本っ当に最高です!
何もかも「丁寧」な作品だと思います。
戦後の日本の空気、服装、小物、もちろん料理もどれもいい加減にしても作品にはなるけど、この作品は全て下調べきちんとしたんだろうな、という丁寧さがにじみ出ています。
京言葉も私は京
都人じゃないのでどれだけ正確かわからないですが、かなりちゃんとしてるんじゃないでしょうか?
はんなりしてていいですね〜。
そして何より、主人公いつ日と周(あまね)たち登場人物たちがとても魅力的です!
周は最初口が悪いしキツイ性格かと思ったけど、真面目でストレートなだけで、むしろその真摯なところがとても良いな、とどんどん好きになりました。
いつ日と周はお互い好きな人がいる(つまり恋愛感情なし)で結婚するので、当然ラブラブ!溺愛!とかじゃないのですが、それがとても良いです。
二人の信頼関係ができる積み重ねを丁寧に描写しているので、よくある溺愛もので何でそこまで好きになった?それまでの思い出は?みたいなのがまったくないです。
全然エロさとかないけど、それがとてもよいです。
じんわりと二人の関係が深まっていく、それが本当に最高オブ最高に美味しいです。
いつ日を意識しだした周が可愛い。
クールイケメン年下男子の赤面は尊いですね…。
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