何度読んでもヒーローポーターの母はお邪魔虫。彼女の言い分も分からないではないが弁護士であるのならそのタイミングに配慮があって然るべきだ。物語全般にわたって、母親らしいというよりは、やはり弁護士らしい口調と態度はシッカリと描かれている。しかし
、ヒロインアライナの記憶を呼び覚ますための何かしらの事象(刺激)が必要という流れなら、彼女も、セージも必要不可欠な登場人物となるが、何よりも、夫婦のきずなを取り戻すために必要な事だけを思い出す展開には 都合よすぎとしか思えない。5年という月日をどうこう言うのではない。自分の生活がすっかり変わってしまった時からすべて記憶がない というところが問題なのであって、そこに真実を伏せる夫に疑惑の目を向けるのは当然。ここは母親にもツッコミ入れられてましたね。なのに、「あなたは私の魂の半身」だなんて早急すぎる気がしました。呆気なかった。
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