二人ともお互いが大好きすぎてかわいいっっ。もちろんイチャラブもたっぷり、相変わらず腹筋はバッキバキでエチは濃厚です。

    頑張る二人を応援したい。
    でも・・・指輪を外し忘れて仕事に行ったり彼氏の服を借りたり、脇が甘いよね。そんなんじゃネットですぐ特定されて匂わせとか言われて炎上しちゃいそう。次巻で辛い状況にならなきゃいいけど・・・心配だわ〜。
    今回はいかにも続く感じで終了したので早めの続編をお願いしたい!!
  • センスオブワンダー

    草間さかえ

    気持ちのいい結末
    ネタバレ
    2026年7月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「ワンダーフォーゲル」の続編。
    閉所恐怖症で野宿をしながら放浪している沖津と放浪先の沖縄で出会った読心術のできる小説家・伊武のお話。
    「ワンダーフォーゲル」の後半から続いています。

    サイン会で上京した伊武と沖津。
    伊武はマルチ商法研究会のメンバーたちとゆうとの過去の真相究明ツアーに出かけます。
    知りたかったことを知る事ができたゆうとの笑顔がスッキリと晴れやか。これでやっと自分自身の人生を歩き出せるんだろうな。

    ゆうとやしろう君、伊武や沖津、神井も含めて登場人物みんなが、今までは自分の居場所や存在が不安定で不確かで不安に駆られていた感じでした。そんな全員が自分と向き合い地に足をつけて不器用でも前に進んで行こうとする気持ちのいいラストだと思いました。
    すごく良かったです。
  • ワンダーフォーゲル【SS付き電子限定版】

    草間さかえ

    一回めはわかりにくいけど
    ネタバレ
    2026年7月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 精神科のグループワークのような場面から始まり、大学のマルチ商法研究会に場面展開するけど人物や状況の詳しい説明はないまま。その後、徐々に登場人物の関係や過去が明らかになってきます。
    最初に読んだときは頭の中がハテナマークのまま読み進めて途中から状況がわかってきた感じでした。
    後半はゆうととしろう君の再会のキーマン、沖津稜のお話。続編のセンスオブワンダーに続きます。
    センスオブワンダーまで読んでからもう一回ワンダーフォーゲルから読み直すとわかりやすいと思います。

    特殊な状況で自分の言うことを信じてくれる人が誰もいないまま、自分の力で立ち直ってゆうちゃんを探し続けたしろう君の強さにジーンとしました。ゆうちゃんが本当の意味で自分の人生を生きられるようになったのはしろう君のおかげだし、ゆうとにとってはまさにずっと”ヒーロー”で生きる支えだったんだよね。

    気楽に読めるわかりやすい作品ではないけど、味わい深いと言う意味で面白い作品でした。
  • 嘘つきな愛を買う-オメガバース-【単行本版】【シーモア限定特典付】

    ポケラふじ子

    スピンオフ
    ネタバレ
    2026年7月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「偽りの愛を孕む」のスピンオフ。
    前作と違って今作のα・恭悟はΩの悠生に対する愛と執着と思いやりがありそうだから溺愛系の展開になるのかな〜と期待しながら読み始めました。
    でも・・・悠生の行動が唐突で極端。おやおや〜今回もおかしな雰囲気になってきた。
    今までαとして生きてきた悠生が突然Ωに変異したわけだけど、それに対する戸惑いや反発やプライドのようなものがあまり感じられません。卑屈で恭悟に気に入られようと突拍子もない行動に出たのは悠生がΩに対して持っていた偏見が原因なんだろうか。でも自分の母親もΩで兄弟にもΩがいるのにそんな極端な偏見もつかな?
    誤解とすれ違いを経て、最後はお互いの気持ちを伝えてハピエンです。前作に比べると随分健全で幸せな関係に落ち着いたと思います。が、二人とも思考回路や行動が極端すぎて共感がしづらい。
    絵は前作の方がバランスが取れていたように思いました。
    星3.4
  • スパイシー・バニラ・エッセンス【特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き】

    かやま

    優しいSM入門(笑)
    ネタバレ
    2026年7月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 付き合い始めて2ヶ月の初々しい大学生カップル、涼太郎と圭介。
    昨日初めての抜き合いをして今日は初めてのお泊まり・・・なのにいきなりのSMゲイビエンドレス鑑賞(笑)
    普通の彼氏ならドン引きでしょ。戸惑いながらも受け入れてる涼ちゃん優しい〜。そしていきなりヘビーな性癖開示しちゃう圭くんはメンタル鬼強い・・・。
    圭くんを悦ばせるために頑張る涼ちゃんだけど、そこはやっぱり痛みや苦痛が伴う行為をする事への戸惑いもある。
    そりゃそうだよね。SMは圭くんだけの趣味だもんね。相手が趣味に付き合ってくれてるからって自分の希望・欲望のみを押し通すのは違うよね。
    どこまでがお互いの許容範囲なのか、ちゃんと話しあって理解し合う。相手を従わせたり痛めつけたりする目的ではなく純粋に相手の気持ちいいことをしてあげたいという、愛のあるほんわか可愛いSMでした。
  • ぼくのブルーキャット

    井波エン

    すれ違う想い
    ネタバレ
    2026年7月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ピアニストの依鈴と調律師の臣。
    高校の同級生でピアノで繋がっていた二人だったのに依鈴のために手に怪我をした臣はピアノが弾けなくなってしまう。

    その後、調律師になった臣と海外留学を取りやめ臣と一緒にいる依鈴。
    臣のピアニストとしての依鈴と人としての依鈴への想い、依鈴のピアノへの想いと臣への罪悪感と純粋に臣と一緒にいたいという想い・・・どれも本当だけど相反する気持ちもある。人間の心は複雑で自分でもどうしたらいいのかわからないのかもしれない。
    二人の心情が繊細に表現されていて、お互いに相手を思っているのにどこへも進めないもどかしさも丁寧に描かれていると思いました。
    周囲の人たちも誰かを大切に思う気持ちに嘘はないのにうまく伝わらなかったりすれ違ったり。
    切なくて何度もウルっとしました。

    依鈴にピアノを弾かせるために手を離した臣と臣の手を離さないままピアノを弾く決断をした依鈴。覚悟を決めた依鈴の強さがかっこよかったです。

    最後は猫と過ごす陽だまりのような温かく穏やかな結末でした。依鈴がこんなに柔らかい表情をできるようになって本当に良かった。
    とても満足感の高い素敵な1冊です。
  • きまぐれかそれとも、

