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【特典付き合本】花廓(3)

鈴代

（4.8）投稿数80件

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作品内容

★特典は描き下ろしあとがき★「誓え、これからもずっと一緒だ」廓から逃げ出した藤丸（ふじまる）は、京吾（きょうご）と固い誓いを交わす。ところが、店の手のものが彼らを血眼になって探し回っていて――…。　【本作品は単話「花廓」第9夜～第11夜を収録した電子合本版です】

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遊郭・花魁(BL)

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作品情報

ジャンル

： BLマンガ

遊郭・花魁(BL) / 電子特典付き

作品タグ

：幸せな気持ち / 絵が綺麗 / 華やかな世界

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：シガリロ

雑誌・レーベル

：シガリロ

シリーズ

：花廓シリーズ

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2020年1月10日

ファイルサイズ

： 26.3MB

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

花廓【合本版】のレビュー

平均評価：4.8 80件のレビューをみる

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高評価レビュー

みはるぴょんさん

(女性/50代) 総レビュー数：2795件

作家さん渾身の作品・・でした(^^

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 没落貴族の坊ちゃまで遊郭に売られた藤丸（今や花魁）と、一緒に連れてきた奉公人：京吾との・・・命をかけた大恋愛・・・ですね。
内容は王道・・なのかなと思うのですが・・・・設定や背景などの作り込みが素晴らしくて、この作品の世界にどっぷりと浸かる事が出来ました・・・はぁ・・・暫く放心状態になるくらい、激しくて美しい純愛でした(^^
強い意志を持った眼差しを持つ主人公：藤丸が・・・美しいけれど女性っぽくは無く、ちゃんと漢感をもって描かれていて、でも色っぽいんですよね・・・✨近くに居るのに触れられない・・・京吾の禁欲姿も・・・切なくて色っぽかった(^^なんせ喜怒哀楽の表情が凄く豊かで上手いんです！元々「ふたりのαに娶られて」を読んで好きになった作家さんだったのですが、あの作品も切ない表情とかホント上手くて感情移入してしまったんですよね・・・。
２人も切ないけど、独占欲丸出しの客：景虎も結構切なくて！・・好きなのに自分のモノにならない・・どんなに求めても、贅沢をさせても、心は京吾を想う藤丸・・・・ある意味景虎も可哀想な人、でしたね・・・。
遊郭には哀しい物語が似合います・・・でもそんな中でも小さな幸せ、一筋の光を見たいんです。そんな感動の作品・・とてもドラマチックでした！

10件

2021年11月3日

たたたたさん

(女性/30代) 総レビュー数：228件

泣いた

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。作者様の他の作品は全て読んでいて、こちらは表紙の攻めがあまり好みに感じられず読んでませんでした。後悔です…
作者様のかく一途で色気がすごい攻めが大好きです。今回の攻めも色気がすごい…！しかも大変一途でして…途中当て馬にくわれてしまうのではと心配しましたが大丈夫でした。素敵です。
花魁のお話は切なくて苦手なんですけど、こちらもとても切ない…けど攻めの一途さと受けの美しさ、ふたりの健気な愛が本当に良かったです。
かなりしぶとい当て馬が出てきます。途中鬱陶しいな…！と思ったんですけど彼なりに本気で愛してたんだなと思うと少し可哀想な気持ちにもなりました。攻めのこと殺さないでくれたし悪いやつではない…
最後の攻めが迎えに来てくれて擬似的な行為のとき思わず涙が出てしまいました。迎えに来てくれてからのえちも見たかったけど、この終わり方が一番きれいでよかったな。髪の毛の伸びた攻め、より一層色気がだだ漏れになってしまい困ります。
純愛でした。途中すごく辛いけどハッピーエンドです。絵も本当に綺麗で攻めも受けもものすごく美しいので是非読んでもらいたいです。

1件

2022年9月22日

白雲さん

(女性/－) 総レビュー数：535件

ハピエンで良かった…！

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みから全巻購入。切なくて泣けました。どんな時でも強気な藤丸が京吾にだけは可愛くなり甘えるのも、何も望まぬ控えめな京吾がずっと藤丸だけを欲していたのも切なかったです。

藤丸に執着した景虎に身請けされ10年が経ち、弱って長くないと言われる藤丸。どんなに愛されても京吾以外の愛など藤丸にはなんのよすがにもならなかったのですね。気を失ったあと京吾の腕の中で目を開けた時、目前の京吾を信じられないといった表情で見た藤丸に涙しました。

雪の降る日に京吾が迎えに来て最後で一緒に梅を見ていたということは、一月位で随分回復したということですよね。どれだけ体を繋げても藤丸と心が通い合うことはなかった景虎、数えるほどしか抱き合っていないのにずっと心は繋がっていた京吾、が対照的でした。お金で何でも手に入れたり嫉妬で梅の木を折るような性格を変えない限り景虎は一生京吾には勝てないでしょうね。
病は気から。二人にとっても漸く冬が終わり春が来たのだと思います。藤丸は元気になり、これからはずっと毎年京吾の傍で梅を見れることと思います。

4件

2023年3月2日