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わが家の母はビョーキです 1巻

中村ユキ

（4.8）投稿数25件

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作品内容

母が精神科に通い始めたとき私はまだ4歳でした――。これは、精神病にかかったお母さんを持つ、著者の実話を描いたエッセイです。病名は｢統合失調症(トーシツ)｣。昔は｢精神分裂病｣と言われていたこの病気、なんと100人に1人の割合で発症しています。これはがん患者と同じ割合です。でも、どうしてあんまり聞いたことがないのでしょうか。その裏には家族のやりきれない想いがあったのです……。著者とお母さんの心と心のぶつかり合い、通じ合いがリアルに胸に迫る、31年間の想いが詰まった感動のエッセイ!

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わが家の母はビョーキです 1巻

450pt/495円(税込)

母が精神科に通い始めたとき私はまだ4歳でした――。これは、精神病にかかったお母さんを持つ、著者の実話を描いたエッセイです。病名は｢統合失調症(トーシツ)｣。昔は｢精神分裂病｣と言われていたこの病気、なんと100人に1人の割合で発症しています。これはがん患者と同じ割合です。でも、どうしてあんまり聞いたことがないのでしょうか。その裏には家族のやりきれない想いがあったのです……。著者とお母さんの心と心のぶつかり合い、通じ合いがリアルに胸に迫る、31年間の想いが詰まった感動のエッセイ!

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作品情報

ジャンル

：女性マンガ

人間ドラマ / エッセイ / 医療 / 広告掲載中

出版社

：サンマーク出版

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2012年8月28日

ファイルサイズ

： 44.8MB

出版年月

： 2008年11月

ISBN

：

9784763198716

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

わが家の母はビョーキですのレビュー

平均評価：4.8 25件のレビューをみる

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高評価レビュー

みはるぴょんさん

(女性/50代) 総レビュー数：2794件

コミカルな画で、壮絶な半生

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 統合失調症のお母さまとのお話を描かれていますが・・・
作家さんの幼児期からの半生を想うと本当に大変で、よく今まで頑張ってこれたな
っていうのが一番の感想です。
罹られてるお母さまご本人も、とても辛い時期を何十年も過ごされてきていて
幸せな時間ってホント少なかったんじゃないかしらって思うと
悲しくなりますが、でも、このように漫画にして世に出す事で、もし
同じ境遇の方や身内の方達がこの病気についての知識や対応の仕方や、病院の調べ方等々・・参考になり、心の負担が少しでも軽くなるならとてもステキな事だと思います。

認知症でも言える事ですが「相手の言っていることを否定しない」「話を穏やかに聞いてあげる」などなど、長年一緒に居る家族にはかなり難しい事で、解っちゃいるけど・・・的な事もありますよね・・・寄り添う側にもケアが必要なのは、どの病気に関しても同じなのかな・・なんて思ったりします。なるべく閉鎖的にならないことが長く続けるコツ？対処法ですよね、としみじみ思いました。
とにかく、タキさん（旦那さん）の存在もユキさんとお母さんがとても救われた事は間違いない・・・親子で同じトコグルグル回っていたところを、優しく大らかな心で解してくれて「みんな違って、みんないい」ってこのことだよな～って改めて思いました。

タキさんだけではなく、人との巡り合いって有難いなぁと、この漫画を通して深く思いました。そのためには沢山の人との「出会い」が大事ですね(^^
じつはこの作品「～2」も存在しているのですが・・・シーモアさんには無いみたい・・・もし見つけたら是非読んでみてください(^^
トーシツの人も、そうでない人も、色々と考えさせられる内容になっています。

1件

2024年3月20日

かれんあんなさん

(女性/50代) 総レビュー数：207件

よく頑張ったと……

ｶﾗｯと明るいﾀｯﾁで描かれていますが、
内容はﾍｳﾞｨｰです。

お母さんの辛い生い立ち、
苦悩の結婚生活、
そして発病…

幼いﾕｷさんが
どんな思いで支え続けて
来られたのかを考えると
暗澹と…。

私ならもっともっと
ひどい事を口走っただろうし、こっちがｷﾚていたでしょう。

それを10歳の女の子が
自ら宗教に入信するなんて
涙が出ます。

鬱はﾎﾟﾋﾟｭﾗｰになってきたようですが、
統失はまだまだですもんね

なかなか娘の立場からの
半生を著したｺﾐｯｸは
ないでしょう。

法律や支援のｼｽﾃﾑなども
たくさん紹介されています

こういう事こそ
おっ❗いい事に税金使ってるじゃん✨
という気がします。

ﾀｷさんと御結婚されてから
お母さんもﾕｷさんも
楽になられたようで
本当に良かったです。

1件

2014年1月11日

タンゴさん

(男性/50代) 総レビュー数：1件

知るための第一歩に

この病気と生きている友達から勧められて読んでみました。
統合失調症の家族と共に生きることの大変さがよく描けているとの評価でした。
可愛らしい絵がオブラートに包んでいますが、凄まじい現実を赤裸々に伝えてくれる作品です。
何も知らずに接していたのだと恥ずかしく思いました。
厳しい現実を提示するだけでなく、正しい診断と投薬があれば、寛解の可能性があることを教えてくれました、また、この病と共に生きていくマニュアルブックにもなっています。有利な社会保険制度や行政サービスの支援を受けるための具体例を実に分かりやすく紹介しています。御自身や御家族で苦しんでいる方があれば是非ご一読ください。

1件

2019年10月7日

ぱるにゃんさん

(女性/30代) 総レビュー数：2件

この病気

私の母もなりました。あー、こんな事あったなーと読んでいて辛くなってしまいましたが、絵のタッチがとても優しいので全部読むことができました。暴れることを「祭り」と表現していたのには涙が出てしまいました。患者を見てる側としては恐怖以外のなんでもないですからね。
母は社会復帰までできるようになり、普通の人と同じようになりました。
精神病というものはまだまだ社会の理解が少ないもので、孤立してしまうことがあります。
軽快なタッチで漫画としてこの病気を紹介してくれた作者さんに尊敬の気持ちでいっぱいです。

25件

2010年7月9日

るきあっすさん

(女性/50代) 総レビュー数：11件

泣いてしまいました

涙でなんと書いて良いのかお母さんも辛かったのがひしひしと伝わり幼い作者さんが、お母さんに生きていてくれるだけでいいからもう号泣しました中々家族が精神障害を理解しようともせず家族から罵倒されてる人達が多い世の中で長い月日がかかっても理解しようとした作者さんそして理解出来てなくても本能的に母親を守ろうと必死だった事に感銘しましたお母さんも辛かったでしょうに面白おかしく書いてある作風ですが凄く奥の深い作品でした

4件

2012年3月6日