    中川カネ子

    続きは出ないのかな
    ネタバレ
    2026年7月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題にて。
    放課後の補習で一緒になった冴木と武藤、DK二人のお話。
    ノリの軽〜い冴木と見た目だけは真面目メガネな武藤の噛み合ってんだか噛み合ってないんだかなやり取りが面白い。
    2巻で武藤の正体が謎になってきたところで終了。
    スピン元等があって何かの作品と繋がっているのかと思ったけどそういうわけでもなさそう。「CRAFT Vol.72」に掲載されていたようなので結構前の作品です。中途半端なところで終わってるけど続きは出ないのかな。気になる・・・
  • ハートビートエラー【単行本版】

    文川じみ

    運命の再会!!
    ネタバレ
    2026年7月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。まとまるの待ってた〜。

    高校時代にほんのり恋心を抱いていた野球部エースと転職先で再会するというお話。
    陰キャなシステム部の天ヶ瀬と人気者の営業部・結城。
    天ヶ瀬は自分が一方的に遠くから眺めていた淡い思い出だと思っていたのに、結城にちゃんと認識されていてデートに誘われちゃうなんて・・・最高!
    両片想い、いや、もうほぼほぼ両想いなんだけど、なかなかきちんと気持ちを伝えないし進展しそうでしないし、ヤキモキさせられましたわ〜。
    最終盤になってやっと告白したと思ったら速攻でエロ展開。そして結城が天ヶ瀬を好きになった経緯が語られます。
    気になってたことが色々解決して良かったんだけど、それまでが焦らされ過ぎで急にまとめて展開し過ぎな気がしました。
    結城の恋の始まりについてはもっと早い段階でモノローグとかで描かれても良かったんじゃ無いかな〜。
    まぁ我慢の効かない読者の独り言ですけどね。

    この二人、会社で再会しなきゃ青春の淡い思い出のままで終わってたんだよね。ほんと再会して良かったね〜。
    ラブラブハピエンで良かったです。
    最後の描き下ろしは目黒先輩のスピンオフの予感!

    星4.6
  • マロニエ王国の七人の騎士

    岩本ナオ

    2026年10月アニメ放送開始予定!
    ネタバレ
    2026年7月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ とある大陸の中心に位置するマロニエ王国。マロニエの周囲を囲んで7つの国があり、マロニエ王国の女将軍バリバラには7人の息子達がいる。長男「眠くない」次男「博愛」三男「暑がりや」四男「寒がりや」五男「獣使い」六男「剣自慢」七男「ハラペコ」、それぞれの特徴を表した白雪姫の小人のような変な名前の息子達を周囲の国へ大使として派遣することから始まる物語です。
    最初に読み始めた時は登場人物が多くてなかなか覚えられないし設定も複雑だしまだ明らかにされていないことも多くてわからない事もあるし、全体像が掴めず読むのに時間がかかるな〜と思ってました。
    でも実在の国、地域をモデルにした国々の文化や宗教等の設定が細部まで作り込まれていて魅力的です。絵も人物は可愛らしいし背景や小道具や動物等も細部まで緻密に描き込まれていて綺麗。壮大なファンタジー世界に徐々に引き込まれました。
    7兄弟は単純にバリバラから生まれた子供では無いような不思議なことの連続で、夜の長い国の王配が言っていたように「名前さえわかれば生まれた国から地域、先祖の名前までわかる」から兄弟達の本質がわかる本当の名前は隠されていてあだ名で呼ばれているということなのかな。
    息子達が全ての国を訪問し終わるにはまだまだかかるし、色んなところが繋がっていたり伏線があったりして「この話どこかで読んだな」と思っても見直して該当部分をなかなか探せなかったり、一筋縄では行かない大作ですが、しっかり資料を集めたり取材したりしたであろう作り込まれた世界観は異国ファンタジー好きにはきっと刺さるはず。
    オススメです。アニメも見ます!
  • ねぇ先生、こっち向いて

    はかた

    続きが楽しみ
    ネタバレ
    2026年7月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ はかた先生の絵すっごく好きなんですよね〜。綺麗でかわいい。

    婚約者に浮気されて婚約解消したばかりの高校教師・春川と人当たりはいいけどやる気なさそうな省エネ系DK・唯のお話。
    いわゆる王道な先生×DKものかと思ったら、実は再会で唯はずっと春川のことが好きだったというね・・・めっちゃ好きな展開!
    再会もの大好き、一途大好き!
    生徒に対して理性保ってた春川が、唯が告白されてるのをみて焦って気持ち伝えてでも今は唯の気持ちを受け入れることは出来ないって・・・キープしてるみたいでずるいな〜っていう思いもあるけど爽やかで理想的な春川先生が余裕無くしてる様子も良かった。
    まだ唯は高校2年生、卒業するまで時間があるし修学旅行等の学校行事が今後描かれるみたい。先生はちゃんと理性保ってられるかな〜、二人とも大人しくしていられるのかな〜。続きが楽しみ!
  • 小執事たちの珍客【タテヨミ】

    和戸村

    ほのぼの可愛いギャグ漫画
    ネタバレ
    2026年6月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 遺伝子操作で生み出され4歳まで暗殺者として生きてきたキリオ(5歳)が執事見習い学校で学んでいく・・・という設定だけでツッコミどころ満載です。
    よく考えたら(よく考えなくても)意味のわからん珍客や様子のおかしい人ばかりで(笑)、いわゆるナンセンスギャグというのでしょうか。
    でもちびっ子小執事たちは文句なしに可愛いくて癒される。ちびっ子は正義ですね。
    深く考えずに気軽に読める・・・いやむしろ深く考えない方がいい作品。
    クスッと笑えます。
  • ラスト・ノートが香るとき

    しゅがーぺろぺろ

    美しくてエロい
    ネタバレ
    2026年6月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに再読。

    フレグランス会社に勤める馨はフェロモンのように人を誘惑する自分の体臭がコンプレックス。体臭をリセットするというコンセプトの新しい香水の開発に招聘された調香師・翔生とのお話。
    かの楊貴妃のような魅惑的な挙体芳香、なんだかとんでもなくエロい。
    翔生が「パフューマーの俺が匂いに溺れてどうすんの」とか言ってた割にあっさり惑わされちゃって、全くもって即オチです。
    美しい絵で滑らかな肌の質感とか湿度感まで感じられてめちゃめちゃ色っぽい。
    匂いだけじゃなくて本当の自分を見てほしい馨と単純な恋愛じゃなくてなんだか裏のありそうな翔生、すごく気になるところで1巻終了です。
    そういえば当初は2024年に2巻発売予定だったよね〜。続きを首を長くしてお待ちしております!
    星4.5
  • アオハル・ワンスモア【単行本版】

    宮田トヲル

    甘酸っぱいな〜
    ネタバレ
    2026年6月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 高校時代に仲のいい友人で淡い恋心を抱いていた相手に社会人になって再会するお話。

