1巻を読んだ後8巻まで笑ったり泣いたりしながら一気に読んでしまいました。ほのぼのするとか癒やし等のレビューが多いですが、確かにそうなのですが、読み進めていくとかなり深い内容で、そして怖いです。今まで極道モノはヤクザが溺愛系の「こんなヤクザは
実際にはいないよな」と思う物が多かったのですが、そしてこの作品もそうではあるのものの、暴力的な面が結構多く。霧島も杉原も、組長もその周りのヤクザさん達も、皆んな人をたくさん殺めているのだろうな…それ以外にも裏社会で起きることをこの人たちもやっているんだよな…と考えを巡らせてしまう作品です。怖くて夢でうなされてしまいました。人を散々殺めている人たちが身内の命は何が何でも守ろうとする。怖いものときれいなものとの間で揺れ動く霧島の思いを勝手に想像し、どっぷりハマってしまいました。霧島の過去をもっともっと知りたいし、もちろんほのぼのとした話もたくさん読みたいので、どうか長く、長く長く続いてほしいです。“みーちゃんと霧島”は腹がよじれる程笑いました。
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