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BLマンガ
毒王は棘姫を寵愛する
1巻完結

毒王は棘姫を寵愛する

660pt/726円(税込)

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作品内容

他人に触れられると身体に激痛が走る奇病のため、温もりを知らぬまま孤独を生きてきた会社員の織部。薬や通院の甲斐もなく、藁にも縋る思いで毒物研究をしている准教授・鰐淵をたずねるが、なぜか鰐淵に触れられると痛みを感じない。初めて他人に触れられた織部は恋に落ちてしまうが?

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作品ラインナップ  全1巻完結

レビュー

毒王は棘姫を寵愛するのレビュー

平均評価:4.5 124件のレビューをみる

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高評価レビュー

恋をしたくなる美しいストーリー
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ あま〜い!(//∇//)
ARUKU先生の作品の中でも、そこまでハードではない作品です。主人公の織部は、目には見えない棘が刺さっていて、人と触れ合うことができない持病に悩まされていた。ある日、毒王と呼ばれる准教授鰐淵の元を訪ねると、彼にだけ痛みを感じなくて…。孤独だった2人が、人の温かさや人を愛するということを知る美しいストーリーです。

今回は、人には理解されない病気との闘いがテーマとされていて、すごく共感しました。理解されない悲しさや当たり前のことができない苦しさ、1人で生きていくしかないんだという諦め、そして孤独…。症状は違えど、こういう苦しみを抱いている人はたくさんいるんじゃないかと思います。この作品は2人の出会いから終盤前まではずっと甘くて温かくて、愛を着実に育んでいっているのですが、お互いの孤独を埋めて、本当の自分の気持ちに気づき、遠慮することなく愛し合うにはやはりこれだけかかるだろうなと。このまま終わるかと思いきや、最後の最後で驚きの切ない展開が待っていて、さっきの甘々はどこ行ったんだ!(゚o゚;;と焦りましたが、大きなハッピーエンド待ってました〜。ほっ(*´꒳`*)

ARUKU先生さすがですね〜!ストーリーの素晴らしさは言わずもがなですけど、上げ下げのバランスが本当最高すぎる!!始めはいつもよりサラッとしているような印象も若干ありましたが、なるほどそういうことか!と分かって、すごっ!!ってなりました。
ワニさんの横柄さや俺様高めも、嫌らしさは全くなくてただただかっこいい(≧∀≦)加えてどんどん人間らしくなっていくのも心惹かれましたし、彼らを取り巻く脇役達も良い役割を果たしていて、みんな好きでした。

そして先生の作品での醍醐味の一つでもあるエロの美しさ!しかもちゃんと想いが通じあっての濃厚なやつ、たくさんあります。もう綺麗すぎて何度読み返したか分かりません!幸せや〜(//∇//)先生ありがとうございます!

恋の力のすごさを感じられる美しい作品です。自分だけなんじゃないかと不安になったり、誰からも理解してもらえないと思った時、ぜひ手に取ってほしい。
いいね
20件
2023年3月13日
意外に現実的
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU沼に落ちて早数日…片っ端から既刊を読み漁っています。
そして「雨傘」「昨日君」「嫌い大嫌い」など快作が続く中で最も印象を裏切られたのが、この作品…いやメルヘンちゃうんかい。
「王」に「姫」などといかにもなメルヘンタイトルを真っ向から裏切る、科学的根拠に基づいていそうなオチに仰天しました。

人との接触により皮膚に棘が刺さるという謎の病に悩む美形リーマン×毒に詳しい俺様医者。
織部は原因を突き止めるべく病院を転々としていたが鰐淵という異色の医者にだけはなぜか触れることができ、織部は鰐淵を鎮痛剤がわりに、鰐淵は人に興味を持てない自分を検証する体で利害関係から交際がスタート。
いざ付き合いはじめたらいろいろと相性が良くキスもエッチも盛りだくさんの激甘な幸せに浸る2人だが、織部はある治験を受けて以来再び病に悩まされるように。
負担にならないよう鰐淵と別れる決心をし、愛おしそうに寝顔を見つめる織部。その表情がどうしようもなく切ないんだ…
それから病気の原因を突き止めた鰐淵が織部の後を追う胸熱展開にわたしの目頭は熱くなり、職がなくなるかもしれないのに鰐淵の背中を押した地味な助手には満点をあげたくなった。

というわけで、織部が精神的に病んでいるから“棘“が具現化したのかと思いきや、普通に薬で抑えられる病だったというまさかの物理オチ。
じゃあ何で薬も飲んでいないのに鰐淵だけは大丈夫だったのか?というモヤモヤは「運命」という便利な濁しでめでたしめでたし。

お目めキラキラで絡み合うシーンが壁画っぽいのはご愛嬌。脳内エロフィルターでいくらでもカバーは可能です。
おまけにARUKU作品に登場する女子はキレッキレに嫉妬深くてたいてい性格が歪んでいるのだけれど、この作品に登場する女子は漢前。織部はじめARUKU作品の主人公は、お相手のダーリンはもちろんのこと手強い醜女をも浄化するから末おそろしい。