    両片思いな二人。見ている側からすれば「早く気持ち言っちゃえばいいのに」って思うけど、誤解やすれ違いがあってなかなか素直に言葉に出来ない。軽く牽制して相手の出方を見たり怖気付いて待ちの姿勢になったり。
    わかる、わかるよ〜。男同士だし相手の気持ちに確証が持てないとなかなか動けないんだろうね。
    素直で優しい隼人と健気で少し儚げな律。高校時代の二人もいいけど、社会人になっても全然変わらずスレてなくてとても良い!
    大人になっても純粋でアオハルな恋愛。
    すっごく良かったです。
  • 逢縁カタルシス

    大島かもめ

    続きが読みたいっっ
    ネタバレ
    2026年6月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 舞台は大正、薬種商の若旦那・竜次と関東大震災を逃れ大阪にやってきて運転手として働くことになった近藤のお話。

    近藤が融通の効かない堅物だけど、周囲に流されずマイペース。そういうところが竜次に気に入られたんだろうな。
    先代の子でもないのに後継に選ばれた竜次。今に至る過程も周囲の目も苦労の多いものだったろうと思う。
    でも大旦那への恩義やしがらみや後悔や不安・・・いろんなものに囚われてどこにも行けないと思ってたんだろうな。
    吹っ切れた竜次がしなやかでしたたかでポジティブでとても良い。裸一貫から近藤と二人で生きていく。この先の二人も見てみたいです。
  • ことのはころり【電子限定描き下ろし付き】

    暮田マキネ

    可愛い、けどアッサリ
    ネタバレ
    2026年6月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 方言がコンプレックスの地方出身苦学生・周と失恋に傷ついた弱ってる子が性癖の森谷のお話。
    森谷の性癖が悪趣味だし周の受難の一端は森谷のせいだと思うけど、その出会いがあったからこそ周が自分の居場所を見つけられて方言にも価値を見出せたのだとしたら出会えて良かったのだと思う。
    そうは思うけど、周が森谷を”恋愛対象”として好きになる理由が弱い気がしました。
    ストーリーは結構アッサリとした展開です。
    星4.5
  • うちの上司が痴漢にあいまして【電子限定描き下ろし付き】

    熊猫

    3カップルの短編集
    ネタバレ
    2026年6月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 積読本から。

    3カップルのお話が収録されています。
    表題作はアダルトグッズメーカーの営業マン(実は社長の息子)と上司のお話。
    渡辺部長が天然かわいい。電車で痴漢にあっちゃうイケオジなんてけしからんな〜。
    山下の脅迫まがいで関係を持ったかと思いきやなんだかんだ両想い。
    変態チックな山下と恥じらう乙女な部長が良い対比です。

    その他、カメラマンとデザイナーのカップルのお話、小学校教師と未来からきた(?)青年のお話。
    どちらもほのぼの可愛い。

    私が購入したときはR/18版なかったと思うけど今は出てるのね。本番アリは表題作のみだけど真っ白修正だから解像度を重視される方はR/18の方がいいかも。

    星4.5
  • 多幸神様と子作りはじめます

    ふた粒

    わちゃわちゃしてるな
    ネタバレ
    2026年6月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「悪の幹部とあまあまな日々」の作者様の作品。

    ブラックな会社を辞めて故郷に戻った環。
    突然タコの神様が現れ環を花嫁と呼ぶ、という展開。
    いきなりのヌルヌル触手シーンはちょっと苦手。
    でも、実はタコ神様は環が子供の頃に拾って飼っていたタコだったという一応感動の再会もの。
    環の昔の片想い相手がイカに取り憑かれたり、タコとイカのバトルがあったり。再会展開はほのぼのストーリーと言えなくもないが、全体的にはわちゃわちゃしててまとまりが無い感じ。
    環がどんな子供を産むのか(タコの卵か人間の子供か)はすごく気になる!
    星3.8
  • つぐなおは絶対両思い

    小木カンヌ

    明希と一緒に見守りたい
    ネタバレ
    2026年6月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染の嗣海・尚孝・明希の3人組。
    嗣海は尚孝が好きなのに、尚孝は「嗣海が明希好き」と勘違いしている・・・というすれ違いラブコメ。
    明希は尚孝の勘違いに気付いてるんだから嗣海にそのことを教えてあげればいいのにって思うけど、直接は口出しせずに見守る方針なのかしらね。
    澄ました顔しても内心は尚孝の可愛さに身悶えして様子がおかしい嗣海が面白い(笑)
    二人のすれ違いにハラハラさせられたけどちゃんと収まるべきところに収まって一安心です。

    男子校の姫ポジだけど結構辛口な明希がいい性格してる。ハルちゃんとのスピンオフ描いてほしいな〜。

    単行本に入らなかった番外編がpixivでいくつか見られます。まだまだ可愛い関係なままの二人。もっとこの先が見たい。続編お願いします!
  • いっそ今度は沼らせて【単行本版】

    螺子じじ

    相手と向き合うことは自分と向き合うこと
    ネタバレ
    2026年6月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 学生時代の元彼と職場で再会。売り言葉に買い言葉で関係を持っちゃって気になりながらもなかなか素直になれない・・という展開。
    DV父を倒すために強くなろうとした桔平は自分の中にも暴力性があるんじゃないかと不安を持っていてなかなか本心を出せない。那由多の方も自分の強い独占欲やキューアグ的な性癖を知られないように隠している。
    結局、相手に嫌われないように取り繕うことで不自然になって上手くいかなくなっていたということかな。
    大切な相手ときちんと向き合うということは、自分と向き合って本当の自分を見せるということなのかも。
    絵も綺麗だし悪くはないけど・・・キャラ設定や行動にいまいち一貫性がなくて腑に落ちない部分があったりして私はあまりハマれずでした。
  • こっち見てよ、先生

    あさ稲

    先生×生徒恋愛の正しいあり方
    ネタバレ
    2026年6月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一目惚れした教師に一途にアプローチし続けるDK・初と生徒には手を出さず断り続ける教師・柚原のお話。
    生徒に簡単に手をだす先生なんてもちろん論外だけど、校内でフリーハグするようなお調子者の初に告白されても素直には受け取れないよね。ノリで告白とか思春期特有の大人に対する一時的な憧れとかそういうことを疑うのが自然だし、そこに便乗して関係を持ったりしない常識的な柚原は好感が持てる。
    年齢が上だからって精神的に成熟してるわけじゃない。大人だからこそ恋愛に臆病になるし若い初の世界が広がったら自分に対する興味を失うんじゃないかと不安になるのもわかる。自分自身の懸念もあったと思うけど未熟なままの初とすぐ付き合うんじゃなくて時間をかけて二人の気持ちを確かめてからお付き合いする。待たされている初側からするとモダモダするとは思うけど歳の差恋愛・教師×生徒恋愛の正しいあり方なんじゃないかな。
    絵も可愛くて良かったです。
    それにしても、初日向ってどうしても苗字と名前を逆に勘違いしちゃって「先生が下の名前呼んでる」って何度も思ってしまった。
    星4.6
  • 愛なら一途であればいい 【電子限定特典付き】

