この作家さんの世界観凄いです
“はつこいの死霊”という奇抜なテーマの発想に完全にヤられました
(そんなオカルトな観念、本当に昔存在したのかな?)
話は智と裕一の昔の事件から始まります。智は、何故か裕一に突然キスされ、彼に初恋を抱いて
しまうのですが…実は裕一は母の愛人だったということが発覚して…。
この2人が再会してからの話の展開は見ものです
淡々とした展開だけど、その独特な雰囲気にぐいぐい引き込まれて行きます
そして本編が終わり、書き下ろしの最後の最後。 2人の昔の事件の発端、裕一が智にキスした理由が分かります。
全ての根底に関わる重大なことなのにオマケでって…。
いや、ソコがまたうまいなって感じもしますが。(笑)
とにかく本当に独特な世界観
少し残酷な匂いがして、でもどことなく温かい感じもします。
好きそうな方は是非読んでみて下さい
あと監禁萌えの方とかにもオススメしたいかも。(笑)
もっとみる▼