グッさんたちの青春が超合本して再登場!
制作:きりぽよ(シーモアスタッフ)
実写映画化、アニメ化もした殺さない殺し屋「ファブル」を描いた鬼才・南勝久(みなみかつひさ)先生がおくる大阪を舞台にしたナニワの走り屋の物語。「環状族」といって、大阪市内の阪神高速道路1号環状線で制限速度を超えて走ることに浪漫と情熱を抱く人たちを指す言葉なので、決して公に真似は出来ないアウトローな行為だが、実は作者自身も環状族で、その体験がリアルに活かされている青春群像劇でもある。そうした背景もありながら、本作の魅力はなんといってもクセ強なキャラたち。スケベな坊主頭のグッさん、貯金箱ハゲのマーボ、肥満童貞でAVマニアのヨネ、100人抱きたいプレイボーイのトモなど。いずれも魅力的なキャラたちが超合本版として、一気読みできてしまうオススメ作品です。読み終えた頃にはきっと走りたくなってるかも?!