とまず最初に声高に叫びたい作品。久しぶりに再読。推しの作家さんの1人。
この作品に限らず先生の作品全般に言えることだが、言葉センスの巧みさ。面白く笑えて、でも何故か切なくなるワードが思いつく、本当に個性的で稀有な作家さんだと思う。面白くて
心が温かくなるのに、何故かいつも胸がぎゅーっと切なくなって泣きそうになる。小さい頃夕方、帰りのチャイムを聞きながら夕焼けを見て物悲しくなった感情と似ている。語彙力無くてすみません。
とにかく大好きな作家さんなのだが、こちらのシリーズ4作目にもなって凄いことになってきましたね!番外編は9冊も出てるし。4作目には新しいキャラ2人も出てきて、そちらのCPも魅力的で今後の展開がますます気になります。
個人的には小林くん→→→山本くんサイドの激重愛ベクトルが大好きで、あんなイケメンマッチョがずっと山本くんと酒しか見てないのが本当ツボ。それもクールな眼差しで時々照れたりして最高。もちろん、無自覚天然人たらしの可愛いけど、実はかなりの漢前な山本くんも好き。
ただ、この作品の唯一の注意点は、読む時間を考慮すること。お酒がめっちゃ呑みたくなります笑。
そして、重い実作品全部に共通している、ラストに描かれる登場人物の寝てる時の様子…最高過ぎやしませんか…?よくこんなの思いつくな〜って本当その発想とシュールさめちゃくちゃ好きです。
欲を言えば、こちらの作品大好きだしずっと続いて欲しいですが、そろそろ先生の違うテイストの『ビッ◯なスズキくん』や『おおきい小竹〜』みたいな哀愁漂う作品もまた読んでみたいな〜と思っています。
結論、この作品を要約すると一言…最高だーーーーー!!
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