    あずみつな

    平和な世界
    ネタバレ
    2026年6月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「愛なら素直であればいい」の続編。
    勘違いから始まった吉岡と豊田の社内恋愛だけど、順調ラブラブで社内に知れ渡ってます(笑)
    吉岡がすっかり可愛くなって受けちゃんの能力が開花しまくり。
    豊田に出版社から執筆依頼があったかと思えばその担当編集者が大学の同級生で、距離の近さに吉岡も豊田も嫉妬してちょっぴりすれ違い。でもこの編集者も単なる豊田の作品ファンだったというオチ。
    結局、邪魔者は出てこなくて周囲の人はみんな二人を応援してくれる平和な世界です。
    ちょっとした刺激で二人の気持ちも盛り上がってイチャエロご馳走様です。
    小金井と飯塚は豊田作品ファン腐男子同士でもう付き合っちゃえよ〜(笑)
    星4.3
  • 愛なら素直であればいい 【電子限定特典付き】

    あずみつな

    ノリノリやんけ!
    ネタバレ
    2026年6月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 仕事のできるイケメンリーマン・吉岡。
    ある日会社のトイレに置き忘れられていたスマホに創作BL小説が書かれているのを見つけ、その作品の主人公の名前が自分と一緒で特徴も自分にそっくり。作者である無表情堅物同期・豊田が自分に片想いをしていると思い込み想いを遂げさせてあげるために勝手にエロいシチュエーションをお膳立てしてあげると言う展開。
    吉岡はバイでも受けの経験は一度もないと言うけれど、最初からすんごいノリノリやんけ!ネコでもパーフェクトにこなしたいと言う謎のプライドで頑張っちゃうし、チョロいの?おバカなの?
    結局のところ名前は偶然の一致で吉岡の勘違いだったんだけど、気付いた頃には二人とも本当に好きになっちゃっててめでたくハピエンです。
    当て馬かと思われた後輩・飯塚も単なる豊田の作品ファンの腐男子で応援してくれてよかったよかった。
    社内中に二人の関係が広まっててオープンな会社だな〜。
    星4.4
  • 愛すべき男たち

    いさおじゅん

    クスッと笑える
    ネタバレ
    2026年6月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様の「めぐみ先生の平凡な幸福」がすごく良かったから気にはなってたんだけど表紙にあんまり惹かれなかったのでまだ読んでませんでした。
    数ページ以内の超短編をまとめた短編集だけど飄々とした雰囲気で味がある。
    不器用だったりちょっとクセ強めだったりまさに愛すべき男たち。クスッと笑えます。
    私はやっぱり「奥手が過ぎる男たち」が好き。「愛されたら愛し返す、愛返しだ〜」(笑)23年は無駄じゃなかったよね。その時間があったから今の関係がある。
    どの作品もほのぼのとして良かったです。
    星4.4
  • 兄弟エラー

    パース

    拗らせまくっとる・・・
    ネタバレ
    2026年6月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 高校の同級生で好きになりかけていた友人が両親の再婚で義兄弟になるというお話。
    真面目なマサキは兄弟であろうとして気持ちを封印し、臆病なタツヤはマサキの気持ちを試すようにちょっかいをかけてくる。
    ほんとタツヤが拗らせすぎてて何考えてるのかよくわからないよね。断られるのが怖いから素直になれないんだろうけど、そんな態度じゃ上手く行くものも上手くいかなくなっちゃうよ!
    6年ぶりに帰ってきた時は素直に言葉にしていると言えなくもないけど何か裏がありそうで怖い。
    結局タツヤを失うかもしれないと思ったマサキが素直になってハピエンだけど、タツヤの試したり駆け引きしたりする感じが最後まで苦手でした。
    長年の思いが実って良かったけど、この後どうするのかしら。両親には言うのかな。妹のヨリコはどんな反応するかな。この後も大変そう・・・。
    星4.4
  • 落花と破鏡の

    里つばめ

    もっとじっくり読みたいな
    ネタバレ
    2026年6月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 過労で休職して地元に戻ってきた真智と実家の寺で僧侶となっている然のお話。
    中学まで同級生の幼馴染な二人。中学の頃も好意があったようだけれど踏み込まずに終わってしまった。
    幼馴染の再会ラブストーリーかと思ったらそう単純じゃない。
    真智は子供の頃事故死した姉への罪悪感で苦しんでいたり、然は毒親である生みの母に悩まされたり。同級生の借金問題もあるし、然の特殊能力の話もある。
    色々エピソードが盛りだくさんの割にはどれもあまり深く掘り下げずにサラッと展開。
    説明不足や物足りなさを感じたし、設定があまり活かされていない部分もありました。上下巻くらいでじっくり描いていただきたかったな。
    星4.5
  • あめとつち

    庭田羊々

    温かくてやさしい空気感
    ネタバレ
    2026年6月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 陶芸家の伯父が遺した家に住む同じく陶芸家の直と雨漏りの修理にきた成田君のお話。
    厳格な実家の反対を押し切って陶芸家をしている直は親への反発や意地、そんなので片意地張ってた感じがする。
    でも自由で気儘な成田君と出会って心の強張りが解けてだんだん自然体になってくる。一緒にいるだけで癒されて解放されるような素敵な関係です。
    何か劇的なことが起こるわけではないけど、じんわり温かくて心に沁みます。
    味のある絵も好き。
  • オートマチックダーリン【単行本版】

    in.

    アンドロイドとの恋愛
    ネタバレ
    2026年6月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ゲイのサラリーマン・ミツルとアンドロイドのヨハンのお話。
    元シッターなヨハンが面倒見良くて優しくてとても良い。
    結構早々にヨハンが告白するけど、主人の望むことを言っているだけじゃないのかとか感情を持つなんてバグじゃないのかとか悩むミツル。でもそれほど拗れることもなくサクッと受け入れてラブラブです。
    人間とアンドロイドの恋愛は辛い展開になることが多いけど切なさはあまりなくアッサリしています。ヨハンは機械みも少なめで感情表現も豊か。結局、アンドロイドに心があるのか問題は曖昧なままだったな。
    ミツルが子供の頃に憧れた機体がヨハンそのものだったんじゃないか、実は再会だったらエモいな〜って思ってたけど、単なる同型機だったのかな。再会好きエモ好きとしては残念でした。
    絵は綺麗で見やすいです。
    星4.4
  • ホーム・スイート・ホーム

    akabeko

    え!?ここで終わり?
    ネタバレ
    2026年6月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 出所して実家に戻ってきた怜慈と実家に引きこもっている姉の継子の光のお話。
    こんな二人を残して亡くなるなんてお姉さんはさぞ心残りだったでしょう。一人では生きられない二人が助け合って生きていってくれればと望んでいたんだろうな。・・・と思っていたら電子限定描き下ろしが良かった(笑)お姉さんが一安心したならめでたしめでたし。
    でも、危険な目に遭ってまだ家にも帰れていないし何も解決していないところで終了。この先が気になるのに!続編希望です。
    星4.6
  • 物失型キラキラブルー【コミックス版】

