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BLマンガ
GATAPISHI
1巻完結

GATAPISHI

600pt/660円(税込)

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作品内容

「僕のこと好きならキスしてよ」――仏教系高校の入学式の日。阿野は、美しい同級生・瑞泉に恋をした。思い溢れた阿野が告白したら付き合えることに! 寺の息子で気難しい瑞泉は、阿野を本気で好きなようには見えないが、ご本尊の前で突然キスをねだってきて…!? さらに意外な阿野の反応は――!?仏の教えと愛欲の狭間で本当の恋を探す思春期ラブ。描き下ろし甘々後日談10P収録!

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • GATAPISHI

    600pt/660円(税込)

    「僕のこと好きならキスしてよ」――仏教系高校の入学式の日。阿野は、美しい同級生・瑞泉に恋をした。思い溢れた阿野が告白したら付き合えることに! 寺の息子で気難しい瑞泉は、阿野を本気で好きなようには見えないが、ご本尊の前で突然キスをねだってきて…!? さらに意外な阿野の反応は――!?仏の教えと愛欲の狭間で本当の恋を探す思春期ラブ。描き下ろし甘々後日談10P収録!

レビュー

GATAPISHIのレビュー

平均評価:4.6 57件のレビューをみる

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高評価レビュー

心が晴れます
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の阿野が未来少年コナンに見えて仕方なかった今作、表紙のように清々しいBLでした。
面白いし、気づきがあるし、程よくえっちで、笑いも満載。読後感も最上の一冊です。
………
物語のトーンを決定づけているのは、なんと言っても阿野の勢いのあるお日さま的な真っ直ぐさです。
嘘はつかない、ごまかし切れない、思った事と口に出すことがイコール。そして優しい。
馬鹿なんじゃないのかと心配になる程です。
そんな阿野にも挫折があります。
対して瑞泉は拗らせファザコンで、いまいち情緒が安定していません。
阿野の気持ちを利用してゴタゴタさせて巻き込んでやろうかと画策します。
けれど時折り見せる寂しさを抱えた顔にキュンとします。
2人がガタピシしながら距離が縮まる様子を、独特のタッチながらすごい表現力で読ませて下さいます。
………
煮干し子先生の言葉の使い方が好きです。
「ハンケチ」「食い途中」「イン石」等々。
「きっと覚えてください」とか、大正時代のメッチェンが男子校性におねだりするみたいな言葉遣いを、男の子くさい阿野が使っているの、ホントにツボです。

「父親も他人なんだな いい意味でね」これは幸せに育ててもらった子どもが、大人になる前に気づく大事なことだと思いました。
そしてタイトルの「我他彼此」に通じます。
仏教用語で、私と他人・あちらとこちら、ひいては対立、衝突、葛藤などを意味します。
しかし違っているから争うのではなく、違いがあるのが当たり前と受け入れる。
親も他人、解ってくれないと駄々をこねるガキンチョは卒業です。
………
局部はうっすら見えていました。
書き下ろしが微笑ましくも笑えてえっちでした。
いいね
16件
2022年3月10日
ガタピシの音もやがて心地よくなる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 二度読みました。
一度目はそのまま、二度目は『我他彼此』を調べてから。
【『我他彼此』=[自己]と[他者]、[彼(かれ)]と[此(これ)]とが対立衝突して、闘争葛藤の耐えない様子】。

仏教系の高校に通う、恥ずかしいほど真っ直ぐでアツい阿野と、自分の闇に道連れにしてやろうと企む腹黒瑞泉。
たしかに阿野と瑞泉は噛み合ってない、ガタピシ鳴りまくってますね。

この作品には仏教用語に絡めたエピソードが散りばめられています。
例えば初めての坐禅のシーン、台詞一つひとつに意味があるように感じます。

流れ星のくだり数ページは胸熱く、「俺たちはいつ死んだって大丈夫だ」からの「瑞泉が死ななくてよかった」では、2人と一緒に号泣ー!!
そして、「瑞泉を好きな理由がわからない」と言った阿野に、「もうわかった」と応えた瑞泉が思い浮かべていたのは出会いのシーン。
「お互い触りたくて、生きていたくて、それだけでいい」...そうだ、好きに理由はいらない!!