※ちなみにわたしはこの作品で「博覧強記」という四字熟語を知りました。
先生の作品はエモーショナルなうえ勉強にもなる。
いいね
1件
2024年10月14日
恋の代弁者のような作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ その人のことを一日中考えてしまうとか、傷つくのが怖いからあまり好きになり過ぎないようにしようとか……分かる〜っと思いながら読んでました。

作家買い。
他人に触れられると激痛が走る奇病を持つ会社員(受け)が、何故か毒物研究をしている准教授(攻め)にだけは、触れられても痛みを感じないことから始まるラブストーリー。

受けが可愛い女の子に見えたりでろでろに甘えたりしてるのが気になるけど、それ以上に実は攻めは人を愛したことが無くて、受けが火災に巻き込まれて失ってたかもしれないと気付いた時にようやく好きなことに気付く……やっと終盤で月をバックにして受けがずっと待ち望んでた「好き」と言ってくれたこの場面が切なくてグッと来た。ここまで溜めてたんだから簡単に言う「好き」とは重みが違いますよ。

ラスト准教授の席を投げ打って、寂れた病院に受けに会いに来た攻め。今まで人と触れ合うことで痛みを感じ孤独だった受けと、人を愛したことが無かった攻めの2人の恋が、愛に昇華して対等な関係になったように見えて凄く良かった。受けの想いが報われた気がした。

また、ARUKU作品定番の童話みたいなラストの文章も良いんだよなあ。あと、ナイスアシストの助手くんも!
安定の買って良かったです。
いいね
1件
2023年10月10日
いつもドキドキしながら読む
こちらの先生の作品好きなんですけど、時々とても読んでいてしんどくなる作品があるんです。それはなかなか評価を読んでみてもあらすじを読んでみてもハッピーエンドだと書かれていたとしても、それが自分に合うか分からない。最後まで読んでみないと分からない。もう少しで大円団!とワクワクしながら読んでいても最後の最後で、猿喰山…のように「えーーっ」と思考停止してしまうものもあるし(ハッピーエンドらしいけど)。何度も購入を迷って本当に良いのか自問自答を重ねながらエイヤッと購入するのですが…。今回は攻めさんがちょっと(いつものように)傲岸不遜でしたが(嫌いじゃない)、しっかり受けさんを好きで合法的(??)に行動していて医師という立場なのでさほどクズさもなくホッとしました。エロシーンはいつものように不自然なポーズで肩の一点で支えてたりするのでちょっと笑ってしまいますが寓意みたいなものだと思っています。最後の病院の風景がちょっと「嫌い大嫌い…」のラストの風景と類似している印象だったのでひょっとして同じところだったら面白いな、とおもいましたが、あちらは昭和が舞台なのでそれはないですね、残念。
いいね
2件
2022年2月11日
孤独な二人のシュガバタマーガリンな恋
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 他人に触れられると棘が刺さるような激痛を感じてしまう織部くんと、その治療の為に出逢った鰐淵先生との甘くてハッピーなお話です。他人との肉体的な接触が苦痛でしかなく、恋愛はもちろん深い心の交流もずっとできなかった、棘のお城に一人ぼっちで住む織部くんが、触れられても痛みを感じないだけではなく、さらに痛みの棘が抜けてゆく感覚を生まれて初めて味わったのが鰐淵先生でした。そのまま一直線に恋へと突っ走る織部くんと、いとも容易く織部くんの恋心を受けとめてくれる鰐淵先生。でも、実は鰐淵先生もまた、他人を愛することが出来ない、織部くんとは違う形の孤独なお城の城主でした。一人ぼっちだった二人が恋人となって過ごす、昼間の公園でのお弁当デート、明け方の湾岸での二人だけの散歩、満月の夜のお誘い、海辺で拾う貝殻の指輪、甘くてキュンキュンします。鰐淵四兄弟プラス母の出演も楽しかったです。
お互いにお互いしかない、甘くトロけるシュガバタマーガリンなお話、とっても癒されました。
いいね
6件
2020年12月1日

最新のレビュー

うーん
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買い。今回はハマらなかったかな...棘の理由が分かったのはよかったけど、攻めにだけ無効でいきなり棘が戻ってきたのはご都合主義だったかな。いつもよりドラマチック度が薄めでトントンと二人の関係が進んだ気がします。最後の最後だけ波乱が起きて早足で回収なので肩透かしを食らった感じがありました。
いいね
0件
2025年3月12日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

孤独に触れる唯一の人
制作:コーヒーマニア(シーモアスタッフ)
人に触れられると激痛を感じる病のせいで常に孤独な織部と、毒物研究者・鰐淵のヒーリングラブ。ARUKU先生お得意の健気で色恋に不慣れな受けが本当に可愛い…!俺様ですが織部を心から愛するようになる鰐淵のスパダリさも見どころ。病に引っ掻き回される二人の運命には涙せずにいられない…そんな一冊です。

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