    キカ糸

    何度も泣いた・・・
    ネタバレ
    2026年6月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ロボットが普及した世界で社会的に不要になった人を記憶操作や洗脳して低コストなアンドロイドとして生まれ変わらせる、というお話。
    今作の主人公のキルトは廃棄予定の受精卵から生まれた生粋の研究室育ちのラブドール。
    購入されて出荷されたり、非公認の組織に捕まって客を取らされたり、組織に返却されて記憶を消されたり・・・・救われそうになったかと思ったらまた辛い展開の繰り返しで何度も泣かされました。
    真昼がキルトを諦めないでいてくれて本当に良かった。
    何度記憶を消されても自分の心の奥底に残されている大切なもの。キルトがそれに気付けて呪いが解けて良かった。
    朝柊にもちゃんと愛があったけどそれは“人形”としてのキルトへの愛着で、真昼は“人”としてのキルトを愛したんだよね。
    ところどころ分かりにくいところもあったけど、切なくて苦しくてでも独特な世界観が素敵でした。

    今作は「人形型モノクローム」のスピンオフだけどスピン元は未読です。「人形型〜」の方が時系列は後になっていて今作に出てくる木綿のお話。「人形型〜」ではキルトはもう普通に真昼と一緒に暮らしているからその後に「物失型〜」の辛い展開を見るのはなかなかしんどいな。
  • ずるい君との友達ごっこ

    鮭だらけ

    可愛かった〜
    ネタバレ
    2026年6月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 面倒見が良くて人当たりのいいサトリと同じクラスのクールなイケメン・ガクのお話。
    周囲からのイメージと本当の自分とのギャップに悩むDK二人が仲良くなり徐々に距離が縮まっていって意識していく・・・と言う展開なんだけど実は二人は小学校の同級生で再会。
    一番初めに二人の出会いのエピソードが描かれていてそこがこの作品の核心部分だと思うのに、途中で同じ小学校出身だということをサトリが知るもののこの出会いについては語られず。触れられないまま終わっちゃうかとヤキモキしましたが、高校卒業から2年後の”After that"でサトリが思い出してこのエピソードが回収されてスッキリしました。
    絵もストーリーも可愛らしい。ピュアな青春ラブストーリーでした。
    星4.6
  • 仕事おわりのランデブー

    草間さかえ

    登場時とのギャップよ・・・
    ネタバレ
    2026年6月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 地方の病院に転勤してきた理学療法士の吉見と葬儀社の専務・久慈さんのお話。
    初めて登場した時の久慈さんはクールでミステリアスなイケメンの印象だったけど、本性は運も要領も悪いヘタレ・・・。
    イメージのギャップがエグい。
    すぐ人と仲良くなる天然人たらしな吉見に振り回されて嫉妬しまくりで余裕のない久慈さんが可愛い。
    試し読みの時の印象とは違ってホッコリほのぼのな作品でした。
    すごく良かった!
  • 禁愛~獣人オメガバース~【豪華版】

    ともち

    豪華版とはなんぞや
    2026年6月19日
    この作品大好きで単話でレビュー書いたんだけど読み放題に豪華版があったのでこちらも読んでみました。

    そもそも豪華版とはなんぞやという感じだけど、全427ページ/2600pt となかなかのボリューム。
    内容は「禁愛〜獣人オメガバース〜」1〜9話、「従順ビッ チLover」1〜5話 のみです。
    そう、こちらには単行本に収録されていた描き下ろしは入っていません。
    それでいて描き下ろしや特典がついているそれぞれの単行本3冊分を足した金額(1996Pt)より高いとはどういうことか・・・。
    カラー化されているとかいう事もないし。紙版だったら装丁等が豪華なのかな。
    少なくとも電子版ではそれぞれの単行本を購入した方がいいかもしれない・・・。
  • ブルーハートドロップス【単行本版】【電子限定特典付き】

    乙梨ナギ

    可愛い幼馴染DKカップル
    ネタバレ
    2026年6月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大人しくて泣き虫の睦月と活発でコミュ強な潤也。
    潤也にずっと片思いをしていた睦月が勢いで告白してお試しで付き合うことになる、という展開。
    潤也は自分の気持ちに気づいてなかっただけではじめから両思いだよね、この二人。
    睦月への気持ちに気付いてからの潤也の余裕のなさが可愛い。
    エチもちゃんとあるんだけど二人の反応がすごくピュアで浄化される〜。
  • なんかもうあーあって感じ。2 特装版【単行本版】

    宮田トヲル

    ますます可愛い
    ネタバレ
    2026年6月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 迷いましたが奮発して特装版を購入しました!

    相変わらず可愛いカップル。
    多田がクールな顔して守谷をめちゃくちゃ愛でるし溺愛してる。そして守谷もますます可愛くなってる!
    ニヤニヤしながら眺めちゃいます。ほんともう「あーあ」って言っちゃう。
    当て馬的な従兄弟も登場するけど、二人の気持ちは揺らがないし気持ちも関係も一段階進んでいい恋のスパイスという感じ。ありがとう、瀬戸くん!
    この二人をこの先も見守りたいです。

    そして特装版についてですが・・・特装版にのみ収録されているのは小冊子+イラストの実質15ページ(それ以外の描き下ろし等は共通です)。それで490Pt、539円UP・・・。可愛いしエチもあってとてもいいイチャラブですが、ストーリー自体の進展はないので必須ではないかも。これで本体価格の半分以上の値上がりとは、値段付け間違ってるんじゃないかと思うくらい割高です。でも、好きな作品・作家さんにお布施ができると思えば後悔はない・・・かな。
  • ストレリチア

    ゆいつ

    ちゃんとした恋愛!
    ネタバレ
    2026年6月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 憧れのホストが働いていたクラブに新しく入店することになった太鳳と指導係のチカのお話。
    ホストと元ホストの組み合わせだしチカの色気もすごいし、すぐH展開になるんだろうな〜って思ってた。指導と称してなし崩しにエロいことしちゃうんだろうな〜って思ってた。
    なのに全然襲わないじゃん(笑)予想に反してチカが真面目で太鳳を大事にしててとても良かった。無表情なくせに太鳳のこと溺愛するし嫉妬の仕方も可愛いしかなり好感度高い。天然ワンコな太鳳も可愛らしい。二人ともガタイが良くてなかなか重量感があるHだけどゆいつ先生の絵が綺麗でエロい。