自分と他人、阿野と瑞泉、瑞泉と瑞泉父...みんな違って当然。
受け入れて認め合って自分も相手も変わっていく。
ガタピシの音も変化しだんだん心地よくなっていくんだな。
きっと度々読み返す素晴らしい作品です(語りまくってるなー自分)。

一秒一秒を大切に生きる阿野の素直な力強さ。
そんな阿野の、欲望に忠実な感じにも笑わせてもらいました。
「ベロチューでもいいか...?」
おいおい、観音様の前だぞー!!
(2018年3月/179p)
いいね
13件
2022年2月11日
青空を駆け抜けるような真っ直ぐさ
初めての作家さん。前に何かの記事に取り上げられていて、機会があったら読もうと思っていた作品。クーポンにて。真っ直ぐな想いが勢い付けて飛び込んでくるような、とても心地よい作品でした。
仏教系の高校に通う阿野が同級生の寺の息子、瑞泉に一目惚れするところからお話が始まります。この阿野のキャラがとても良い。
鬱陶しいくらいの熱さと距離感でちょっと面倒くさいんですけど、本当に真っ直ぐで眩しいくらい。その時、その瞬間を大切に逃さないように生きている様に見える阿野でしたが、抱えている過去を読んで納得でした。
お相手の瑞泉一癖も二癖もありそうな捻くれキャラ。その裏には住職である父親との関わりが深く関係しています。そんな心の機微を阿野は見逃さないんですよね。
溢れるほどの真っ直ぐな想いをじょぼじょぼと注がれて、何があっても受け止める阿野相手に瑞泉が変わっていくのは当然だなと思えます。
青春の清々しさと拗らせ感がとてもリアルで、独特の世界観で満たされた作品で面白かったです。触りっこまでだけど描きおろし大好きでした。個人的には作中の阿野の「ベロチューでいいか?」に吹きました。いいよいいよ正直でさ笑 そのままでいてほしいな

(また地震の報道があり心配です。皆様のご無事と、1日も早い復興を心から祈るばかりです)
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11件
2021年2月14日
阿野!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 煮干し子先生初読みです。
胸にグサグサ来ました。
阿野の正直さが全然嫌味じゃなくて構えず読めます。
我他彼此の意味について書かれておられるレビューを見て、私も調べてみました。人間関係が円滑でない様とありました。
瑞泉の人を突然突き放す物言いはまさにガタピシ聞こえる。
いやっあなた情緒よ!って思うんだけど、瑞泉の父が静かに言った「人の人生を思いやりなさい」という言葉。
瑞泉がひねくれた理由がわかる、他人の事じゃなくて自分の事を見て欲しいのに。どの口が言ってんだって思うよそりゃ。
阿野は違う。今目の前にいる瑞泉に伝えたいんだもの!大丈夫、好きだ、苦しい。
ただ良い言葉だけを聞いて育った瑞泉に届いたのは、阿野がなんとか拾い集めた言葉で伝えた感情だったからかなって。
良いなぁ…なんだよ、阿野かっこいいんだよ。正直見た目は好みじゃないなって思ったけど憧れてしまう君みたいな子!
わからないから理解し合えないのではない。
もっとおおらかな目線で目の前の人を見ると少し変わるかもしれない。
そう思える変化の過程が素敵だった。けど、ただギュッてくっつく二人を見て幸せって思う、もうそれだけでいいんじゃないか!
あーめちゃくちゃ素敵な作品でした!
いいね
4件
2022年2月13日
また、すごいの見つけました。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 阿野くん、なんて純粋なんだろう。真っ直ぐで裏表ないからみんなに好かれる。あの暑苦しさも嫌いではありません。何かにロックオンすると、まわりが見えなくなっちゃうのも、エネルギーの塊みたい。
反面、瑞泉の暗くてねじ曲がった根性は、何なんだ?と最初は不安でした。友達もわかっているような突然荒れる姿は、瑞泉の鬱憤のはけ口だったのでしょう。
でも、ただ羨んでばかりいた阿野にも諦めたつもりでいたのに諦めきれない、思わず涙が溢れてしまうような思いがあるのを知り少しずつ変わっていきます。
瑞泉のお父さんも不器用なんですね。さすが、僧侶だけあって考えはしっかりしているし、人には心配り出来るのに、我が子には届かない。阿野と話してお父さんも気が付いて、それを聞いていた瑞泉の心も解してくれました。友達のお父さんに物怖じせず意見出来る阿野も、素直に耳を傾けるお父さんも柔軟です。
仏教と高校生って面白い組合わせだけどこの話は凄く深い。どうしてレビューが少ないんだろう。正直、私もこの感動は上手くレビュー出来ません。何度も読み返したくなると思います。
いいね
3件
2022年6月21日

最新のレビュー

ふんんんんんんん!!!
最後の終わり方…!!!!
どうせなら最後まで行ってから!!
気になるから!そのあとどうだったのかどうしたのか気になるから!!
アフターストーリーを少しでもいいから…!!
気になっちゃうから!!!(ノシ´◉ᾥ◉)ノシバァン
隕石は?!特に関係ないの?!
何のフラグかと思ったら関係ないの?!
いいね
0件
2024年8月12日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

思春期のまっすぐな恋
広報:あずき(シーモアスタッフ)
新井煮干し子先生ワールド全開!独特な雰囲気が癖になる、爽やか青春BLです!ゲイであることに悩む瑞泉と、素直な阿野は正反対なのですが、お互いに無いものを補い合える関係がよい。瑞泉の突っぱねた態度が、まっすぐな阿野に触れてほどけていく過程をぜひ注目して見てほしいです!

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