ワイン造り一筋の主人公に、そのワイナリーと契約したいヒーロー、主人公の祖父やワイナリーの従業員…。
登場人物全員が皆いい人たちです。
ヒーローがワイナリーと契約したい本当の理由は別のところにあるので主人公を騙していることになりますが、理
由が理由なので悪意がある訳ではないし、主人公のトラウマの原因になった過去の嫌な男も回想以外では登場しないし、、、安心して読めます。
ワイン一筋で自分をしっかり持ってる主人公に好感が持てて、その主人公が一緒に仕事をしていくうちに、だんだんと少しずつヒーローに惹かれていく気持ちの変化がよく分かります。
ハーレクインなので、お決まりのすれ違いはありますが、何回もすったもんだがあるわけではないので、あっさりしている印象です。
サクッと読みやすいと思います。
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