    ゆいつ先生の中ではかなり好きな作品なんだけど、チカが「男同士は初めて」っていうのはビックリ。太鳳を面接の時から気に入って採用したんだからてっきりゲイだとばかり思ってた。面接で一目惚れして目覚めたってことなのかな?そこはちょっとモヤモヤしました。
  • 蜘蛛の男【単行本版】

    あるくジョー

    フィルム・ノワールのような・・
    ネタバレ
    2026年6月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ マフィアのボスの愛人・ウィリアムとボスの養子・ナインを中心とした物語。
    組織内の内部抗争や権力闘争などのバイオレンスな展開かと思いましたが、ナインの動機は野心ではなく愛や執着。
    仄暗さも狂気もあるけどゾクゾクするような重い愛でした。
    メインキャラ以外はボスでさえも顔が描かれていなくてウィリアムとナインにスポットライトが当たっているような独特の空気感です。
    結末は明確には描かれていませんがメリバなのでしょうか、それとも・・・。読者の想像に委ねているところも映画のような印象でした。絵も雰囲気があってオシャレ。
    すごくカッコいい作品でした。
  • それでも、やさしい恋をする

    ヨネダコウ

    小野田がいいのよ〜
    ネタバレ
    2026年6月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「どうしても触れたくない」のスピンオフ。前作で嶋くんにほんのり恋心を抱いていた小野田のお話。
    社内のノンケを次々落とすなんて、ホント嶋くんは「魔性のノンケキラー」だな。本人はそのつもりじゃなくてもちょっと薄幸そうな雰囲気がほっとけなくなるのかもな〜。
    そんな小野田が友人経由で知り合ったクローゼットゲイの出口と友情からの恋に発展します。
    ノンケを好きになって、男も女もライバル視して嫉妬も2倍してしまう出口の苦悩。ゲイ界隈の性事情を受け入れられない小野田。
    個人差もあるけど文化の違いもあるのかもな。
    そして恋愛対象として意識していない友人から恋愛に発展させることの難しさもある。
    小野田の鈍感さも不器用さもかえってとても良かった。こういう地味だけど穏やかで清潔感のある男性って普通にモテそう。私も好きです。
    いざそういう関係になる時に自分が受けだと思い込んで俎板の上の鯉よろしくベッドに横たわる小野田も、外川や嶋に出口を「ステディな人です!!!」って紹介しちゃう小野田も、その不器用さが微笑ましくて和みます。
    彼氏でも恋人でもパートナーでもなくステディって・・・なかなかしない表現。好き!
  • どうしても触れたくない

    ヨネダコウ

    私のBL沼の入り口
    ネタバレ
    2026年6月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 私が初めて読んだ商業BL作品です。当時、ファッション雑誌の書評に載っていて気になって読んでみたのでした。
    今読んでもすごく良い。
    1980〜90年代のBL風味少女漫画は多少読んでいましたが、その頃のBL風味作品は舞台が現代でなかったり日本じゃなかったり、良くも悪くも現実感が薄かった印象です。
    商業BL作品はちょっと特殊なジャンル(すみません?)という印象でなかなか手が出しづらかったのですが、この作品を読んでイメージがすっかり変わりました。
    現代の現実的な世界の中で、普通のサラリーマンが会社で出会った人と恋をする。いい意味でリアルな普通の恋愛が描かれています。
    もちろん、同性同士の切なさや迷い、トラウマティックな過去が描かれていてドラマもあるけど現実離れしていないところがいい。
    少女漫画以上の繊細な心理描写でウルウルさせられました。
    今やすっかりBL沼にハマっちゃったな〜。
  • IRUKA【合本版】

    絵津鼓

    続き出るよね!?
    ネタバレ
    2026年6月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 以前 単話のprologueだけを読んでいて、今回 合本版が出たと思ったら7/11で販売終了!?レーベル変更等でまた新たに販売されて続きが出てほしい。

    小学六年生の入嘉が自由で溌剌としているし、先生や父親などの周囲の大人が自主性を大事にしようとする雰囲気も素敵です。
    小6という思春期に片足突っ込んだようなお年頃で、色々と個人差があったり悩んだり。モヤモヤしながらも素直で純粋に受け止めようとする入嘉の感性が気持ちいいです。
    淡々とした日常だけど成長過程の子供達の行動や考え方がすごく瑞々しく描かれています。
    まだまだ続きを見守りたい。
  • メロンの味

    絵津鼓

    優しくて穏やか
    ネタバレ
    2026年6月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 積読本から。
    作者様買いしたもののいつもの絵津鼓先生作品とは毛色の違う表紙でアンニュイ系なのかなと思って読まずに積読してました。

    やりたいことができない辛さ、周囲の期待に応えられない苦しさ・・・。自分のことを知ってる人がいないところに行きたくなる気持ちもわかる。そんな時に何も聞かずにただ一緒にいてくれる人がいるのはきっと心が軽くなると思う。
    先生らしいほんわか可愛くて面白い会話もありながら時々木内くんの苦しみが垣間見える。楽天的でノリが軽くて心の病とは無縁そうな木内くんだからこそ、誰でもそうなる可能性があるんだなとリアルに感じられました。
    自分に出来ることをしながら状況を改善させようともがいて、でも抜け出せない焦り。
    一発逆転するようなドラマティックさじゃなくて少しずつ変化していく穏やかで優しい展開が沁みました。
    この後、商業番外同人集の4巻を読んでさらにホッコリ。
    すごく素敵な作品でした。読んで良かった。
    ちなみに今作に出てくるケンちゃんって「ラストフライデイ」のケンちゃんだよね。絵津鼓先生の作品は少しずつ繋がってることが多いよね。
  • スプレッド・ワンズ・カラー【デジタル特装版】

    そらと

    こちらの方が好き!
    ネタバレ
    2026年6月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「フィルイン・カラー」のスピンオフ。
    前作で咲に10年片思いしていた親友の嘉彦のお話です。
    よっしーには幸せになって欲しいと思っていたので嬉しいです。
    咲がバイであることは知っていたのだからもっと早く気持ちを伝えても良かったのにと思いましたが、親友でいられなくなることが怖かったんだよね。
    嘉彦とバーで出会った時の咲良は感じ悪いな〜って思ったけど、そんな失礼な年下くんにも優しい嘉彦がお人好しすぎる。幸せになってくれとことある毎に願わずにいられません(泣)
    なんだかんだ言って咲良も不器用なだけだったみたいで良かった。咲を引き摺ってた嘉彦にはこのくらいの突破力が必要だったのかもね。咲良の幼さと嘉彦の包容力がいい組み合わせです。
    私はスピン元よりもこちらの方が好き。
  • フィルイン・カラー【電子版限定特典付き】

