甘野先生の描き出すキャラクターは、その一人ひとりの生きて来た歴史と個々の想いが厚みのある人物像を創り出しているといつも思います。 優しい雰囲気の作画はもちろん、欲や情愛をのせたストーリー展開だからこそ、なんだかリアルに感じられるのも、甘野漫
画の醍醐味だと思ってます。 使用人リーヨウと貴族当主リチャードの関係を中心に、弟のアーサーと快活な妻のビアトリス、執事クレメント(←彼、サイコー)など魅力的なサブキャラも重要ポイントです。読んで損したなんて言わせません!!
1回目読んでも満足でしたが、2回目3回目と繰り返し読むと、要所要所の細かいキャラの表情やセリフに「あっ」と思ったりで、甘野ワールドが堪能出来ると思います。
ダイスキです。
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