    そらと

    前向きで優しい作品
    ネタバレ
    2026年6月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ フリーデザイナーの咲と赤毛の大学生・ユウのお話。
    ナンパで偶然出会ったようでいて実は過去に繋がりのあった二人。
    人生が変わるような良い影響を受ける人や出来事に出会えることは素敵だし、受け取る側の感受性の問題でもある。そしてその後の前に進む勇気も必要。
    お互いに積極的に働きかけたわけではないのに強く印象に残って変化をもたらすのって共鳴しあっているようで運命的なものを感じます。
    説明不足や強引展開もありツッコミどころは色々ありましたが、前向きで気持ちのいい作品です。
    星4.5
  • kitty,kitty,kitty! -ケダモノアラシ-(分冊版)

    黒井モリー

    めちゃくちゃ可愛いのよ〜
    2026年6月12日
    ケダモノアラシのちびっ子達のほのぼの短編。
    もうメチャクチャ可愛いのよ〜。この可愛らしい姿をいつまでも見ていたいけど成長した姿を見るのも楽しみ。
    もちろん翔ちゃんと陸ちゃんの将来に期待してます!!
    早く単行本化してほしいけど、不定期連載だから先が読めないのが悲しい。
    もっと下さい!
  • ケダモノアラシ ―Stay with me baby!―

    黒井モリー

    シリーズ9作目
    ネタバレ
    2026年6月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ケダモノアラシ→Kiss→Hug→Hold→Touch→Love→Bind→Count on に続く9作目。
    「Count on me baby!」で出てきた晶の弟・圭のお話がメインです。
    前作では訳ありで仕事を辞めていた元保育士の圭でしたが、元の職場の園児の保護者が登場。
    メインCPじゃないからしょうがないのかもしれないけど、アッサリくっついて展開が早い。
    皆いろんなところで関係して繋がってはいるけど、あんまり登場人物が増え過ぎるよりはメインの登場人物をじっくり描いてほしいな〜。
    黒崎&桐ヶ谷CPのお話もあり、黒崎先生の意外な家庭事情が知れて興味深かったです。
    相変わらずちびっ子達が可愛い〜。今回は陸ちゃんが全然出てこなくて寂しかった・・・。
    星4.5
  • ボーイミーツマリア

    PEYO

    意外にも結構シリアス
    ネタバレ
    2026年6月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーローに憧れるちょっとウザめの勘違い男・大河と演劇部のマドンナ通称マリアのお話。
    マリアに一目惚れした大河が告白すると、マリアは有馬という男子で女装して舞台に上がっていたと言う展開。
    割とノリも軽いし軽快なラブコメかと思ったけど結構シリアスでした。
    子供の頃は母親に女の子として育てられた有馬。
    母親も劇団の先生も小学校の同級生も演劇部の先輩も、みんな自分勝手に望む姿で有馬を見て自分の理想と違うと有馬を責め立てて傷つける。
    もちろん母親や先生は論外だけど、同級生も先輩も有馬へのレッテル貼りや決めつけがひどくて胸糞です。自分が理解できないことや納得いかないことをどうして有馬のせいにするんだろう。過去のトラウマだけでなく今の周囲の対応も有馬の苦しみを増してるんだろうな。
    初めは物事の表面しか見ないようにしていた大河がちゃんと成長してありのままの有馬を受け入れたことで有馬も前に進めたんだろうな。
    タイトルは「ボーイミーツマリア」で初めに出会ったのは確かに”マリア”だったのかもしれないけど最後に一緒にいるのは本物の”有馬”になれたんじゃないかな。
    途中から意外な展開でいい意味で裏切られたし色々考えさせられました。
    星4.4
  • 芽衣くんの王子様は【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】

    田中森よこた

    作者様買い
    ネタバレ
    2026年6月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。田中森先生の描く受けちゃんはちょっとおバカなところが可愛いよね。

    お姫様願望のある大学生・芽衣くんとバイト先のカフェのお客さん・日並のお話。
    芽衣くんの王子様・日並が離婚してやつれてるところに押しかけ女房しちゃう展開です。
    芽衣くんは好きなんだから弱みにつけ込んで世話焼くのはわかる。そこはわかるんだけど、色々共感できないことも多くて・・・。
    元妻のお古の結婚指輪を嬉々として付けるのも共感できないし、初日からエロい展開になるのもちょっと驚く。芽衣くんの健気なモノローグと積極的な行動にギャップがあるし、日並も流されやす過ぎる。
    芽衣くんが誰とでもそんなことしてる訳じゃなくてキスもエチも初めてだと知ってもそれが「親切心」だと思うなんて鈍感とかすれ違いを通り越して「日並さんって何にも考えてないのかな〜」って思いました。
    私には日並さんがあんまり魅力的に感じなかったのが共感できなかった一番の原因だと思うけど、たとえ強引展開でもセリフやストーリーの流れによっては違和感を感じさせずに自然に入り込めると思う。でもこの作品は流れもちょっと違和感感じちゃってあんまり入り込めなかったな〜。
    まぁ芽衣くんはちょっと不思議ちゃんだけど可愛かったです。
  • 身の程知らずのシンデレラ

    緒之

    誰に感情移入するか
    ネタバレ
    2026年6月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ”放置子”だった主人公と小学校の同級生が大学で再会するお話。
    要の家庭環境が劣悪だったのは同情すべき点だし子供の頃 世間の常識を知らなかったのも責められないのかもしれない。いろんな家に入り浸ったのは家に居場所がなかったからなのはわかる。
    でも、同級生の親の立場になるといつも入り浸って我が物顔で過ごして物を盗むような子は敬遠して当然だし、おまけに身勝手な理由で子供を傷つけられたら許せないと思う。
    要が成長してから自分の家庭環境がヤバいことに気付いて貧困の連鎖を断ち切るために努力して名門大学に入ったのは立派だと思う。思うけど、やっぱりモヤモヤした感情は残る。
    要が単純に健気に努力する良い子じゃなくて卑屈でズルくてしたたかな部分もある子として描かれてるのもモヤる原因かも。でも、健気でかわいそうな子が待ってるだけで王子様が救ってくれる古典的シンデレラストーリーよりはずっと現実的。
    悠真もなかなかの拗らせっぷりで一筋縄ではいかない感じなので今後が気になります。

    育ってきた環境で常識も価値観も異なるのは理解出来る。今の要が過去を反省して頑張ってるのもわかる。
    私は要に素直に共感できない気持ちと独親育ちの放置子という環境要因による人格形成は要自身の責任じゃないから理解してあげなければと言う綺麗事の間で葛藤(と言ったら大袈裟だけど)がありました。
    要に共感できるか応援できるか、誰に感情移入するかで感じ方が変わってくる作品かなと思いました。
    まぁいずれにしろバイト先の樋口くんはめっちゃ好き。
  • 裏切り幼なじみの10年恋

    富塚ミヤコ

    ちょっと予想外
    ネタバレ
    2026年6月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 兄の友人で小さい頃から自分に優しくしてくれたカッコよくて穏やかな歳の差幼馴染。・・・という設定だったらその幼馴染に憧れにも似た好意を持ちいつの間にか恋愛感情になるほのぼのピュア展開を予想するじゃないですか。可愛い絵もそういう展開を予想させるし。
    いや、私の頭の中が王道展開でみっちりなだけですけどね。

    でも初っ端からその予想は裏切られ、優しい歳上幼馴染・七央は病み系ド執着でした。
    まぁ七央の外面が良すぎるからそのギャップですごくヤバい奴に思えるけど、実際は太智に嫌われるのを怖れてるし嫌がることをしないようにする理性もある。
    結局、七央は取り繕った外面じゃなくて本当の自分を見てくれる太智を好きになったということなのかしら。でも太智も七央の本性のギャップにビビってたよね!?
    子供の頃の太智が七央の内面をちゃんと見てたとか七央が周囲の人が外面しか見ないことに悩んでた、とか言う描写があんまりしっかり描かれていないから七央が太智にそこまで執着する理由が共感しにくいし二人の恋愛の流れがしっくりこない感じがしました。
    でも絵は可愛くて好き。
  • わがまま王子は猫を狩る

    左京亜也

    クロネコ彼氏シリーズ・リオのスピンオフ
    ネタバレ
    2026年6月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大学生になったリオが主人公のお話。
    あんなに可愛かったリオが初恋を拗らせまくって捻くれまくってます。今でも緑の目のクロネコにこだわってるなんて切ない。
    「誰も僕をいちばんにしてくれない」ってリオのセリフが悲しいです。子供の頃の満たされなかった気持ちが今の素直じゃないリオを作ってしまってるよね。
    リオが自分だけの相手に出会えてちゃんと人を好きになれて気持ちを伝えることができて良かった。
    この恋を大切にして幸せになれ〜。
  • クロネコ彼氏のあるき方

    左京亜也

    クロネコ彼氏5作目
    ネタバレ
    2026年6月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「クロネコ彼氏」(スピンオフ除く)は、アソビ方→甘え方→愛し方→あふれ方→あるき方、の順です。
    圭市と真悟が出会う前の「ネコ科彼氏のあやし方」に出てくるオスの三毛猫・亮太が登場します。
    相変わらず圭市が嫉妬深くて誰彼かまわず全方向敵認定。溺愛彼氏も良いけど心が狭すぎだよ〜。リオの心の傷になっちゃうよ〜。
    でも、真悟はすっかり賀神家に馴染んで自分の居場所見つけて精神的にも落ち着いて安心して見ていられるようになって良かった。
    今作は亮太と先生がガッツリ出てくるから「ネコ科彼氏」を読んでないと人間関係がわかりにくいかも。
  • 不機嫌彼氏のさらい方【電子限定おまけ付き】

    左京亜也

    スピンオフ②
    ネタバレ
    2026年6月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「クロネコ彼氏」シリーズの圭市の兄ユージンのスピンオフ2作目です。
    今回は主にイギリスでのお話なので真悟の登場はちょっとだけ。
    ライバル(?)登場に高見沢が心中穏やかでない感じです。
    ユージンがほとんど覚えてもいないような元同級生相手に不安になる必要なんてないと思うけど、ユージンを一度手に入れたからこそ失うのが怖くなるという感じなのかしら。
    二人が結ばれるまでに長い時間がかかったから、そこに至るまでの過去は切ない記憶が多いな。
    ユージンのことに関してはいつも冷静な高見沢が我を失っちゃうし、高見沢の前ではユージンは素直で可愛くなる。
    今まで我慢した分これからはうんと幸せになれ!
  • クロネコ彼氏のあふれ方

    左京亜也

    クロネコ彼氏4作目
    ネタバレ
    2026年6月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ スピンオフも含めたシリーズ作品としては
    ⓪ネコ科彼氏のあやし方①クロネコ彼氏のアソビ方②クロネコ彼氏の甘え方③クロネコ彼氏の愛し方④不機嫌彼氏のなだめ方⑤クロネコ彼氏のあふれ方⑤不機嫌彼氏のさらい方⑥クロネコ彼氏のあるき方⑦わがまま王子は猫を狩る、の順番です。

    映画撮影のためにアメリカに行くことになった圭市。不安になった真悟が意地張って拗れまくり。こんなに溺愛されててもやっぱりまだ不安なんだね。小さい頃からのトラウマは簡単には解消することができないのが悲しい・・・。
    今回は圭市にしては意外なほど冷たい対応だったけど、今までと同じことをしていたら真悟の不安が繰り返すだけだから敢えての荒療治だったのかしら。真悟自身がちゃんと自分で前に進めるようにわざと冷たくしていたんだと思いたい。
    二人がラブラブに戻れて絆がしっかり強くなってうれしい。
    嬉しいんだけど・・・二人の間には自分が入り込む隙間がないことに気付いたリオの後ろ姿が悲しい・・・。この年で失恋しちゃったリオが初恋を拗らせまくって「わがまま王子は猫を狩る」に繋がります。
    圭市は小さなリオに対しても大人気なさすぎるんよね。真悟のことについてはまさに全方位敵認定だから・・・。
    今回も相変わらず肌色多めですが心理描写もしっかりしてて毎回ウルッとさせられます。
  • 不機嫌彼氏のなだめ方【電子限定おまけ付き】

    左京亜也

    「クロネコ彼氏」シリーズスピンオフ①
    ネタバレ
    2026年6月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「クロネコ彼氏」シリーズの賀神圭市の兄・ユージンのお話。
    順番としては「クロネコ彼氏の愛し方」と「あふれ方」の間です。
    兄弟ながら自分だけイギリスの祖父母に引き取られて厳しく育てられ、家のため血筋のためにいろんなことを諦めてきたユージン。
    圭市と真悟の仲を認めないのは、血筋と伝統を守らなければという思いももちろんあると思うけど自分にはできなかった自由な生き方をして好きな人と結ばれてる圭市への嫉妬だよね。
    「クロネコ彼氏の愛し方」と時系列的に重なっていて“ユージン側の視点”という感じ。
    自分のものにならない好きな相手のそばに居続けた高見沢の忍耐力と執念がすごい。でもここまで我慢して待っててくれる相手じゃないとユージンの相手は無理だったよね。ユージンが祖父母の呪縛から解かれてちゃんと高見沢の愛を受け取れて良かった〜。
    「愛し方」では高慢で嫌な感じだったユージンだけどこれを読むと可愛く見えてくる。
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